こんにちは。
このブログは『あなたの"ふつう"をあつらえる』未来食堂が開店するまでの日記です。
(OPEN予定は9月13日)
事業計画書
タイトルのとおりです。二言はありません。
未来食堂の”事業計画書”を、全文公開します。
売上予想からコンセプト実現可能性まで、全てご覧いただけます。
目次は以下のとおりです。
事業目的~アイデアが生まれてきたストーリー
事業内容~業種・業態、特徴
市場環境~顧客の状況、競合の状況、今後の見通し
ブランドデザイン
利益計画
競争優位性
コンセプト実現のための取り組み
サブサービス
なぜ公開するのか
飲食業界のオープン化を願うから
IT業界ではオープンソース(OSS)という概念があり、この概念こそがIT業界を迅速により良く発展させた根幹だと私は考えています。
オープンソースとは、ソフトウェアの設計図にあたるソースコードを、インターネットなどを通じて無償で公開し、誰でもそのソフトウェアの改良、再配布が行えるようにすること。
オープンソースとは|OSS|open source - 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
オープンソース - Wikipedia
”無料”(フリー)であることが重要なのではありません。可視性高く、他人も成果物に対して意見できる透明性(オープン)が根幹です。
OSSについて語ると長くなるので避けますが、自分がIBM・クックパッドでエンジニアとして勤務していた頃、この思想をとても好ましく思っていました。
飲食店で修行を始めた時や、お店をやろうと計画建てた時、一番何とかしないといけないと思ったのは、この不透明でクローズドな飲食業という業態でした。
勿論私は飲食店コンサルタントではないので、業態自体を大鉈振るって変えていくわけではなく、ただ、少し先にいるIT業界の考え方を、いわば鎖国された世界に持ち込もうと決めたのです。
勿論まずは、私自身が結果を出さないといけない。
つまり未来食堂の成功です。
未来食堂は、真似できないから
事業計画書を見せるというのは、いわば手の内を全部明かすということです。
ビジネスはコンセプトが命というのは、誰しも同意できると思います。なのになぜその命を安々とコピー可能な状態に持って行くのか。
それは、未来食堂の真似をすることは不可能だからです。
これについては件の事業計画書から引用させて頂きます。
”あつらえ”が広まることにより、”あつらえ”の表層的なところだけ真似する飲食店は出てくるかもしれない。しかし周りがどうであろうとも未来食堂は”未来食堂らしさ”を失うことはない。
未来食堂にある真の願いは「誰もが受け入れられ、誰もがふさわしい場所を作ること」である。この思いから出てきた一例が”あつらえ”であり、表層的なところだけ真似されても十分に差別化できる。
あつらえも、まかないも、事業計画書公開も、GitHubによるHPリソース管理も、全ては表層であって、コアの部分では真似できないと考えているからです。
…とはいっても、本当に緊張します。
本当に先を行けるのか。
こうやって手の内をぜんぶ明かして、それでも追いつかれないでいられるのか。
でも、変えていくと決めたのだから、自分が身を持って示さないといけません。
ご覧いただきありがとうございました。いつか、お会いしましょう。
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