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南北高官協議 共同合意文を発表

【ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮による高官協議が25日未明、終了した。北朝鮮側が地雷爆発事件で韓国兵が負傷をしたことに遺憾を表明し、韓国側は軍事境界線付近での対北朝鮮宣伝放送を中止することなどで双方は合意した。韓国青瓦台(大統領府)の金寛鎮(キム・グァンジン)国家安保室長が発表した共同合意文の内容は以下の通り。

 「南北高位当局者接触が2015年8月22日から24日まで、板門店で行われた。接触には南側の金寛鎮国家安保室長と洪容杓(ホン・ヨンピョ)統一部長官、北側の黄炳誓(ファン・ビョンソ)朝鮮人民軍総政治局長と金養建(キム・ヤンゴン)朝鮮労働党書記が出席した。双方は最近、南北の間で高まった軍事的な緊張状態を解消し、南北関係を発展させていくための問題を協議し、次のように合意した」

―、南と北は南北関係を改善するための当局会談をソウル、または平壌で早い時期に開催し、今後、さまざまな分野で対話と交渉を進める

―、北側は軍事境界線に近い非武装地帯の南側で発生した地雷爆発により南側の軍人らが負傷をしたことについて遺憾を表明する

―、南側は非正常的な事態が発生しない限り、軍事境界線一帯ですべての拡声器放送を8月25日正午から中止する

―、北側は準戦時状態を解除する

―、南と北は秋夕(中秋節、今年は9月27日)に合わせ、離散家族再会を進め、今後続けることにし、このため赤十字社の実務接触を9月初旬に行う

―、南と北はさまざまな分野での民間交流を活性化させる