皆様こんにちは。
　４月になって、進学などで環境が変わった方も多いのではないでしょうか。
　まあ社会人になると春休みもないですしあまり区切りという気もしないかんじもありますが。
　そんな中でなにごともなかったかのように続く本コーナー、今回はストーリー＆キャラの続きです。

	うさぎ
	「ボーイッシュちゃん」。もう一人のヒロインです。 　けっこう性格が良く、主人公に対しての当たりもやわらかい様子。 　ゲーム的には、ガールボーグとエンジェルボーグを使う高機動戦闘キャラです。 　やけに誤射が多い気がするのは、中盤から使うクイックワルキューレのせいだと思われます。 　ちゃんとプレイヤーにクイックスペルをかけてくれるわけですが、その際プレイヤーをロックしてからＢボタンの溜めを開始するので、Ｂボタンを押す時に出る弾（間合いによっては格闘！）が見事に命中しているということのようです。 　人間が使うならチャージが完了してから味方ロックすれば良いのですが、ＣＰＵ（※）はそこまで対応してられなかったのです。これだけ多種のボーグがいるゲームですから…。 （ボタンを押した時でなく離す時に攻撃が出るようにする方式もあるのですが、それだと普通に弾を撃つ時のレスポンスが悪くなるので採りませんでした。）
まあ結果的にマナとならんでバトル中のプレイヤーにからんでくるキャラとなっているわけで、うれしいポイントだと思っていただければ！（ひでえ） 　内部的な理由はそうでも、ストーリー的な理由は皆様で独自に考えていただくという線でひとつ。

	コタロー
	「低学年くん」です。 　主人公の弟分で、最初はもっとも弱く最後は最強クラスになる少年ですから、これがアニメなら間違いなく第二主人公格の燃えるキャラですが、ゲームではプレイヤーの使えないキャラは主役になれない定め。 　ゲーム的にはガンボーグ使いの射撃重視キャラ。 　登場の時点での役割は「援護してやらなければいけない弱い味方キャラ。バトルに難度を付けるための存在」と明確に定義されております。（最初はマナもこういう位置にするつもりでした） 　コタローがやられたら負け、というルールのバトルも最初考えていたんですが、好き勝手気持ち良く暴れたいこのゲームではそういう縛りはマイナス要素だなあと思ってやめました。

	ユージ
	「ユニーク君」です。 　どこが面白いのか誰にもわからないようなギャグを日々磨いている、周りよりちょっと頭が良いために子供社会では道化をやるしかない人物です。 　このゲームにはファンタジー度合いの高いおもしろうれしいキャラと、リアル度合いの高い本当にいそうなキャラが混在しており、ユージは実はリアルな方だったりします。こういう人物は皆様のまわりにもいたのではないでしょうか。（僕のまわりだけ？） 　ゲーム的にはナックルボーグ使いで、特殊な能力を持つあやしいボーグを中心に使います。対大型ボーグ戦でのコピーマンなど意外に頼もしいパートナーなのですが、いつのまにかウォーキングボムになっていたりするので油断がなりません。 　ストーリー上は、なんの説明もなく唐突にショウの相方として登場し意図不明のまま仲間になりますが、そのへんを追求することが無益と感じさせる、企画マンにとっての素敵キャラであります。
このゲームの海外版ボイスは本当の子供に演じてもらったのですが、ユージ役の子が楽しそうに「Hado-ken!!」と言っていたのが印象的でした。 　ちなみに「赤巻紙青巻紙黄巻紙！」は「Peter picked pickled peppers perfectly.」という訳に。勉強になりますね。

今週はこんなところで。
　キャラの話はあと一回でなんとか片が付きそうですね。
　来週もお楽しみに！

※ＣＰＵ・・・・

本来はコンピューターの中央演算処理装置（Central Processing Unit）のことだが、ゲーム用語ではプレイヤーが操作しないキャラクターを動かす思考プログラムを指す。僕らは「ＣＯＭ」「敵」とも言います。（ハッタリ用語として「ＡＩ」と呼ばれることも）「連邦ＶＳ．ジオン」とこのゲームのＣＰＵは、ファミコンの「パジャマヒーロー　ニモ」からアクションゲームを作っている大ベテランプログラマーが作っています。

ムシャボーグ	今回は武者ボーグの回です。 シールド付の防御型ボーグであるナイトに対して、二刀流の攻撃型ボーグという位置づけで作りました。 二刀流で侍という以外は攻撃属性しか差がないので、魂を吸う＞怨霊、体力を吸う＞ストームブリンガーの人、最強侍＞Ｇ大将軍な人、など侍だったりなかったりしてしまいました。 ヴァンパイアナイトは最初、侍一族だったのです。
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