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【プロ野球】

DeNA、4連敗 延長戦は10連敗

2015年8月26日 紙面から

厳しい表情で戦況を見つめるDeNA・中畑監督(右)(池田まみ撮影)

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◇中日5−4DeNA

 中日が延長戦を制した。1点を追う7回に平田の左前打で追い付き、延長12回にエルナンデスの右前打で1点を勝ち越した。3番手・浅尾らリリーフ陣が無失点継投。祖父江がプロ初セーブをマークした。DeNAは救援陣が踏ん張れずに、4連敗を喫した。

   ◇

 涙雨にぬれ、逆転CSの夢が遠ざかる。DeNAが4連敗。12イニングで8投手を繰り出す総力戦も及ばず、今季の延長戦は1勝した後に10連敗。圧倒的な勝負弱さに中畑監督は唇をかんだ。

 「私の中では継投ミスと感じるところがある。逆転してムードが変わったのに、持ちこたえることができなかった。先発もそう。中継ぎもそう。(選手が)ミスをするのも、使っている私の責任だと思っている」

 勝つべき試合だった。先発が崩れ、大事な場面で救援陣が同点、決勝点を与える。指揮官が悔やんだのは7回だ。逆転して1点リードを奪った直後。三上−エレラ−山崎康とつなぐ勝利の方程式を崩してまで送り出した2年目の平田で追いつかれ、白星を手放した。

 内容は関係ない。勝たなければ意味がない時期に入っている。6連勝を狙って臨んだ6連戦の初戦を落とし、最下位の中日とはわずかに2毛差。「よく頑張ってくれているけど、今は負けたら終わり」。キヨシ節も重く沈んだ。 (井上学)

 

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