中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 大リーグ > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【大リーグ】

田沢4失点6敗目 自己ワースト6被安打

2015年8月25日 紙面から

◇ロイヤルズ8−6レッドソックス

 田沢がまさかの4失点−。大リーグは23日、各地で行われ、レッドソックスの田沢純一投手(29)はロイヤルズ戦で6−4の9回に登板し、1イニングを6安打4失点で逆転を許して6敗目(2勝2セーブ)を喫した。ジャイアンツの青木宣親外野手(33)はパイレーツ戦に1番・左翼で出場し、左前適時打を放って5打数1安打1打点。チームは2−5で敗れた。マーリンズのイチロー外野手(41)はフィリーズ戦の6回に代打で一ゴロ。チームは0−2で敗れて3連敗。

 古都ボストンに降る霧雨が、田沢にとって涙雨となった。6−4の9回に登板すると、先頭打者に左越え三塁打。本塁で憤死し、ランニング本塁打にならなかったところまでは良かったが、ここから3安打などで2死満塁。ホスマーに外角球を左前に運ばれて同点とされると、さらにムスタカスにはファウル6球と粘られた末の10球目、94マイル(約151キロ)のど真ん中直球を右中間に運ばれ、逆転された。

 「全て僕が悪い。打たれたボールはどれも若干高かった分、逆方向に行っても、詰まってもヒットになった」。時事電などによれば、田沢は悔しそうに語った。

 被安打6は、救援転向から5年目で自己ワースト。8月は登板8試合で3敗を喫し、セーブ失敗も3度、月間防御率10・13の惨状だ。

 上原の離脱から抑えを任せているロブロ監督代行は「きょうはタズ(田沢)らしくなかったが、今後も9回にボールを手渡すつもりだ。今の彼は学習している段階」と守護神の継続を確約した。何とか自力でトンネルの出口を探すしかない。

 

この記事を印刷する

PR情報





中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ