韓国・京畿道と神奈川県知事 交流拡大へ共同宣言

【水原聯合ニュース】ソウル郊外、京畿道の南景弼(ナム・ギョンピル)知事は24日、道庁を訪問した神奈川県の黒岩祐治知事と会談し、両自治体の友好提携25周年を記念し、高齢化社会への対応や公務員交流など多様な分野で協力拡大を進める内容の共同宣言を採択した。

 両知事は昨年12月、南知事が訪日した際にも会談している。

 南知事は、神奈川県が特定の人種や民族への差別をあおるヘイトスピーチ(憎悪表現)を規制する法整備を政府に求める意見書を全国の自治体に先駆けて可決したことに謝意を表明した。現在、全国で100以上の自治体が対策意見書を採択し、今月初めにはヘイトスピーチを規制する法案が参院法務委員会で審議入りしている。

 南知事は「黒岩知事の行動は韓日関係発展に貢献する」と述べた。黒岩知事は、両国関係は冷え込んでいるものの自治体間の関係は継続していると指摘し、自治体間の交流が続けば両国間の問題も解決するだろうと強調した。

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