アクセス数が微増の原因
昨日は当ブログのアクセス数が微増しており、ここ最近着手した「アクセスアップのための連載目次追加策」の効果が出てきたのかな~、と思って喜びかけたらどうも様子が違います。
普段はほとんど読まれる事のない記事が上位に入って来ていて、それでアクセス増加に繋がっている様子。
「何だなんだ?何が起きた?」
と調べだしたのが、昨日の16時頃。
急に読まれだした記事は下記の2記事。
今年の1月に発生した為替相場のスイスフランショックについて書いた記事が再び読まれていました。
「ん?為替相場に大きな変動でもあったのかな?」
とニュースサイトを見に行くと・・・
株価急落、終値1万8540円=世界的連鎖で一時900円超安-東京市場
週明け24日の東京株式市場は、中国経済への懸念に端を発した前週からの世界的な株安の連鎖が止まらず、全面安の展開となった。日経平均株価は急落し、下げ幅は一時、前週末比937円03銭まで拡大した。終値も895円15銭安の1万8540円68銭と今年最大の下げ幅を記録、2月23日以来半年ぶりの安値となった。
の記事が目に飛び込んできました!
なんですと!?
日経平均が895円15銭安で、20,000円なんてとっくに割り込んで終値で18,540円ですって!?
日経平均の大暴落だ!
日経平均株価の推移
すぐに株式相場をチェックします。
日経平均はもの凄い下落で、2015/2/24に上抜けて以来下回る事のなかった18,540円を付けました。
くしくも上抜けして半年目にあたりますね。
下記に日経平均のロウソク足チャートを載せます。日足です。
ご覧頂けば分かる通りで、今年は上がりっぱなしで8月まで来ました。
ところが8/11に取引中の高値の20,947円を天井に下落に転じ、この2週間で20,947円から18,499円までという実に2,448円もの下落になっています!
率にしてこの2週間で11.7%の下落となっています。
そして株式相場が閉まった後の日経平均先物は、一時1,250円安と更に暴落が進んだ場面も見られました。
1,250円安って17,290円ですよ(^o^;
下げ過ぎですね(-_-;
ただ勿論、行き過ぎで戻していて、50円安の18,490円とかまで3:30頃には戻っていました。
ですが正直、今日の株式相場が開いてすぐはどちらに振れるのか怖い感じですね。
あ、ここ1~2年で株式相場を始めたばかりの初心者の方にアドバイスしておきますと
「やったー、日本株のバーゲンセールだ~!買っちゃえ、買っちゃえ!」
とは行かない方が良いですよ。
アベノミクスが始まってからは本格的な株式相場の下落は一度しか経験がないでしょうから「安い!」と思って買ってしまいがちですが、下落相場に入った場合にはもう日経平均が2万円に到達する可能性すらもない場合もありますので。
「下落相場入りした!」と言っているのはテクニカル的に見た時に、移動平均線の長期線を大幅に割り込んできています。
下記チャートの青い線が104日移動平均線で、一度7/9に割ってシグナルが出ていて、今回の下落で本格的に突破して底が抜けています。
ここまで割り込んでしまうと、もうこの長期線が今度は天井になってしまい、なかなか上抜けする事は出来ません。
そして次に日経平均のMACDを表示します。
そしてオシレーター系の指標であるMACDも今年1月に0.0を上回ってからずっと下抜けする事のなかった0.0を大幅に割り込んできています。
あ、すみません7/9の下落でも一度0.0を割っていますか。
1回目はチャレンジしたけど跳ね返されて、2回目で本格的に割り込んでくる典型例です。
しばらくは激しく上下動しながら株価が乱高下しますので、こんなタイミングで買ってはいけません。
特に上昇相場が長かった分、下落も多少長引く恐れがありますので、2カ月程度は眺めるだけにして売買は手控えた方が賢明と思われます。
株式暴落の背景
日本株式だけが暴落したのでしょうか?
ニュースを見てみましょう。
世界株安:東証895円安 NY株一時1000ドル安
24日の世界金融市場は、中国の景気減速懸念に端を発した同時株安の流れが続き、前週末に続き大荒れの展開となった。東京株式市場では日経平均株価の終値が前週末比895円15銭安の1万8540円68銭と、3月12日以来約5カ月半ぶりに終値で1万9000円を割り込んだ。下げ幅は2013年5月以来、約2年3カ月ぶりの大きさとなった。ニューヨーク株式市場ではダウ工業株30種平均が急落し、一時1000ドル超下げた。連鎖的な株価下落に歯止めがかからず、世界市場の混乱は深刻さを増している。
中国やシンガポールなどアジア市場では軒並み株価が下落したほか、欧州市場でも株安の連鎖が続き、英国やドイツ、フランスで4〜5%下落した。さらに日本時間夜に取引が始まった米国市場では、開始直後にダウ平均が1万5300ドル台まで急落し、下落幅は1000ドルを超えた。その後は買い戻しが入り、下げ幅を100ドル台まで縮小するなど荒い値動きとなっている。原油価格も下落が続き、ニューヨーク市場で、指標の米国産標準油種(WTI)の10月渡しが一時1バレル=37ドル台まで値を下げた。
日本株式の下落だけなんて事はなくて、中国経済の先行き不透明感から同時株安の流れが起きたようですね。
前週末から既に下落は始まっており、今週月曜日のブラックマンデーの様な下落になったと。(本当のブラックマンデーはもっと下がりましたが(^^;)
アメリカのダウも1,000ドル越えの下落となったのは大きかったですね。
でもこちらも朝7:00の時点では588ドル安くらいには戻していますね。
ただし株安の連鎖は地球を一周していまして、日本、中国、シンガポール、欧州市場も5%程度の下落、アメリカも下落と。
一周し終わって一息つけるのか、もう一下げするのか?
今朝の日本株式市場は多くの市場関係者が注目している事でしょう。
原油相場も1バレル37ドル台まで下落と、「中国経済の減速で原油が余るだろう」との思惑から下げているようですねー。
大荒れです(>_<)
FX口座にログイン
と、株式相場の話はここまで。
株式市場の暴落相場が来ると波及するのは何でしょうか?
もちろん
為替相場の追随暴落
です!
いやー、ここまで明確な日経平均895円安というシグナル!
下げ相場に入りましたよ~!!!
と声高に教えてくれているようなものです。
私は基本的には上昇相場は大の苦手なトレーダーでして、フリーランスになって忙しかったのもあってFX(外国為替証拠金取引)のトレードはずっと休んでいました。
ですが、昨日の夕方久しぶりにログインしましたよ、FX口座に!
もうずっとログインすらもしていなかったので「前回はいつログインしたんだろう?」と思ったら1月のスイスフランショックで、それ以来のログインとなりました(^o^;
7ヶ月ぶりです。
以下は米ドル/円の日足チャートです。
昨日のもの凄い下落っぷりが分かると思います。
高値122円、安値116円という1日の値幅が6円という振れっぷり!
米ドル/円でこんなに長いロウソク足を見たのは久しぶりですね~(^o^;
ですが、私は米ドル/円は専門外なので自分の得意な通貨ペアを見に行きます。
ユーロ/円はいまいち美味しくなさそうな相場向き。
昨日は大して動いていません。
という事はユーロは関係なくて、米ドルと円が大きく絡んだ取引が活発に行われている事が伺えます。
背景としては
世界経済の減速懸念から安全資産である円を買う
動きが見られたのかな、と。
そして私の得意通貨の1つ豪ドル/円が分かりやすい相場になっていました。
豪ドル/円の日足チャート。
で、実際のトレードは1時間足チャートを見ながら。
私は18時頃からチャートを見始めたので、赤線で引いた87円を割り込むタイミングを狙いました。
ここは11時に一度下値をチャレンジして跳ね返されていますが、2回目はズブズブと底なし沼の様に割れるのは目に見えていました。
なので逆指値で86.94に入れておきました。
損切りは30pipsで、利益確定は200pipsを狙います。
ちょっと狙い過ぎな気もしますが、下落相場は速いので大丈夫かと。
19時台に割り込んできて売る事が出来ました。
狙った通りに下げた後はもう反転できなくなっています。
そして運命の22時台。
米国市場が開いた途端に勢いを付けてグングン下げていきます。
「ちょっとどこまで行くか分からないけど久しぶりのトレードだから欲張らないで100pipsで良しとしよう」
と損切りを売値に、利益確定を100pips下までに変更しました。
そして10分後位には約定し、僅か3時間程度のトレードで
100pipsの利益確定
を行う事ができました!
まぁもう少し我慢すれば500pips近く取れたのでしょうが、一気に短時間で下げ過ぎたのでそこまでは追えませんから、でも300pipsは頑張れたかもしれませんね(^^;
でも久しぶりのリハビリトレードとしては100pipsの利益でも充分です(^-^)w
しばらくは下落相場
昨夜で完全に底が抜けましたので、しばらくは株式市場・為替市場どちらも下落相場が続きます。
私の得意な相場向きがようやくやってきました!
ジリジリ右肩上がりで上がっていく相場はホント苦手で、ガクンガクーンと下がっていく下落相場の方がトレード得意なんですよ(^o^)w
ようやく取り組むのに丁度良い相場がスタートしましたので、これからは本格的にトレーダーとしても復活しようと思っています。
株式市場だと下落相場は「株の空売り」でしかなかなか利益が出せませんが、FXであれば「売り」でポジションを持つだけで利益を得られますので下落相場にはFXがオススメですよ。
さて、スイスフランショックで引き上げておいたトレード資金をFX口座に戻して今後の下落相場に備えたいと思います!