08月25日 08時05分
23日札幌市の円山動物園で、オスのシマウマが新しい飼育スペースへの移動中に突然死に、解剖の結果移動のストレスによるショック死の疑いがあることがわかり、動物園でさらに詳しい原因を調べています。
23日午後6時半ごろ、札幌市の円山動物園で、グラントシマウマのオス「飛馬」を、園内に新しく建設された『アフリカゾーン』に移すため、木製のおりに入れて移動していたところ、「飛馬」が突然倒れ、死にました。
死因を調べるため、北海道大学で解剖したところ、けがや病気は確認されず、移動のストレスによるショック死の疑いがあることがわかりました。
動物園では、「一般的な方法で移動させた。神経質な動物だが、途中で暴れる様子もみられなかった」としています。
動物園では、さらに詳しい原因を調べるともに、ほかの動物を『アフリカゾーン』へ移動するにあたって、現在の移動方法で問題が無いのか検証を行うことにしています。
円山動物園をめぐっては先月25日、マレーグマが死んでいるのが見つかった問題を受けて、すべての動物の管理体制を見直すよう保健所が勧告しています。
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