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ニコ動で『デレアニ』19話 配信中!
ロックンロールイズノットデッド!!
ロックンロールイズノットノットデッド!!
いやー、あまりにもロックンロールだったので、アニメ本編と一緒に手持ちのサンボマスターとブルーハーツとゆら帝を3周してしまいました。それにしても、19話も良かったですよね!
見えない表情は「道を見失う」の隠喩であり、「みくから見て本心が見えない」の隠喩でもある。
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今回、(映像的にもトリックが仕掛けられてるようにも見えるんだけど)『李衣菜の迷い』って2パターンに見えるんだよね。つまり『1.*を本当に解散させて夏樹と組みたいという迷い』『2.あくまでも*の中で自分のロック、具体的なロック、「どうすればなつきちに近づけるのか」を探しているという迷い』。
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「1」の場合、終盤ライブでみくがミスした後のみくとのやりとりにおいて、李衣菜がみくに「解散なんてするわけ無いでしょ」って言ったのは、『心の中で、あの場でようやく二人でやっていく覚悟を決めた。「当たり前でしょ」みたいに言ったのは、李衣菜なりにみくを気遣った方便』と解釈できる。また、ラストの『にわかロック』ライブ直前に夏樹に「やっぱり私……!」って言ったのは「(夏樹と組みたかったけど)やっぱり私はみくとやって行きたい」と言いたかった となる。
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ただ、みくとのやりとり、あそこで方便を使えるほど李衣菜って器用じゃないと思うんだよねえ。やっぱり今回の李衣菜の悩みって、『冒頭でみくから言われた「自分だけのロック」を、*の中でやって行くという前提で探している』だと思うのです。海浜公園で夏樹の「お前には*があるもんな」という言葉に対し口篭ったのは「今まさに*の中でどうやって行くか迷い中(でもあくまでも『自分だけのロック』を探したいから相談はできない)」だったから。ラストの解散ライブ直前に夏樹に対して言い淀みながら「やっぱり私……!」と言いかけたのは「なつきちの誘いは嬉しいけど、やっぱり私はその手は取れない」だった……んじゃないかなあ。あの状況、李衣菜の立場からしてみれば、「*の居心地が悪いなら私と一緒にやろうぜ」って言う前振りにも見えるだろうし。
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兎にも角にも、李衣菜は今回迷いに迷う。「ロックって何だ?」「自分のロックって具体的に何だ?」。そして、その迷いは、最後にも具体的に解決できていないんだよねw 16話との対比として考えると、「キャラを辞めるのが正しいのかな」という迷いを、憧れのウサミンが晴らしてくれたみくとは逆。
でもそれでいいのかもしれない。迷いながらでも、惑いながらでも、「ロックは格好良い。ロックな自分になりたい」と進む李衣菜は最高にロックだ。ロックとはつまり「好きだと思った感情をまっすぐに表現すること」だからね。李衣菜のそんな姿が、みくを、そして夏樹をも導いた。李衣菜は夏樹に導かれ、夏樹もまた李衣菜に導かれる。李衣菜とみくもまた互いに導き合う。そして3人がそれぞれに前を向く。今回もまた美しい導き合いの物語だ。
(後光は『導き手』の象徴。6話のアーニャのように)
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純粋に自分のロックを追い求める姿は、既にして最高にロックだ。ロックの本質を突き、そして輝いている。あの夏樹を動かすほどに。李衣菜は夏樹のロックに憧れ、夏樹は李衣菜のロックに惹かれ、導かれる。16話のみくと菜々さんによく似た関係。
そもそも夏樹は、李衣菜を決して見下さない。実際には、夏樹が李衣菜のニワカっぷりにどの時点で気付いたかは明確な描写はないけれど(駐車場の段階で見抜いてたのかなあ)……
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受け答えがしどろもどろでも、ライブへの感想が素人丸出しでも、ギターが全然下手でも、全く「にわかロッカー」を見下さない。李衣菜を常に対等な友として扱う。夏樹のこういう初心者に対する態度って、ロックンローラーだろうがアイドルだろうがオタクだろうが色んな人が手本にするべきだけど、それ以上に、夏樹は『李衣菜が持っているロック』に惚れている。李衣菜はそれに気づいていないけど。二人のこの関係、実に青春していて熱いね。
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ステージに立つ夏樹と、それを見上げる李衣菜。単順に「憧れ」の描写だけれど、これもまた16話ラストの菜々さんとみくの関係に似ている。
そして
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この姿はもうロックスターのそれだろ! 今までずっと(多分これからもずっと)「にわかロッカー」だった李衣菜が、仲間の前でしっかりと、「ロックが好きなんだ、こういうのが好きなんだ」という気持ちを確かめ、表明し、そしてその裡にしっかりと持っているロックを表現する。見守るニュージェネの姿は11話と同じ。仲間の前でようやく自分のロックを体現できた。
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そしてそんなステージを、李衣菜が改めて「自分のロック」――即ちみくとの絆を確かめる場にした。
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同時に夏樹が、李衣菜とのコンビへの想いと、常務への誘いに対する想いをふっ切って「前を向く」「改めて自分のロックの方へ向く」場にした。
このギター一本だけのステージが、三重の想いが交錯する場になっている。熱い。格好いい。
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16話との比較で考えると、みくにゃんとウサミンの導き合い、だりーとなつきちの導き合いは、逆のようでやっぱり似ている。それは、11話で明らかになった「みくと李衣菜は真逆のようで似ている」という物語の続きでもある。
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今回、みくと李衣菜の成長は随所で描かれた。いつもの「ケンカ」のやりとりもちょっとずつ具体的になっているし、仲間からも「あの2人はああでなきゃ」という信頼を得ている。
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Pは、7話では「信じて待っていて下さい」、11話では「お二人を信じてよろしいのですね」と言っていた。でも16話では李衣菜が(Pを通じて)みくに「信じて待っているから」と信頼を示し、19話では逆にみくがPに「信じて待ってて欲しい」と言う。今回において、*の二人は確実に強くなっている。Pの介在なくして絆を確かめ合うレベルまで来ていた。
なので、今回、李衣菜も、そしてみくもまた足掻く。
(それにしても改めて見るとこの衣装クソエロいな)
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みくって、いつも自分の情熱に他者を組み込むんだよね。この子はいつも自分のためだけじゃなくて他人のためにも足掻く。5話じゃ「みくのデビューを約束して欲しい」じゃなくて「みく達のデビューを」と言っていた。7話じゃ「私はどうなるの」じゃなくて「この部署は」とPに詰め寄った。11話じゃ「もしPの意図に納得できなかったら、私より先に李衣菜ちゃんがデビューして」と言っていたし、15話でプロジェクトの存続が危うくなった時も「私はどうなるの」じゃなく「ユニットは」と言っていた。みくはいつも自分だけじゃなく他者へも強い想いを持ち合わせる。
今回もまた、「自分のせいで李衣菜ちゃんが迷っているかもしれない」「李衣菜ちゃんはこのユニットやめちゃうかもしれない」という想いから、自分に対し少し無理をする。それは17話の莉嘉や18話のきらりにも似て。
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見えない表情は見えない本心の隠喩。言葉をぶつけ合わないから互いの意図を察し合えない。動きや構図は11話冒頭にも似ているけど、その関係性はそれ以前に戻ってしまっている。
舞台上でもなんか合わない。振付が二人で微妙にずれている。
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そしてあまつさえダンスアクシデント。息が完全に合っていない。
みくが李衣菜のことをキャンディアイランド組に聴いて回る時の花は
と、みくもまた惑い足掻く。
それは、仕方ない部分もあるんだけどね。今回、みくが「李衣菜ちゃんがいなくなっちゃう!」と思い込みやすいように。そして同時に視聴者がみくと同じ想いを懐きやすいように、まるで叙述トリックのように仕掛けられた演出が散見される。
「"背中合わせ"でにっこり」もそうだし、平坦な構図にしてみくと李衣菜の距離は強調されるし、14話よろしく縦線を入れまくって二人の分断を強調するし、李衣菜の背中には暗闇があるし、何より表情が見えない。
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ここでは李衣菜は嘘をつく。「平気だよ、迷ってないよ」と。まあ、あっさりバレるわけだけど。でも、みくにとってみれば、嘘だって解るからこそ李衣菜の本心が見えない。故に、みくは迷う。そして足掻く。李衣菜と同じように。李衣菜のために。
そんな二人の迷いを払ったのも、15話以降のテーマ、『いつもやってること、自分にやれることで一歩進む』だった。
みくが「本当はみくなんかより……」って言った瞬間の李衣菜の表情がいい。「こんな想いをパートナーに背負わせていたのか」という、自分を責める表情。
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みくが「李衣菜ちゃんのために、みくが頑張って最高のユニットにしなきゃ」と言った瞬間もいい。「みくが、じゃなくて二人で、だ馬鹿」という表情。BGMは『夢色ハーモニー』のギターアレンジ。「繋いだ両手は離さないで/明けの星追いかけて」
「いつもやってること、自分にやれること」――16話では「みくにゃんとウサミン(ネコミミとウサミミ)」、17話では「小物に貼ったシール」、18話では「お菓子とクローバー」。いつもの事、ずっとやってきた事、これまで培ってきた個性、それが新たな自分に会いに行くための一歩を踏み出させる力に、前を向くための力になる。今回は「二人のケンカ」だった。
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「ロックと思ったらそれがロック」
4話や11話でのあの『ニワカ丸出し』の一言を、『これぞロック!』まで昇華するの素晴らしすぎるでしょう!!
自他ともに認める『いつものケンカ』、言い換えれば『想いのぶつけ合い・確かめ合い』で、二人して前を向く。「李衣菜ちゃんのこと大切、ずっと*でやって行きたい」「私だってみくちゃんのこと大切。ずっと*やるって言ったでしょ」という『ケンカ』が、今回の『いつもの事』だった。同時に、李衣菜の側から「そんなに焦らせたのは自分のせい」って反省できるようになったのはちょっぴりの成長かな。
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ウサミンも交えて、新たな「小さな星」。ロックな物語はここで終わりじゃない。この四人はこれからどんな騒動を起こしていくのかな。
というわけで、隅々まで『ロック』なお話でした。ウサミンさんも十分過ぎるほどロックだからね?
それでは、佳きアイマスライフを。
ロックンロールイズノットデッド!!
ロックンロールイズノットノットデッド!!
いやー、あまりにもロックンロールだったので、アニメ本編と一緒に手持ちのサンボマスターとブルーハーツとゆら帝を3周してしまいました。それにしても、19話も良かったですよね!
○李衣菜は何に悩んだか
今回の19話は、基本的には15話から続くテーマ「お互いに導き合い」「個性を輝かせて」「前を向く」を下地にした上で、11話の続きとして、みく回であった16話と対比される回だ。でも、今回、李衣菜は『なつきち』という目標を得たにも関わらず惑うんだよね。見えない表情は「道を見失う」の隠喩であり、「みくから見て本心が見えない」の隠喩でもある。

今回、(映像的にもトリックが仕掛けられてるようにも見えるんだけど)『李衣菜の迷い』って2パターンに見えるんだよね。つまり『1.*を本当に解散させて夏樹と組みたいという迷い』『2.あくまでも*の中で自分のロック、具体的なロック、「どうすればなつきちに近づけるのか」を探しているという迷い』。

「1」の場合、終盤ライブでみくがミスした後のみくとのやりとりにおいて、李衣菜がみくに「解散なんてするわけ無いでしょ」って言ったのは、『心の中で、あの場でようやく二人でやっていく覚悟を決めた。「当たり前でしょ」みたいに言ったのは、李衣菜なりにみくを気遣った方便』と解釈できる。また、ラストの『にわかロック』ライブ直前に夏樹に「やっぱり私……!」って言ったのは「(夏樹と組みたかったけど)やっぱり私はみくとやって行きたい」と言いたかった となる。

ただ、みくとのやりとり、あそこで方便を使えるほど李衣菜って器用じゃないと思うんだよねえ。やっぱり今回の李衣菜の悩みって、『冒頭でみくから言われた「自分だけのロック」を、*の中でやって行くという前提で探している』だと思うのです。海浜公園で夏樹の「お前には*があるもんな」という言葉に対し口篭ったのは「今まさに*の中でどうやって行くか迷い中(でもあくまでも『自分だけのロック』を探したいから相談はできない)」だったから。ラストの解散ライブ直前に夏樹に対して言い淀みながら「やっぱり私……!」と言いかけたのは「なつきちの誘いは嬉しいけど、やっぱり私はその手は取れない」だった……んじゃないかなあ。あの状況、李衣菜の立場からしてみれば、「*の居心地が悪いなら私と一緒にやろうぜ」って言う前振りにも見えるだろうし。

兎にも角にも、李衣菜は今回迷いに迷う。「ロックって何だ?」「自分のロックって具体的に何だ?」。そして、その迷いは、最後にも具体的に解決できていないんだよねw 16話との対比として考えると、「キャラを辞めるのが正しいのかな」という迷いを、憧れのウサミンが晴らしてくれたみくとは逆。
でもそれでいいのかもしれない。迷いながらでも、惑いながらでも、「ロックは格好良い。ロックな自分になりたい」と進む李衣菜は最高にロックだ。ロックとはつまり「好きだと思った感情をまっすぐに表現すること」だからね。李衣菜のそんな姿が、みくを、そして夏樹をも導いた。李衣菜は夏樹に導かれ、夏樹もまた李衣菜に導かれる。李衣菜とみくもまた互いに導き合う。そして3人がそれぞれに前を向く。今回もまた美しい導き合いの物語だ。
○李衣菜のロック、夏樹のロック
そしてまた、方便とかは言えないけど、純粋に真っ直ぐに*でのロックを追い求める李衣菜だからこそ、夏樹は心を動かされたんだと思うのよね。(後光は『導き手』の象徴。6話のアーニャのように)

純粋に自分のロックを追い求める姿は、既にして最高にロックだ。ロックの本質を突き、そして輝いている。あの夏樹を動かすほどに。李衣菜は夏樹のロックに憧れ、夏樹は李衣菜のロックに惹かれ、導かれる。16話のみくと菜々さんによく似た関係。
そもそも夏樹は、李衣菜を決して見下さない。実際には、夏樹が李衣菜のニワカっぷりにどの時点で気付いたかは明確な描写はないけれど(駐車場の段階で見抜いてたのかなあ)……

受け答えがしどろもどろでも、ライブへの感想が素人丸出しでも、ギターが全然下手でも、全く「にわかロッカー」を見下さない。李衣菜を常に対等な友として扱う。夏樹のこういう初心者に対する態度って、ロックンローラーだろうがアイドルだろうがオタクだろうが色んな人が手本にするべきだけど、それ以上に、夏樹は『李衣菜が持っているロック』に惚れている。李衣菜はそれに気づいていないけど。二人のこの関係、実に青春していて熱いね。
○「大きな声で」「思うまま感じるまま真っ直ぐに」
最後のステージで夏樹が李衣菜を迎える際に鳴らしたのは、二人が初めて出会った時に李衣菜が弾いていたFコード。自分の始まりの舞台で、二人の出会いを思い返して、色んな物への決別の場にする。その覚悟は16話の菜々さんにも似てるかも。
ステージに立つ夏樹と、それを見上げる李衣菜。単順に「憧れ」の描写だけれど、これもまた16話ラストの菜々さんとみくの関係に似ている。
そして

この姿はもうロックスターのそれだろ! 今までずっと(多分これからもずっと)「にわかロッカー」だった李衣菜が、仲間の前でしっかりと、「ロックが好きなんだ、こういうのが好きなんだ」という気持ちを確かめ、表明し、そしてその裡にしっかりと持っているロックを表現する。見守るニュージェネの姿は11話と同じ。仲間の前でようやく自分のロックを体現できた。

そしてそんなステージを、李衣菜が改めて「自分のロック」――即ちみくとの絆を確かめる場にした。

同時に夏樹が、李衣菜とのコンビへの想いと、常務への誘いに対する想いをふっ切って「前を向く」「改めて自分のロックの方へ向く」場にした。
このギター一本だけのステージが、三重の想いが交錯する場になっている。熱い。格好いい。
○二人して迷い、二人して前を向く*

16話との比較で考えると、みくにゃんとウサミンの導き合い、だりーとなつきちの導き合いは、逆のようでやっぱり似ている。それは、11話で明らかになった「みくと李衣菜は真逆のようで似ている」という物語の続きでもある。

今回、みくと李衣菜の成長は随所で描かれた。いつもの「ケンカ」のやりとりもちょっとずつ具体的になっているし、仲間からも「あの2人はああでなきゃ」という信頼を得ている。

Pは、7話では「信じて待っていて下さい」、11話では「お二人を信じてよろしいのですね」と言っていた。でも16話では李衣菜が(Pを通じて)みくに「信じて待っているから」と信頼を示し、19話では逆にみくがPに「信じて待ってて欲しい」と言う。今回において、*の二人は確実に強くなっている。Pの介在なくして絆を確かめ合うレベルまで来ていた。
なので、今回、李衣菜も、そしてみくもまた足掻く。
(それにしても改めて見るとこの衣装クソエロいな)

みくって、いつも自分の情熱に他者を組み込むんだよね。この子はいつも自分のためだけじゃなくて他人のためにも足掻く。5話じゃ「みくのデビューを約束して欲しい」じゃなくて「みく達のデビューを」と言っていた。7話じゃ「私はどうなるの」じゃなくて「この部署は」とPに詰め寄った。11話じゃ「もしPの意図に納得できなかったら、私より先に李衣菜ちゃんがデビューして」と言っていたし、15話でプロジェクトの存続が危うくなった時も「私はどうなるの」じゃなく「ユニットは」と言っていた。みくはいつも自分だけじゃなく他者へも強い想いを持ち合わせる。
今回もまた、「自分のせいで李衣菜ちゃんが迷っているかもしれない」「李衣菜ちゃんはこのユニットやめちゃうかもしれない」という想いから、自分に対し少し無理をする。それは17話の莉嘉や18話のきらりにも似て。


見えない表情は見えない本心の隠喩。言葉をぶつけ合わないから互いの意図を察し合えない。動きや構図は11話冒頭にも似ているけど、その関係性はそれ以前に戻ってしまっている。
舞台上でもなんか合わない。振付が二人で微妙にずれている。

そしてあまつさえダンスアクシデント。息が完全に合っていない。
みくが李衣菜のことをキャンディアイランド組に聴いて回る時の花は
奥にある花はスプレー菊かな。花言葉は「気持ちの探り合い」 #imas_cg
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— abP/海老 (@shrimp_ab) 2015, 8月 21
他にも「逆境の中での元気」「清らかな愛」などの花言葉があるそうです。と、みくもまた惑い足掻く。
それは、仕方ない部分もあるんだけどね。今回、みくが「李衣菜ちゃんがいなくなっちゃう!」と思い込みやすいように。そして同時に視聴者がみくと同じ想いを懐きやすいように、まるで叙述トリックのように仕掛けられた演出が散見される。
「"背中合わせ"でにっこり」もそうだし、平坦な構図にしてみくと李衣菜の距離は強調されるし、14話よろしく縦線を入れまくって二人の分断を強調するし、李衣菜の背中には暗闇があるし、何より表情が見えない。



ここでは李衣菜は嘘をつく。「平気だよ、迷ってないよ」と。まあ、あっさりバレるわけだけど。でも、みくにとってみれば、嘘だって解るからこそ李衣菜の本心が見えない。故に、みくは迷う。そして足掻く。李衣菜と同じように。李衣菜のために。
そんな二人の迷いを払ったのも、15話以降のテーマ、『いつもやってること、自分にやれることで一歩進む』だった。
みくが「本当はみくなんかより……」って言った瞬間の李衣菜の表情がいい。「こんな想いをパートナーに背負わせていたのか」という、自分を責める表情。

みくが「李衣菜ちゃんのために、みくが頑張って最高のユニットにしなきゃ」と言った瞬間もいい。「みくが、じゃなくて二人で、だ馬鹿」という表情。BGMは『夢色ハーモニー』のギターアレンジ。「繋いだ両手は離さないで/明けの星追いかけて」
「いつもやってること、自分にやれること」――16話では「みくにゃんとウサミン(ネコミミとウサミミ)」、17話では「小物に貼ったシール」、18話では「お菓子とクローバー」。いつもの事、ずっとやってきた事、これまで培ってきた個性、それが新たな自分に会いに行くための一歩を踏み出させる力に、前を向くための力になる。今回は「二人のケンカ」だった。

「ロックと思ったらそれがロック」
4話や11話でのあの『ニワカ丸出し』の一言を、『これぞロック!』まで昇華するの素晴らしすぎるでしょう!!
自他ともに認める『いつものケンカ』、言い換えれば『想いのぶつけ合い・確かめ合い』で、二人して前を向く。「李衣菜ちゃんのこと大切、ずっと*でやって行きたい」「私だってみくちゃんのこと大切。ずっと*やるって言ったでしょ」という『ケンカ』が、今回の『いつもの事』だった。同時に、李衣菜の側から「そんなに焦らせたのは自分のせい」って反省できるようになったのはちょっぴりの成長かな。
○君と 君と 君と さあ進もう!

ウサミンも交えて、新たな「小さな星」。ロックな物語はここで終わりじゃない。この四人はこれからどんな騒動を起こしていくのかな。
というわけで、隅々まで『ロック』なお話でした。ウサミンさんも十分過ぎるほどロックだからね?
それでは、佳きアイマスライフを。
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