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箱根山 新たな避難計画まとまる
8月26日 7時31分

箱根山 新たな避難計画まとまる
神奈川県の箱根山の新しい避難計画がまとまり、噴火警戒レベルが4以上に引き上げられた場合には大涌谷から半径2.1キロを目安に立ち入りを禁止にするほか、周辺の自治体に対しては避難者の一時的な受け入れの協力を求めるとしています。
大涌谷でごく小規模な噴火が確認された箱根山では、地元の箱根町が大涌谷周辺の半径およそ1キロの範囲を立ち入り禁止にしています。町は24日、火山活動が落ち着いているとして立ち入り禁止区域の一部を解除しましたが、万が一の事態に備えるため、これまで策定していなかった噴火警戒レベル4以上の新しい避難計画をまとめました。
計画は噴火警戒レベルが4以上に引き上げられた場合、大涌谷から半径2.1キロを目安として避難指示を出し立ち入りを禁止するとしています。そして大涌谷からおよそ8キロ離れた箱根湯本地区に5か所の避難所を開設するほか、小田原市など周辺の自治体に避難者の一時的な受け入れの協力を求めることにしています。
観光客への対応としては宿泊施設や自治会の担当者が車を使って避難させるほか、公共交通機関が止まった場合は町がバスを用意してふもとの駅まで送る計画です。
新しい避難計画は26日開かれる火山の防災対策を話し合う協議会で正式に決定される見通しです。

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