独立行政法人の都市再生機構(UR)は25日、市街地に商店や行政などの機能を集約する「コンパクトシティ」整備の支援制度で12都市を選定したと発表した。選ばれた函館、水戸、宇都宮、新潟、富山、松本、岐阜、浜松、富士、高松、山口、久留米の各市はURと協力して年度内をメドに応募内容の具体化に向けた調査を進める。
高齢化が進むなか、コンパクトシティは効率的な街づくり策として注目されている。URは自治体に不足する細分化した土地の権利調整のノウハウや、低利での資金調達などを通じて、選定した自治体を支援していく。
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