第16回 「ストーリー&キャラ(その3)」  

どうもこんにちは。
 いやあ、うさぎのあの毛が兎耳を模したものだったなんて、全然気付きませんでした。今回のオロチも楽しみですね。
 さて今回はまたストーリー&キャラの続きです。
 書いているうちに文章量が多くなってしまい、全5回になりそうですねこれ。


ネコベー
 当初の「いじめっ子くん」から日暮氏のデザインによって「上級生くん」となったことでヘタレという属性を帯び、このゲームで最もおいしいキャラとなりました。
 ゲーム的には、ナイトボーグの中で、敵に回すとうっとうしいものを使います。(当初マシンガン使いという設定だったのは、「連邦VS.ジオン」でマシンガン装備のザクのコンビがうっとうしかったからです)
 お話的には序盤の敵という重要な役回り。卑怯な手段を使っておいて負けるという大技をかまし、勝手に味方になった後もなんら言動が改善されず、小さい子のガチャボーグをカツアゲしようとしたり、うさぎと組もうとして害虫なみの扱いをうけたり、敵が侵攻してくると逃げ腰になったりと大活躍します。
 そんなネコベーでも、バトルのパートナーに選べばちゃんといっしょに戦ってくれてけっこう活躍もするわけで、彼のヘタレ具合がどの程度かはプレイヤーによってけっこう異なるのではないでしょうか。そのあたり自分でお話を作るこのゲームの醍醐味と言えましょう。



キツネ
 「腰巾着くん」。
 ネコベーと組んで序盤の敵となるためのキャラです。
 ゲーム的には、通常サイズのマシンボーグを使うパワーキャラ。マシンボーグ族自体が強力なので、ネコベーよりも全然強キャラです。味方になった後のフォースの充実ぶりも相当のもの。
 おかげで虎の威を借る狐でなく、むしろネコベーを助けている形になってキツネの男があがったわけですけど。(ネコベーは男が下がれば下がるほどおいしいわけですし)



メット
 「いやがらせ君」。
 主人公と波長が合わないので当たりがきつくなり嫌な奴に見える、という設定です。
 ゲーム的には、特に種族にこだわらずワイヤー系・行動制限系のボーグを使う要注意キャラ。いやがらせというのはこのボーグ達の技のことなのです。
 メットやネコベー、キツネがあだ名で呼ばれているのは、おぼえやすさ・識別しやすさのためです。本名のカタカナ表記だと似たような名前ばかりで、バトル中にさっぱり見分けがつかなかったので…。


今回はここまでです。文章もこのくらいの量のほうが読みやすいですよね?
 このつづきは再来週として、次回はなんかまたゲーム中の素敵要素を取り上げますよ。
 お楽しみに!

(文/企画マン)


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エンジェルボーグ
今回はワルキューレ族ですね。 最初のスケッチが某ワルキューレに似ていたのでそう呼ばれています。企画の人には「横に緑の人がいるようにしか見えない。」などと散々言われました。さすがにそれっぽく見えるのは良くないですね。 ウイッチとかワルキューレは企画の求める能力が絵にし難いものが多くてちょっと困りました。氷ワルキューレとかはそれっぽくなったのではないでしょうか?ちょっと気に入ってたりして。
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  最終回 「オロチ」編  

 今回は敵側ヒロイン、オロチです。 ガチャフォースチーム内で「女の子が少ない!」と言われ続けたことと、敵らしい敵が欲しいということで、企画マンが急遽追加することにした、通称「クールちゃん」。 「マナがガチャボーグを持つ理由が欲しい」こともあり、当初はマナの姉として考えていました。 そして出来上がったのが、開発だよりマナ編に載っているミナ設定画の右側の、絵が薄くなっているキャラです。 あれでOKは出たんですが、チーム内で「優しそう」と言われたのが引っ掛かり(それは”敵”を求めているクライアントに対し、 100%で答えてないだろうと思った)、今のオロチを大急ぎでデザインしました。 で、オロチができた後「マナのお姉ちゃんはやっぱり優しいだろう」とこっそりデザインし直したのが今のミナです。 まだ服のデザインが完成してませんけど・・・。というわけで、ミナはぼくの趣味だけで勝手に作ったキャラではないんですよ〜。

オロチ

 オロチのデザインの話に戻しますが、敵で女の子という要素で真っ先に思いついた動物がヘビでした。 髪型はメドューサのようなイメージです。ヘビがわっさー、と集まっているような感じで。 腕に巻いている謎の物体はファッション雑誌から取りました。 いまだにあれが何なのか解りませんが、ヘビを巻いているようでカッコ良かったので・・・。 あとは、女の子に見えるようにスカートをつけ、背を高く見せて威圧感を出すために踵の高い靴を履かせて出来上がりです。 ボイス録りで声優さんに見せるための絵がいるということで、2日でデザインも色も決めなければならず、 そのせいかしっかりとまとまっていない気がしますが、とくに悪い評判は聞かないので、ホッとしています。 オロチという名前は、「ヘビがモチーフです」と言ったら「じゃあオロチで」と、企画マンがわずか数秒で決めました。 むやみに強そうな名前で良いです。

 さて、今回でこのコーナーは終わりです。もうネタがないですし、やはり絵描きが文章を書くのはムリがあります。 というわけでこれからは「そうこ」を地味に更新していければ、と思っています。 未使用のイラストを〜と言いつつ、実はそんなものはほとんどないのでなにげに描き下ろしが含まれていたりするあのコーナーですが、こちらもネタを考えるのが大変です。 このゲームはボーグが200体以上いたり、なにかと要素が多いので、逆になにを描けばよいのか迷っているうちに一週間たってます(本職がありますし)。 「これを描いて」というようなリクエストがあれば便利なんですけど・・・。 答えられるかは時間しだいですが。
 それでは、長〜い文章を最後まで読んでくださってありがとうございました! 企画マンのコーナーはまだ続きますので、これからはぼくも一ユーザーとして更新を楽しみにしたいと思います。 では、さようなら〜!

(文/日暮竜二)


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