全日空:羽田−大島運休へ 富山、小松線は減便検討

毎日新聞 2015年08月19日 19時42分

 全日本空輸と日本航空は19日、10月25日からの冬ダイヤを発表した。全日空は羽田−大島など国内3路線を運休する。北陸新幹線が延伸開業した影響を受ける羽田−富山、羽田−小松はそれぞれ1日6往復の現状を当面維持するが、減便を検討する。日航は羽田−小松の1日6往復を維持する。

 全日空が運休するのは、羽田−大島のほか、函館−中部、札幌(新千歳)−広島。このうち、函館−中部、札幌−広島はAIRDO(エア・ドゥ)が同じ路線を開設するのに伴い、共同運航によって顧客の利便性を確保する。羽田−大島は全日空の前身、日本ヘリコプター輸送が1955年に運航を始めた。最近は乗客数が低迷していた。(共同)

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