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台風15号北上 三重県で猛烈な雨
8月25日 23時58分

台風15号北上 三重県で猛烈な雨
日本海を北上する台風15号に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で大気の状態が不安定になり、25日夜は三重県の各地で断続的に1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降りました。大気の不安定な状態は東日本を中心に26日も続く見込みで気象庁は土砂災害や川の氾濫、それに低い土地の浸水に厳重に警戒するよう呼びかけています。
気象庁の観測によりますと、台風15号は25日午後9時には、松江市の北北西130キロの海上を1時間に30キロの速さで北東へ進んでいます。中心の気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心から半径500キロ以内では風速15メートル以上の強風が吹いています。
台風に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になっている影響で、東海などに発達した雨雲がかかっています。午後8時すぎまでの1時間には三重県大台町で101ミリ、午後8時50分までの1時間には三重県松阪市飯南で99ミリの猛烈な雨を観測しました。また、津市では午後9時半までの1時間に81.5ミリの猛烈な雨が降ったほか、午後11時までの1時間には52.5ミリの非常に激しい雨を観測しました。
三重県内では24日の降り始めからの雨量が多いところで650ミリを超える大雨となり、土砂災害の危険性が非常に高くなっているため、「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
さらに三重県では川が増水して氾濫の危険性が非常に高くなっている地域があります。
台風の影響で湿った空気が流れ込むため、26日は東日本を中心に大気の不安定な状態が続き、局地的に雷を伴って激しい雨が降る見込みで、東海では朝にかけて1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
また、26日は西日本や東海の沿岸部を中心に風の強い状態が続くほか、海上では波の高い状態が続く見込みです。
気象庁は土砂災害や川の氾濫、それに低い土地の浸水に厳重に警戒するとともに、強風や高波に十分注意するよう呼びかけています。

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