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山口・下関 利用者虐待の福祉施設を処分へ
8月26日 4時00分

山口・下関 利用者虐待の福祉施設を処分へ
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山口県下関市の知的障害者の福祉施設で元職員らが利用者に暴力をふるったり、暴言を吐いたりした問題で、下関市は虐待が行われたことが確認されたとして26日、運営する社会福祉法人に対して、新たな利用者の受け入れを1年間、停止する行政処分を行う方針を固めました。
下関市の知的障害者の福祉施設、「大藤園」を巡っては施設内で職員が利用者に暴力をふるうなどの映像が明らかになり、元職員が利用者に暴力をふるったなどとして懲戒解雇されたほか、別の職員も利用者に暴行したり、暴言を吐いたりしたとして停職の処分を受けました。
下関市は障害者総合支援法に基づいて、ことし6月、施設の立ち入り調査を行い、その後も利用者や保護者への聞き取り調査を行ってきました。その結果、下関市は「元職員ら3人による虐待が確認された」としたうえで、「これらの行為は著しく利用者の意思や人格を踏みにじるもので障害者総合支援法に違反している」として、社会福祉法人に対し、新たな利用者の受け入れを1年間停止する行政処分を行う方針を固めました。
下関市は26日、正式に行政処分を決定したうえで記者会見を開いて詳しい内容を説明することにしています。

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