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【社会】100歳ジャーナリスト むのさん講演 「平和が大切」後からでは遅い百歳のジャーナリストむのたけじさんらが戦争について語る講演会「いま、戦争を考える」(DAYS JAPAN主催)が二十五日、東京都中野区のなかのZEROホールで開かれた。むのさんは「戦争が始まってから、平和が大切と言っても遅い。絶対に戦争させないの一点で頑張らねばならない」と、約五百人の聴衆に訴えた。 むのさんは「戦争は殺すか、殺されるか。この二者択一でみな自分が怖くなる。そして自分を捨ててしまう」と戦争の現実を伝えた。さらに「人類の対立、矛盾は戦争では解決しない」と対話による解決の必要性を述べた。 「SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動、シールズ)」メンバーの佐竹美紀さんも演壇に立ち「私が安全保障関連法案に反対するのは、人々の上に爆弾を落とすことを許すことになり、戦後七十年間平和を守った先人の努力を軽視しているから」と語った。「憲法九条を生かすのは政治家ではなく、国民の努力」と述べると、むのさんから「そうだ」と大きな声でエールが飛んだ。 このほか、映画監督の綿井健陽さんとフォトジャーナリスト広河隆一さんが、イラクで見た戦争の現実を報告。綿井さんは「戦争の現実を知らない国会議員たちが戦争のやり方を決めている」と政治家たちを批判した。 PR情報
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