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児童ポルノ顛末記

2014年3月末日児童ポルノ買春及び児童ポルノ法違反で家宅捜索されました。書類送検されたあと8月10日に別件で逮捕されました。トップ絵はクジラックス先生からもらいました。※なお当ブログは犯罪の抑止のためのブログです※

4ヶ月に渡る取り調べ終了。そして書類送検へ

ようやくこの面倒くさいやりとりも終わったのかと思ったらまたまたまたW刑事から連絡が来た。

あ、○○君。悪いんだけどさパソコンに入っていた他の児童ポルノの画像あるじゃん。検事に書類送ったら反省したという証拠が欲しいって言われたからまたうちの署まで来て目の前で消して欲しいんだよね

ととんでもないことを言われ、え?そこまでしないとダメなの?と思ったが児童ポルノは罰金刑で30万かかる可能性があると聞いたので、できるだけ前科をつけたくなかった僕はまた神奈川まで行くことが決まった。ただ話を聞くと
今回は警察の捜査車両(パトカーじゃないワゴンのような車種)に乗せてもらいドライブをすることになった。

ドライブの際、移動の2時間ほど警察とほかに何か悪いことをしてないか探りを入れられる内容の雑談ばかりであまり楽しくなく「そういえば会社の人は糞虫の館ってブログしてるの知ってるの?」と聞かれ「いやー知ってるわけないじゃないですか」と答えると

「良いじゃん。教えてあげなよ(笑)何なら俺たちが言ってあげようか?」とW部刑事に言われ、このままアクセルを無理やり踏んで事故ってやろうかなと考えていた。

あと何故かブログで書いていた走れエロスについて言及され

「君あんな文章書くなら小説家になりなよw他のみんなも褒めてたよ」

と話すと助手席にいた以前渋谷でハンコを押させた刑事が「でもあれはパロディだから面白いけどオリジナルじゃないから難しいよね〜w」と大きなお世話なことも言われた。


署についてW刑事が見守る中パソコンのロリ画像を消すというよく分からない作業を終わらせて、ようやく長い取り調べが終わった。

「じゃあ帰るんで送ってもらえますか?」

そう僕が聞くと「え?俺たち仕事があるから電車で帰りなよ」と言われたために馬鹿でかいパソコンを持ちながら電車で帰る羽目になってしまった。これも自腹だ。

帰る際はまたも自腹で帰る羽目になったから、かれこれ交通費だけで1万以上かかってしまった。
そして書類送検はこれで終わり、刑罰がどのようなものになるかは検事から連絡が来るからと言われたが結局検事からの連絡は来ず、不起訴に終わったということを知ったのはもう一度警察にお世話になった際の刑事からの取り調べで結果が分かる羽目になった。

 

取り調べの時に暇があってノルマがあるからこうやってインターネットで幼女の裸調べてるんですか?と聞いて否定されたが、このように事情聴取をして検察に書類を送るというノルマが署によって一定以上課せられているのだろう。

ネットの海を大丈夫だろうと暴走しすぎた結果、神奈川県警に目をつけられたのだ。

以前も書いたとおり警察は犯罪を未然に防ぐのではなく、ただ課せられたノルマをこなすことに重きを置いている。警察といえど公務員だとどうしてもそうなる以上しかたないだろう。

なので、これから児童ポルノが本格的に成立した今となっては今以上に児童ポルノ法違反で書類送検が増えると思われる。

 

結局起訴されたかどうか結果がわかったのは後ほど喧嘩で捕まった時に、警察から「君は児童ポルノ法違反で前科があるから罪の意識が」と言われてびっくりして聴き直したら結果不起訴であったからだ。

この時捕まったのは児童ポルノで写真や指紋、DNAなどを取られたのが原因であり、恐らく警察は微罪でも情報を集めようとしているのだろう。

警察にお世話になった話はまた書きたいと思うが、この2014年3月から2014年6月まで何度も神奈川県警に呼び出されて話を聞かれたことから今回のブログを作ることになった。

本当はもっと早く作りたかったが、筆不精なのと8月に逮捕されたりでゴタゴタしてたらいつの間にか1年が経ってしまった。ただ児童ポルノの単純所持が法律違反ということもあり過去の記憶と取り調べのさいに走り書きしてたメモから思い出しつつ作った。

個人的意見だが2015年7月15日から児童ポルノを単純所持しただけで逮捕されるという法案が通ったためこれ以降児童ポルノでしょっぴかれる人は増えると考える。

というか携帯の画像に児童ポルノが入っていれば署まで連れて行かれお話を聞き、場合によれば僕みたいに任意の事情聴取を受けるだろう。

 

取り調べの際に「この児童ポルノの謙虚ってのはノルマで決まってるんですかね?」とちょっと意地悪にW部刑事に聞いたらそんなことはない自分たちは仕事を全うしているだけだという旨の返事が帰ってきたが、じゃあ自転車で街を走っていると一々盗まれたかどうかと職務質問をいる警官がいるがあれもノルマのためではなく、職務の上で自発的に行っていることになる。

家に馬鹿でかいパソコンを1時間以上かけて持って帰るとこれまでの疲れが出てどっと疲れた。その時ある書物が目に入った。

クジラックスの書いたがいがあカウンターという児童虐待の書物だ。

今思えばこれのせいで家宅捜索などをされたのだと思うと怒りが湧いてくる。

もうこんな有害な書物は焼き捨てよう。

一生児童ポルノとか読んだり集めたりするのはやめよう。せいぜい女子校生もので我慢しようと思ったら、

 

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買ってしまってた。

しかも2冊も。

 

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 神奈川県警は不祥事では日本ワーストクラスだと言われる。だが、検挙率でトップのものが2つあるそうだ。それは何か。交通違反の取締と児童ポルノ犯の検挙である。

楽そうなもので検挙数を水増ししてるわけでは決してないだろうが、今思えば自分もインターネットの海を暴走しすぎた。

さまよっていく中で児童ポルノ画像に出会い、まとめブログを作ったりその画像を(セーフだと思ってたにせよ)貼ったわけだ。

正直捕まる、アウトの境目を楽しむそのスリルを求めるあまりネットの海を爆走しすぎたのかもしれない。ある意味インターネット上でのスピード違反だ。

人より少しネットで暴走しすぎたのだ。

もうこれ以上はいい大人だしおとなしくしようと思ったら、今度はまた違う別件で家宅捜索されあろうことか留置所に9日勾留される羽目になったのだ。

 

児童ポルノ顛末記1部終了

 

書類のミスによりまた事情聴取へ

2回目の取り調べが終わったあと。しばらく経ってまた大量に電話がかかってきた。

今度は何だと思って取ったらW部刑事だった。

「もっしもしW部です」
妙にテンションが高そうな声と確実に人に嫌な気持ちを与えてくる話し方は聞き返さなくても分かる。

「あのさあ○○君。またこっちに来て欲しいんだけどさ」

もう意味がわからない。取り調べは終わったのではないのかと思うとちょっと、いやかなり腹が立ってきた。

「えーと取り調べは前で終わったはずですよね。今度は何です?」

「あのさあ取り調べの時拇印押してもらっていたじゃん。

あの時日付のサインが間違えてたからもういっかいこっちに来て訂正して欲しいんだよ

事情聴取をされた際にこれは私が言った発言ですという内容のものにいちいち日付とサインをする必要があったのだが、どうやら日付を向こうが間違えて書いたらしく訂正をして欲しいから署まで来て欲しいとの話だった。

ふざけるな。


さすがに書類を訂正するだけで都内から神奈川まで行きたくなかったので仕事終わりに渋谷あたりで会えないかと話すとこれに関しては向こうのミスだからかこちらの意見を聞いてくれた。

その際、向こうもいちいち電話してもこっちが取るのが面倒になったのが分かったからか、SMSを送ってきた。しかも絵文字がやたらに多くて仕事でこんな顔文字使っていいのかと思った。

あと電話番号を登録したからか今流行りのLINEに勝手に登録されてしまった。

もしかして友達?の文字と一緒にW部刑事のアイコンが浮かび上がってくる。なぜかブルースリーのコスプレをしていてノリノリだ。

僕はそれをそっと消去した。


仕事終わりに渋谷に行くとスーツの刑事が2人立っていた。家宅捜索の時に会ったW刑事以外の2人である。

がいがあかうんたーを目の前に出して「こういうのよく見るの?」と聞いた生真面目そうな刑事と初めて来た時はとんでもない人相の刑事がいると思った鬼瓦みたいな刑事の2人である。僕も仕事帰りだったので、スーツを着た集団となり傍目から被疑者と取り調べをする刑事ではなくただのリーマンにしか見えなかっただろう。

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こっそり写真を撮ったが普通の格好であった。


「わざわざ渋谷まで呼び出して大変なんだからな」と鬼瓦の顔をした刑事にまた憎まれ口を叩かれたのを覚えている。そちらのミスなのになぜこのような偉そうな態度を取られるのだろう。そう思うと内心イラっときたのを覚えている。

渋谷のモアイ像のあたりで2人の刑事に囲まれるように書類の訂正をしたら
「じゃあこれの書類を検察に送るからもう取り調べは終わりだよ」と言われた。
訂正をしたときは6月の半ばだったのでかれこれ3ヶ月は経ったわけだ。そろそろいい加減解放して欲しいと思っていたのでようやく終わりかとほっとした。

だが、さらにまた1度署に向かう羽目になったのだ。

誰がために児童ポルノ法はあるのか

仕事終わりに神奈川まで行く羽目になったがもちろん自腹で心身ともに疲れきった状態で警察署につくことになった。

向かう途中無事に来るのか僕のことが心配だったのか5分に1回というかなりの頻度で着信をかけられておかげでiphone4Sの電池がなくなったためコンビニで携帯用の充電器を買う羽目になった。自腹で。

 

2回目の取り調べは向こうも公務員だからか早く帰りたがっておりしょっぱなから

「書類作ってるからさ、これで問題なかったらすぐ終わるよ」

とW部刑事に言われた。

何が書いてあるんだと思いきや1回目に僕が話した内容を書類に書いており、それを見せてもらう形になった。

内容をまとめると

・元々小説のブログを書いていたがアクセス欲しさに児童ポルノの画像を貼るようになった。

児童ポルノを貼ることで掲示板の住人とコミュニケーションを取り、ちやほやされることが嬉しいためだんだんエスカレートしていった。

 

などとよく分からない供述書になっていた。よくある警察の作文はこうやって作られるのかと少し感心してしまった。

ちなみに僕のブログは元々まとめブログであって小説ブログではなかったのに何で間違えたのだろうと思ったところ、ライブドアで別に作っていた小説用のブログを見て勘違いしたのだと思われる。

2014年の1月に凍結されたがどうやら凍結されたあとのブログは警察も中身を見ることができないらしく、問題の記事から児童ポルノに反してる部分だけを切り取り見せてきた。

ちなみにその時の問題の記事のタイトルは「女子中学生の裸とか誰得だよwwwwwwwww」みたいなものでそれも取り調べのW部刑事に音読されるたびに俺得に決まってるだろ馬鹿かと考えていた。

さて俺得なのは別に構わなかったが、このまま警察の書いた作文通りに進められていくのが何か嫌だった。

「あーちょっと良いですか」

軽快にパソコンに書き込みをしているW部刑事に口を挟む。

「あのー別に児童ポルノを貼ったからといってアクセスが増えたことはなかったんですけど」

これは事実だった。

まとめブログの原理を知っているか知らないか分からないが、まとめブログは基本的にRSSという画面の上らへんにある記事の羅列から人が来て成り立つ。

ここでRSSを送ってくれる大手のブログにいかに媚を売りRSSに入れてもらうのが大変なのだがこれは別の話。

とにかく基本的に1記事を更新するだけで1万PVは来ていた。別に女児の裸抜けるwwwwみたいな内容でも特に変わりはないため、アクセス目的に貼ったことは1度もなかったのだ。

このように児童ポルノに触れる画像を貼ってはいたが、他のまとめ記事と比べても対してアクセス数は変わらないためアクセス目的ではないと話したが、せっかく書いた供述書を作り直す羽目になったW部刑事が気分を害したのか、「じゃあ何で貼ったの?」と逆に聞き返されてしまい返答に困った。

何で貼ったのと言われても何となくしか答えようがなかったからだしこのように警察が来るとは夢にも思わなかったからだ。

あとこの取り調べが検事にわたると聞いてできるだけ穏便に前科つかないように頼みますよ~とフランクなかたちで話し続けていたらW部刑事が怒った。

じゃあ君、何!遊び目的で児童ポルノ画像を貼ったわけ?それならそっちのほうが罪が重くなるよ!(原文ママ

遊び目的で児童ポルノを貼って重罪になり死刑になったという話は今まで聞いたことがなかったが、この時はビビった。こんなことで俺の人生終わらせたくないと思った。

だが、ぎゃくに怒りが湧いてくる。何で児童ポルノ(か●ぷま●つ)でググれば出てくるような画像を貼ったからと言って仕事終わりに神奈川くんだりまで行かないといけないのか。

「一体ここまで責められるような犯罪をしたのですか僕は!?」とややキレ気味に聞いた。

すると、ここで話を聞くとどうやら僕がどのような意思で児童ポルノ画像を貼ったかにせよ

それを見てオナニーする人とかいるわけだから電磁媒体わいせつ罪に君は当たるの(ほぼ原文ママ)」

と言われてしまった。

どうやらこの児童ポルノならびに電磁媒体わいせつ罪は未成年が裸の画像を世間に公開され保護されるためにできた法律じゃなくて、児童ポルノを見ておちんちんシコシコした人がいることが問題のように聞こえてしまったのだ。

じゃあ僕のブログを見てオナニーした人ここに連れてきてくださいよ!

とつっかからなくていい部分でつっかかってしまったため、W部刑事の態度が急に硬化してしまいすぐに終わるはずの取り調べが夜の11時近くまでかかってしまった。

 

ただ帰る際にはお互い本音で話し合ったせいか少し打ち解けて

「君さあほかに小説みたいなの書いてたじゃん。あれ面白かったからそっち方面で頑張りなよ」

とよく分からない激励みたいなのを受けた。

小説とは昔2chに投稿していた走れエロスというやつと

minnanohimatubushi.2chblog.jp

おしっこ売の少女という話だった。

ncode.syosetu.com

おしっこ売の少女はマッチの代わりにおしっこを売るという今思えば何書いてんだ自分というものであったが、W部刑事は「何でさ最後に女の子殺しちゃったの?悲しいじゃん」とちゃんと読んだ上で感想をもらえて「あ、それは女の子を殺さないと物語のテーマとして成り立たないからです」と話したらふーんと流された。

 

何だかよくわからないまま帰るとすでに終電近くで空を見上げると綺麗な満月だった。

いったい自分はなんでこんなところに来たのだろうと思うと余計に月が綺麗に思い自分が惨めに感じた。

仕事終わりに任意という名の強制的な呼び出し

次に取り調べがあったのは6月頃だった。
普通書類送検だけでこれだけ何回も警察署に行くのは珍しいかもしれないが、他にもしょっぴいた人がいたからか押収されたパソコンの解析に時間がかかったからか結構な間が空いた。

パソコンは外部の機関に委託しているようでそこで出た結果でまた余罪が変わるそうだ。
あまりにも時間が経っているからパソコンに他にもやばい画像があってそれでもう一度家宅捜索されるのじゃないかとビクビクしていたある日、また大量の電話が来る。
ここまで来たら誰からか分かる。

「もしもしW部です~」
「あ、お疲れ様です」

ちょうど仕事中だったから席を離れながらいかにも取引先の人から電話が来たかのように振舞う。
「あのさあ。もう一回来てもらいたいんだけど今度は平日とか大丈夫?夜の8時頃とか
全然大丈夫じゃない。

仕事終わりになんで警察にまで行かないといけないのかと
思うと若干怒りが湧いてきた。そもそも仕事場から神奈川まで2時間は楽にかかる。

「いや仕事があるのでちょっとその時間は厳しいですね。しかも都内からなんで」
「あ~じゃあ仕事終わりに車で迎えに行ってあげようか?職場までさ」
こう言われてもう1度神奈川の警察署まで行く羽目になった。もちろん自腹である。

仕事先には今のところバレてはいないようだが、何故かこの日面談があり大事な話があるからあとで来てくれと言われてしまい何のことだと聞くと勤務態度がよろしくないと注意を受けた。タイミング的にあまりにも良かったので電話が来た刑事にもしかして職場に何か言いました?と6回ほど聞いてしまった。

恐らく家宅捜索されたことが普段の態度にも影響があったのだと思われる。

 

おいおい○○お前本当はロリコンだったのかよ~うちの娘には手を出すなよ

ははっ先輩の娘はブスでチンコ立たないから大丈夫ですよ

と、そんなフランクなことを言える会社ではなかったので、ぜひとも今回家宅捜索されたことは黙ってもらいたかった。

普通の半裁をして任意の場合は恐らくほとんどの場合会社に連絡は行かないと思うが、会社のパソコンを使って犯罪予告、もしくは児童ポルノで捕まったらいやがおうでも会社に家宅捜索されるはずなのでもしするばあいは自宅でTORなどを使ってしたほうがいいとアドバイスをしておきたい。

会社に警察が来るのは避けてもらいたかった僕は仕事終わりに神奈川の署まで行くことになった。

取り調べ2

これまでの認識だと児童ポルノで捕まるやつは不運とダンスっちまった、もしくは同好の士のあいだで秘密倶楽部よろしく児童ポルノ画像を交換し合っているようなヘビーユーザだけが捕まると今までの認識で勝手にそう思っていたが、実は結構な数が捕まっているそうだ。

「でもまとめブログの人とか捕まらないんですか?ロリ画像貼ってるとこ多いですよ。ハム速とか」

別にハム速がロリ画像を貼っていたという記事は覚えている限りなかったが、自分だけこのような目に合うのがムカついたため、ほかのブログの管理人も捕まって欲しかった。

「うん。だから最近はまとめブログの人も結構捕まってるよ」

どうやら僕の認識は甘かったらしい。彼らは児童ポルノを貼っている画像ならとにかく捕まえることが仕事のようだ。具体的な名前は教えてもらえなかったが、凍結されて消えたブログは山ほどある。その中の1つはもしかしたら僕みたいに早朝チャイムが鳴って神奈川県まで連れて行かれて事情聴取されていたのかもしれない。

「それよりさ君パソコンの画像どれだけあったか知ってる?」

「さあ知らないです」

画像は2chから適当に拾ったものばかりで自分でもスレを見て気に入ったら別にロリ画像では無くでも保存をしていた。

2万3千161だからね。数えるのも大変だったんだからね。よくこんなに集めたね。すごいよね君」

何と自分のパソコンには2万枚以上も画像があったのだ。青春をネットの海で過ごし2ちゃんねるという掲示板に入り浸って遊んでいたあいだにそれほどの量があのパソコンに入っていたようだ。

「え?1枚1枚見たんですか?」

「見たよ。何で死体画像とかあるんだよ。見てショックだったよ」

 どうやら1枚1枚チェックをしていたようだ。死体画像やブラクラ画像は2ちゃんねるでロリ画像を探す時にどうしても貼られてしまう。普通は削除しているんだろうけど元来物臭な性質大量の死体画像とエロ画像そしてロリ画像と玉石混交なハードディスクを作ってしまったようだ。

 「それでまず簡単に君の罪状を話すけど、わいせつ電磁的記録媒体陳列罪及び児童ポルノに触れている可能性が高い」

高いというのはこの場合起訴されていないからだ。犯罪は警察が逮捕し、証拠を集めて検事に送り最終的に有罪になるかどうか検事が判断するわけだ。

だから逮捕されても不起訴ならば前科はつかないことになる。

それよりもただ児童ポルノでしょっぴかれたのかと思いきやわいせつ電磁的記録媒体陳列罪など仰々しいものもついている。

今回はろり画像で家宅捜索されたが、どうやらネットでエロ画像をあげているとこれでしょっぴかれることもあるそうだ。

刑法175条は「わいせつな文書、図画、電磁的記録に係る記録媒体その他の物を頒布し、又は公然と陳列した者は、2年以下の懲役又は250万円以下の罰金若しくは科料に処し、又は懲役及び罰金を併科する。電気通信の送信によりわいせつな電磁的記録その他の記録を頒布した者も、同様とする(第1項)。有償で頒布する目的で、前項の物を所持し、又は同項の電磁的記録を保管した者も、同項と同様とする(第2項)。」(wikipedhia参照)

ただのまとめブログを運営していたつもりがどうやらわいせつブログを運営していたことになっていた。

そういえばまとめブログをして3、4年目くらいにブログのカテゴリがいきなりアダルトになっていたことがあった。元々まとめブログは2ちゃんから画像を集めるため卑猥な画像も少なかれある。そのノリでまとめていたのだが世間一般ではアダルト扱いだったのだ。これもショックだった。

ショックの僕を置いておいて淡々と取り調べが進む。

「この画像の女の子何歳くらいに見える?」

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(参考画像)

「11から12歳くらいですかね」

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(参考画像その2

保育園でのゴマキの裸相撲という文章が書いてあった)

「じゃあこの女の子は?」

「う~ん保育園とあるから4歳から5歳くらいかな」

「すごいね専門家とほぼ一緒の答えだ」

画像を見せたあとW部刑事は少し褒めるように言った。

「専門家って何なんですか?」

「一応この画像が童ポ(どうやら警察では児童ポルノ画像のことをこう呼んでるらしい)にひっかかるか専門家に判断してもらってるんだ」

「専門家って誰ですか?」当然の疑問である。

「まあ偉大な先生だよ。近所に住んでいる小児科の先生に判断してもらってる」

「へー児童ポルノばかり見てるんすねその人」

「まあ、変態いや偉大な方だからね」

どうやら偉大な先生はこの署の警察からは変態と思われているそうだ。

このことは言っちゃダメだよと言われたがそんなことよりも近くの小児科医もしくは自称専門家がロリ画像だと判断すればその時点で児童ポルノなのであると知ってショックを受けた。

これもまたびっくりした。いくら専門家で児童の裸を見慣れているといっても実際に診察したわけではないのに何がわかるのだろう。一時期合法ロリという言葉が流行ったが、もし20を超えていても見た目が児童そっくりで専門家がこれは児童ポルノだと言い張れば児童ポルノになるのである。

とんでもないことじゃないかと思った僕はW部刑事に聞いてみる。

「え?児童ソックリの大人とかどうやって判断するんですか?」

「それはまあ乳腺の広がりとか身体的特徴で判断してるんじゃないだろうか」

ターナー症候群という病気がある。簡単に言うと染色体異常で普通の女性に比べ体の発達が遅い病気のことだ。もしもこの女性の画像を貼っていたら専門家はどう判断するのだろうか。実際の触診や精密検査をするのなら正確な年齢が分かるかもしれないが、写真一枚でその女性が18以上であるとはっきり識別できるのだろうか。

「まあだから高校生くらいの女の子の写真じゃなくて今回みたいにはっきりと分かる画像で呼んだんだけどね」

僕の心の声が分かったのか言い訳がましくW部刑事はそう言った。たしかにこれくらいの低年齢の女の子なら成人の女性と間違えてしまう可能性は少ない。

だが、もしこれがコラ画像とかならどうだろう。適当な貧乳の女の子に小学生の顔を載せたりしたら果たして判断できるのだろうか。これも聞いてみたら「まあグレーだろうね」と言われた。どうやら警察のさじ加減で決まるらしい。

自分で製造したものでなくネットに落ちていて誰でも保存しようと思えば保存できる画像でこのように事情聴取をされることになったようだ。

このように自分が何の罪で引っかかったか、どのように児童ポルノと判断したのかなどを話しているとW部刑事はパソコンにカタカタと軽快な音で入力していた。

「あ、ちょっと○○君待ってね」

そう言うとW部刑事は少し場所を離れた。そのあいだに暇だったので取調室に置いてあった紙の束をW部刑事が離れた隙にこっそり見てみたら全部うちのブログに関する内容だったのは驚いた(HTML構造まで文章化していたのだ)

すこし間を置いてまたW部刑事が取調室に戻ってきた。

「じゃあさ話また今度聞くからちょっと指紋とかいいかな?」

え?何それ

「一応さ書類送検(検事に書類を提出すること)するからDNAとか取る必要あるんだよね」

もう完璧犯罪者扱いである。

いや電磁媒体わいせつ罪及び児童ポルノ法違反でしょっぴかれたのは事実だが、消せと言われればすぐ消していたものを警告もせず、逮捕してあげくにDNAまでとるわけだ。あまりにも酷いとこの時は思ったし今も思う。

この後別室に連れて行かれ、写真を3枚ほどそして、指紋と掌紋、そして口の中に綿棒みたいなものを突っ込まれてDNAまで採取されたのだ。

これは別件だが、後に喧嘩をしたあと防犯カメラでこの時撮った写真が原因で留置所に突っ込まれることになったのだ。この時あまりDNA出したくないなと思い綿棒を弱めに口の中でつついてたらバレて警察に「もっと強くこすって」と注意を受けた。

 

朝の10時ころから始まった事情聴取が終わり何だかんだで夕方となった。

取り調べを受け疲れきって帰りの駅に歩いて帰っていると何気なく見た電柱に可愛いワンちゃんの画像が見えた。

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この犬狂犬病の注射してるのかな?

と思ってしまう愛くるしいワンちゃんだった。しかもこんな犬に謝礼金10万も払うそうだ。

狂ってる。たかがネットで拾った児童ポルノ数枚の画像でしょっぴこうとする警察もこんな犬に10万も出そうとする飼い主もわざわざ神奈川まで交通費自腹でくる俺も。

この世のすべてを恨みたくなる日だった。

取り調べ1

 

じゃあ取り調べ今週の土曜日な

磯野野球しようぜとでも言うかのような感じであっさり決まったが実際に取り調べをすることになったのは5月だった。

「あ~○○君(←本名)あのさあ君のパソコンまだ調べきれてないから5月の土日でよろしくね」

今夜来る女ブスだから合コン延期しようぜみたいなノリで延期される。もちろんこちらに拒否権はない。

今改めて考えると神奈川県警は毎年2月から3月の間に山崎春のパン祭りセールよろしく、春のロリコン逮捕セールを行っているため僕の捜査は後回しにされていたのだろう。

警察を親に持っている知り合いに尋ねたところ、どうやら新年度に向け1月から3月にノルマを課せられているからか大量に児童ポルノ愛好者を逮捕しているそうだ。

ただ話を聞いたところ3月の終わりに家宅捜索は珍しいとのことだった。

だが、この時はそのような事情などさっぱり分からなかったため、パソコンの中にまずいものが入ってて余罪を追求されているんじゃないかと思い込んでいて会社にかかってくる電話も「○○さんを家宅捜索したんですけど」と警察からかかってくるんじゃないかと半分ノイローゼになっていた。

さて5月に入り任意の事情聴取に行く羽目になった。

場所は神奈川県の中部。住んでいるところからは2時間かかる。

話を聞くと「2日ほどかける必要があって時間は大体朝から夕方まで」とのこと。

しかも当然だが、交通費は自腹

非常に行きたくない。

ちょうど逮捕されてパソコンを持って行かれてから部屋でパソコンを使えずに不自由していたため漫画喫茶で自分と同じような境遇の人がいるか調べていたら、同じ境遇の人(しかも神奈川県警に家宅捜査されていた)は名古屋に住んでいたらしいが、わざわざ神奈川まで1泊して事情聴取をされたらしい。

このように任意とは言え強制力がかなり強いため渋々神奈川まで行くことになった。

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(念のためモザイク)

警察署に着くと受付に行く必要がある。受付にはもちろん全員警察官がいる。

ここでちんことか出したら速攻捕まるんだろうなと思って受付に声をかけようとしたがはたと困る。

何て言えばいいのだろうか。まさか児童ポルノでしょっぴかれたので署に来ましたと言えばいいのだろうかと思ったが、○○課のW部さんお願いしますと頼めばあっさり本人を呼んでくれた。

「お~○○君(←僕)じゃあ案内するよ。2階に行こうか」

日に焼けたW部刑事が来た。この人はなぜかいつもテンションが高い。

課が2階にあるのか2階まで案内された。そして課の中に入る。

取り調べをされた日は土曜日であったが、何人か出勤している警察官がいた。

だから児童ポルノはもっと罪重くすべきなんだって!

と非常に物騒なことを言っている警察がおり俺のことじゃないだろうなとビクビクしながら取調室に入った。

部屋は非常に殺風景で机とパイプ椅子があり取り調べをする警察と対面をする形になる。窓はあるが鍵がかかっており曇りガラスで旧式のエアコンが置いてあった。

そして後ほど分かるのだが、窓際の机に大量の紙束が置いてあり、最初は何だこれと思っていた。

「いやー今日は遠くからはるばるお疲れ。迷わなかった?」

「いやー結構歩いて疲れました。飲み物飲んでいいっすか」

「取調室は飲食禁止だって」

とそう言いながらW部刑事は取調室のドアを閉めながら話す。

どうやらカツ丼とかは出してくれないそうだ。

最近の取り調べは警察の尋問で密室化を防ぐためにドアを開けっ放しにしながらするところがあるらしいが、今回事情聴取をされたときは基本的にドアは閉めっぱなしだった。

「じゃあ取り調べをしようか」

雑談を交わしたあと急に向こうは仕事モードになる。

一体何が来るのかとかなりドキドキしていた。

「まずさ何が引っかかったかわかる?」

「えー分からないです」

「これが引っかかったんだよ」

そうW部刑事は言いながら俺に直接引っかかった画像を紙で白黒コピーしたものを渡す。

それは3枚の画像だった。

1枚目と2枚目はブルマを着てる女の子が乾布摩擦をしているもの。そして3枚目はゴマキこと後藤真希が幼稚園の頃わんぱく相撲をしていたときの写真という嘘か本当か分からないもの。いずれも下半身は着衣しており上半身は裸でビーチクが見えているものだった。

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(画像を張るともう一度捕まるため、参考として絵を描いた。高校の時の美術の成績は10段階で2だった)

うちのブログは基本的に2ちゃんのまとめブログをしていたため、基本的に集める画像は2ちゃんからのものである。

だから今上げたものは何回か見たことがあり特に珍しいものではなかった。

 「これのどこが引っかかっているんですか?」

正直児童ポルノというのは児童がセックスをしているシーンか下半身を丸出しにさえしていなかったらセーフだろうという認識があった。

「これは児童ポルノの3項ポルノってやつでそれに引っかかったの君は」

児童ポルノの条文はこうである。

 

 

  • 児童を相手方とする又は児童による性交又は性交類似行為に係る児童の姿態。
  • 他人が児童の性器等(性器肛門又は乳首)を触る行為又は児童が他人の性器等(性器、肛門又は乳首)を触る行為に係る児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するもの。
  • 衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって、殊更に児童の性的な部位が露出され又は強調されているものであり、かつ、性欲を興奮させ又は刺激するもの。(wikipedhia児童ポルノ参照)

そう。乳首も児童ポルノに引っかかるのであった。

 

 こう書くと当たり前じゃないかと思う人もいるかもしれないが、保育園や小学校で児童が裸で水浴びをしている写真でも引っかかるのだ。

しかも3項は児童の性的な部位が露出されまたは強調とのことで水着を着ていてもアウトになる可能性が非常に高いという何ともアバウトな定義なのだ。

 僕が驚いたのはほかにもある。

先ほど引っかかったという画像はほかのまとめブログでもまとめられていた画像であり、なぜ引っかかったのかというとどうやらモザイクの処理をしていなかったのが原因だそうだ。

日頃まとめブログをしていた割にアフィリエイトも入らないし(一番儲かった月で一月5千円)適当に2chのスレを拾って自動化したツールでまとめていたのだ。

その際画像もあまりよく見ず、適当にアップしていたのが裏目に出た。

 実は捕まったのは3月の後半なのだが、1月にブログパトロールというサイトからやたらとメールを送られてきた。

内容はあなたのブログのどこそこが法律に違反しているので削除してくださいという内容だ。

面倒ではあったが、ブログを消されるのも嫌だったので最初は律儀に応じていたが、そのうち「あなたのブログの全画像から違反している画像を消してください」

と非常に適当な内容のものが来た。

こう見えても4年ほど運営していたので画像はおそらく2千枚以上ある。

そこから違反しているものだけを消せと言われても消せるわけがないし、どれのことかさっぱり分からない。

だからしばらく放置していたらいきなりブログが凍結されたのだ。

当時はいきなり消されたことに憤慨し、ブログの運営に「死ね!

といった内容のものを送ったりしたのだが、そのうち日々の雑事に追われブログのことを忘れていたら3月にまさかの家宅捜索であった。

凍結されていた頃に警察がうちのブログを見ていたらしく、そこから2ヶ月ほど内偵をしてブログから住所まで割り当てて家宅捜索をしたのだ。

ここにまた不運が重なった。僕のブログはライブドアだったので国内のサービスなのだ。元々FC2だったが、ライブドアの方がアフィリエイトが儲かりやすいと聞いたのでライブドアにすることにしたのだが日本の警察は国内に対しては非常に強い。

逆に国外にサーバがあるFC2や2ちゃんねるなどもそうなのだが、令状を送っても向こうを英語でやりとりしないといけないので面倒くさくてつい捜査の手が緩む。

だが、国内なら令状さえあれば簡単に個人情報を開示できるということなのだ。(感覚としてサーバが国外なら捜査されにくいと書いているがFC2でも逮捕者は出ている)

またかつて時代を築いたwinnyなどのファイル交換サイトは常に警察が見張っているため、捕まらないと思っていてもそれは偶然見つからなかっただけで回数を重ねるごとに捕まる可能性が上がってくるわけだ。

 

続く

 

 

 

 

 

 

任意という名の事情聴取へ

家宅捜索されたその晩、知り合いと飲みの約束をしていたので行くことにした。

正直酒なんて飲んでる気分ではなかったが自分から誘ったので飲むことに。

「今日やたらテンション低いけどどうした?」

 と聞かれたが、家宅捜索されたその日にテンションが高い人間なんか世の中そうそういるわけがない。

ブログをしていたのは知られていたため、概要を話すとアメリカだと児童ポルノは懲役になるからな~と言われてしまった。

一体ブログの何に引っかかったかずっと悩んでいて酒が全く回らなかったのを覚えている。

 

折しも家宅捜索があった次の日に健康診断があった。

昨日ほとんど寝れていなかった状態で健康も糞もない気がするが、受ける必要があったため受けに行った。

受けに行く間周りを歩いている人たちが、自分が昨日家宅捜索受けたんですよと話せばどういう顔をするのかとつまらないことを考えていたくらい悩んでいた。

病院につき健康診断を受けようと血圧を測ったら180という異常なくらい高い数値が出たため看護師が「ちょっと一回落ち着いてもう一度測りなおしましょう」と少し慌てたように言った。

落ち着いたからか2回目に血圧を測ったら普通の数字を出した。

 

健康診断が終わりしばらく周りに何もなく警察も部屋に来ることはなかった。

ちょうど仕事が変わったばかりで新しい業務をこなしていくことで日々が経つのが早いと思ったら携帯電話に見知らぬ番号がかかってきた。

最初は取るのが怖かったのでスルーしていたが何度も同じ番号からかかってきたから薄々気付いていたからとることに。

「○○警察署のW部です。○○君(←本名)の携帯だよね」

やっぱり家宅捜索した刑事からだった。

「あ、はい。どうも○○です」

「あのさー多分覚えてると思うけど、ちょっと今度は署に来てお話聞きたいんだよね神奈川県の○○警察署まで」

池袋から神奈川までは結構な距離がある。

しかも海老名より遠い辺鄙な場所のため正直あまり行きたくなかった。

どうやら家宅捜索をされたあと事情聴取に行く必要があるらしいが、捜査をした県の警察署までこちらから出向く必要があるのだ

今回はたまたま神奈川県警に捜査をされたから神奈川に行く必要があるのだが、もしこれが北海道とか鹿児島県の警察署に捜査されたとしたらそこまで行く必要がある。

「日にちはいつがいい?今週の土曜日とかどう?」

しかもこちらの都合を聞かずに話を進めるW部刑事。

「ちょっと遠いし、忙しくて土曜は休みたいし日にちの変更とか無理ですか?」

向こうのフランクな話し方にごめん。今日の合コン行けねえわみたいな感じで話してみると急に向こうのトーンが変わった。

「あーそうなんだ。忙しいんだね。じゃあこっちから迎えに行ってあげようか。白黒の車で。サイレンは鳴らす?」

「あ、今週の土曜日大丈夫です」

そう。逮捕はされなくて任意という事情聴取であるが向こうはあくまでも強制捜査に出ることも可能だったのだ。こちらはあくまでも被疑者という身分なのだ。

こうして神奈川県まで出向く羽目になった。

しかもこの時は気づかなかったが、結構の回数を行き来することに結果としてなった。