杉村和将
2015年8月24日12時16分
岩手県大船渡市の大船渡港で24日、本州で今年初めてサンマが水揚げされた。地元の第8三笠丸が北海道・根室沖でとった約68トン。建設中に東日本大震災の被害を受け、昨年4月に完成した魚市場は、秋の味覚の到来に活気づいた。
この日の漁獲量は昨年の3倍超で、初日としては震災後最も多い。このため、初値は1キロ600~700円と、昨年の半額ほどだった。1匹150グラム前後の中型が多く、東京や名古屋、関西方面などに出荷された。
第8三笠丸漁労長の清枝光臣(きよえだこうしん)さん(72)は「みんなサンマを待ってたから、無事にとれてよかった。ちょっと小さめだけど、脂がよくのっておいしいと思う」と笑顔を見せた。(杉村和将)
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