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動物園に改善策検討指示
08月25日 22時54分
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札幌市の秋元市長は記者会見で、動物の死亡が相次いでいる円山動物園について、「組織的なマネジメントが欠けていたのではないか」と述べ、抜本的な改善策の検討を動物園に指示したことを明らかにしました。
円山動物園では先月、飼育されていた絶滅危惧種のマレーグマのメスがオスに襲われて死んだほか、23日、グラントシマウマのオスが園内で輸送中に突然、死に、移動のストレスによるショック死の疑いがあることがわかりました。
秋元市長は25日の記者会見で、輸送作業は慎重に行われ、大きなミスはなかったという認識を示したものの、「再び市民の皆さんの大切な動物を失い、大変申し訳なく思います」と陳謝し、専門家による詳細な検証を行う必要があるという考えを示しました。
そのうえで秋元市長は、「組織的なマネジメントが欠けていたのではないか」と述べ、保健所の動物管理センターから勧告を受けてまとめる当面の改善計画とは別に、外部の専門家の意見を取り入れた、中長期の抜本的な改善策の検討を動物園に指示したことを明らかにしました。
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