次々新しい情報が流れては陳腐化していく今、必要な情報を仕入れるのに苦労している方も多いのでは?
「普通に仕事で忙しいのに、さらに情報収集なんて…いつやるんだよ!」と叫んでも、結局情報収集は進まないので…。今回は「耳」を活用した裏ワザ的アプリ連携方法をご紹介します。
移動の途中、歩きながら、電車内やちょっとした作業中でも「ザッと情報を仕入れて把握する」ための有効な時間活用がラクになりますよ。
気になるページを音声で聞き流しできる「ありそうで無かった」便利アプリ『Lisgo』
今回最初に紹介するのは「Lisgo」というiPhoneアプリ。
要するにクリップしておいたWebページやブログ、ニュース記事なんかを、ロボットによる自動音声再生で「読み上げてくれる」というそんなアプリなんですが、これがなかなかに使えるんです。
本来なら目で読まなければいけないWeb記事を耳で手軽に聴けてしまうので、危ない上に人目も気になる「歩きスマホ」する必要がありませんし、なにより流しっぱなしで気になる記事だけパパっと聞き流せる。
さながら『自分専用気になるラジオ』のような感覚で情報収集が捗るというわけですね。
で、その際、クリップするために使うのが「Pocket」というアプリ。
この記事にも上下についていますが、これと連動するための利用方法も以下サクッと紹介していきますね。
気になる記事はパッとPocketへ!そのままLisgoで聴きながそう
例えば、TwitterやFacebookで流れてきた記事があるとします。
興味を惹かれてクリックして読もうとしても「時間がなくて…」とか、「文章が多くて後でじっくり読みたい」という状況よくありますよね。
そんな時は、Safariブラウザで読みたい記事を開き、画面下のマークを押してコピーを選択。
ここで「Pocket」を立ち上げると、勝手に画面下部に緑のバーが表示されるので「追加」をタップ。
これでコピーした記事がPocketアプリ内に追加されので、読みたいときにアプリを開けば、いつでも記事を読めるようになります。
Twitter公式アプリからであれば、直接Pocketに投げ込めますし、この記事のように記事上部に「ポケットへの保存用ボタン」を設置しているケースも多いので、とりあえず気になったページをガンガン追加しておきます。
あとはストックした記事を「Lisgo」で連携して読み上げてもらえばOK。実際の使い勝手や活用術は以下で紹介していきますね。
LisgoでPocket連携!オススメは「3倍速」での聞き流し
正直、連携方法自体は非常に簡単で、Lisgoを開いてPocketとの連携をすませればそれで完了だったりします(初回起動時に連携を求められるので、その際に対応すればOK)。
連携が完了すると、Pocketした記事がリスト表示されるので、あとは聴きたい記事を押せば、事前に設定していた音声で読み上げがスタートします。
あんまりイメージがわかないなぁ…。という方は以下の動画で使い勝手を見てみてください。
多言語対応の読み上げツールってイマイチ…なイメージですが、Lisgoは結構使える。というのが僕の所感です。
読み上げスピードは3倍速がちょうどいい
Lisgoで音声を聴く際におすすめなのが倍速機能。
倍速のパターンとして、0.5、1.5、2、3倍速が用意されているのですが、日本語で読み上げる場合、一番しっくりくるのが3倍速だったりするんです。
ちなみに、ロボットはSiriのようなカタコトしゃべりですが、ちゃんと聴き取れます。もちろん、情報収集する分には何も困りません。
情報収集の時間を短縮して、もっと自由にスキルアップ
いくらスマホが便利と言っても、歩きながらや電車の中でずーっと見ているわけにはいきませんし、ランニングなど、「音楽聞いてもいいんだけどなんか役に立つ情報仕入れられたらなぁ~」というタイミングって意外と多いもの。
忙しいからこそ新しい情報に触れなければいけない…けど!というジレンマを「耳」で解消し、もっと自由に情報を仕入れ、学び、スキルアップに活かしていければいいですね。
無料版は1日20分まで… 有料版を使うのもアリかも?
ちなみに、Lisgoは無料でも使えるのですが、聴ける記事数と時間に制限があり、1日20分までしか視聴できません。
なので、しっかりガッツリスキマ時間を使って情報収集したい場合は有料版を買ったほうが良かったりします。
買いきりで数百円って所なので、使い方次第で費用対効果はかなり良いかと。
PocketじゃなくEvernote派なんだ!という方はこちら
Lisgoと同じ開発元が提供する「Voicepaper」というアプリを使うと、Lisgoでは不可能だったEvernoteやDropboxからのデータ音声読み上げが出来たりします。
Evernote派の方はこちらで。ぜひ。