jitenfetiのニュースと漢字のブログ

gooニュースや書籍等に見られる誤表記をはじめ漢字一般の記事を書く。誤字のないニュースも漢字がらみで書くことを目指す。

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7.木村祐一改名話のうそ(ユーモアか)が見抜けないサンケイスポーツ

2007-03-18 | ニュース
キム兄、実は改名していた!子どもの時に「佑」→「祐」(サンケイスポーツ) - goo ニュース




 ちょっと調べればわかる程度のことを調べず恥をかくという典型的ケースだ。

 お笑い芸人の木村祐一(44)が、小学校3・4年のごろ、斎藤佑樹選手の「佑」の字から「祐」に改名したという話。

 当用漢字表の改定で「佑」の字が、はずれたので、改名せざるを得なくなったとの本人の弁をまともに信じて記事を書いている。

 この記事を書いた人は、当用漢字・人名用漢字について何も知らないし、調べようともしないから、お笑い芸人の言うことを真に受けて恥をかいたということである(それをそのまま転載したgoo担当者も同列に言われても仕方がない。一刻も早く訂正すべきだと思う。)。

 当用漢字について、このような事実はないし、よしんばあったとしても、改名しないといけないことはない。

 そんなことがあれば、戦前生まれなど、当用漢字選定以前に生まれた相当多くの人が改名しないといけなくなるがそんな事実もない。

 そもそも当用漢字に「佑」は入っておらず、1950年ごろから、この字などを人名に使えるようにという要望がたびたび出されているが、この字が人名に使える字の一覧に入ったのは、1976.7.30付の人名用漢字追加表である。

 当用漢字表にある字でないと人名に使えないことになった日からこの追加表によって「佑」の字が使えるようになるまでの間に生まれた人の名前に「佑」の字が使ってあるはずがなく、木村祐一が木村佑一であった時期などありえない。

 もっとも、戸籍担当者が、誤って「佑」の字で受付、木村祐一が小学校3・4年のころに、その当時の担当者が誤りに気づき、木村の両親に訂正を求めたということはあったかもしれない。



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