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米空母「平和と友好の象徴」=ロナルド・レーガン、日本へ

時事通信 8月25日(火)9時19分配信

 【ワシントン時事】今年秋に日本に配備される米軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」の乗員交代式が24日、カリフォルニア州の海軍基地に停泊中の艦上で行われた。
 在米日本大使館によると、出席した泉裕泰公使は「(日本にとって)米空母はかつて戦争のシンボルだったが、今日では平和と友好の象徴だ」とあいさつし、同盟国として温かく迎えると表明した。
 ロナルド・レーガンは東日本大震災の被災地支援「トモダチ作戦」に参加。米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)を母港としていた原子力空母「ジョージ・ワシントン」が、米国で原子炉の整備などを受けることから、代替として日本に向かう。交代では、ジョージ・ワシントンの乗員の多くがロナルド・レーガンに移り、乗務を続ける。
 泉公使はロナルド・レーガンについて、大震災のさなかに希望をもたらしたと指摘し、「日本の全市民は、あなた方がしてくれたことを忘れない。感謝の言葉もない」と述べた。 

最終更新:8月25日(火)9時25分

時事通信