第24回 「昔画像特集」
皆様こんにちは!
いつも応援ありがとうございます。
今回は、発掘した開発中画像特集といきましょう。
この画像は、開発スタート当時に検討用にさくっと作られたものです。
ただの画像だけで、実際にゲームとしては動いていません。
バトルガール、ノーマルニンジャ、クローロボの原型にあたるキャラが映っていますね。
バトルガールが妙にナイスバデーなのも気になりますが、クローロボの不気味な顔も印象的です。
ノーマルニンジャはむしろイメージ的にはノーマルサムライっぽいですね。
この時すでにアクションフィギュアでいこうと決まっていたので、背景はミニサイズのジオラマという設定でした。
これは「ガチャフォース」に決まる直前の仮タイトル。
略したら「カプコン」になるように考えたやつです。無理矢理ですね。
このゲームは開発段階によって、「トレードVS.」などいくつかの仮タイトルで呼ばれていました。
こちらは実際にゲームキューブの開発機材で動き始めたころの画像。
画面を撮影する機能がついたので、練習で(&面白いから!)撮ったものです。
写っているのはむかしリボルバーガンマン。
なんと帽子かぶってるしヒゲもありますよ!
CG映画の「トイストーリー」にそっくりというつっこみが非常に多かったので今のいかしたデザインになりました。
リボルバーの大きさも製品版に比べるとずいぶん正気に近いサイズ。
おなじくむかしリボルバーガンマン。
銃口からなんかきれいなエフェクトが出てますが、これは没になったもの。
こういうスタイルのエフェクトは、暗い画面でこそきれいに光って見えるのですが。
原色バリバリで背景まで色あざやかなこのゲームでは、こんなうすぼんやりしたエフェクトなど見えはしないのです。
ポリゴンのゲームの画面がたいがいみんな暗いのは、これが理由のひとつなのです。
背景も製品版の青空じゃなくて、部屋っぽいものがうつってますね。
こちらはもうちょっと後の時期のバトルガール。
バトルガール自体のデザインはこの段階ですでに確立されていて、完成版とは足首の金属パーツがちょっと違うぐらいです。
背景が空になっていますね。また弾のエフェクトも、くっきりとした今のスタイルになりました。
この画像ではかなり丸みのある(ポリゴン数の多い)弾エフェクトですが、さらにいっぱい弾を表示するために、ここからさらにポリゴン数を減らしました。
なめらかな弾がちょっと撃てるよりも、カクカクの弾でも死ぬほど大量に撃てた方が圧倒的に楽しいですからね。
これはほぼ完成に近付いた画面。
バトルガールのデザインも製品版のものになっています。
残弾表示のデザインや、右上にレーダーがあるところはまだ完成版とは違いますね。
ガンダムとちがって、キャラクターの移動性能が圧倒的に高くゲームのテンポが早いため、レーダーなんか見てるひまがない&見る必要がないゲームなのでおもいきってなくしたのです。
ゲームってこうやって作られていってるんですねえ。
てなとこで今回は終了なわけですが。
ここで皆様に少々残念なお知らせがあります。
メンバーが忙しくなってきたこともあり、本開発チームだよりの更新をそろそろ一旦休止させていただこうことになりました。
ひとまずの最終回となります次回第25回を、お楽しみに。
(文/企画マン)
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ヒーローボーグ |
ヒーローボーグといえばメタルヒーローが一部で大人気ですが、残念!絵は一枚も存在しません。
元々メタルヒーローはゴールドヒーローの技違いバージョンとしてシルバーヒーローぐらいの扱いでした。
ところがモーション担当の人がのりのりで、「おおばけんじ」風モーションを作ってくれることなりました。
そこでモデルを作ってくれた人に説明するのに「宇宙刑事みたいなの」と言っちゃいました。
それがいけなかったのかもしれません。ちょっと反省してます。
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