初心者だから近道したいよね!月間30万PV達成に必要な5つの策
『今日のアクセス数は…じ、10…。月間30万とかどうやっていくんだよ!』
ブログ運営でひとつの目標となるのがアクセス数。その目標数値は様々だと思いますが、最初は月間1万PVまでいくのが関の山、というところじゃないでしょうか。
なんとかアクセス数を上げようと「月間○○万PV達成しました!」と公開している記事をいくつか読んでも、うらやましさと悔しさが出てくるだけでだけでノウハウがいまいちよくわからない。
そこで、実績を出しているブロガーが公開しているノウハウのうち、できるだけ再現性が高いノウハウを5つにまとめてご紹介します。アクセス数が伸び悩んでいるならぜひご参考に。
目次
月間30万PVという数字に関して
なぜ月間30万PVという数字なのかというと、個人で趣味程度に運営しているならここら辺が平均値になるという個人的なデータからです。
もしブログで収益を上げて仕事としてやるなら、これでは足りません。最低でも100万PVは必要になると思います。
扱うジャンルによって収益率が変わってくるため、必ずしもこの法則当てはまるわけではありません。どんなテーマを扱うにせよ、100万PVくらいあれば、ブログ一本でも家族養うくらいは稼げそうな感じですね。
誰もが30万PVを目指さなきゃいけない、ということではありません。そこにたどり着かないと恥ずかしいとか、価値がないということでもありません。
ブログ運営の楽しみ方としてこのアクセス数を目指すのも良いんじゃないか、というひとつのご提案です。
月間30万PVにたどり着くまでに要する時間
どんなに再現性の高いノウハウだとしても、結果が出るまでに要する時間は人それぞれです。
なぜなら、まるっきりゼロから始めるのと、すでにいくつかブログを運営していて新たにブログを始めるのとでは知識と経験に差があるから。
新たにブログを立ち上げなさいと言われたら、今運営しているブログより手早く開設することができますよね。準備を整えて記事公開にこぎつけるまでのスピードは圧倒的に速いはず。
さらにブログで扱うテーマでも変わります。大多数の方が興味・関心を持つカテゴリとマニアックなカテゴリでは、当然前者のほうがアクセス数を稼ぎやすいのです。
ですから、月間30万PVに達するまでに3ヵ月の人もいれば、1年かかる人もいます。そのジャンルに興味を持つ人が1万人しかいなければ、市場が大きくなるまで待たねばなりません。
あくまで目安であって、人(ブログ)によって変わるということは覚えておいてください。
目標は小さなものからコツコツと
すでにノウハウがあったとしても、月間30万PVに達するまでには「積み重ね」があります。
1日100PVを500PVにすることから始め、1000PV、5000PVと目標を徐々に大きくしてクリアしていきます。その結果、1日1万PV(月間30万PV)という高い目標にたどり着くことができます。
それでは、いくつかのブログが公開しているデータを基に、月間30万PV達成までに必要なことを見ていきましょう。自分の目標が10万であれば、置き換えて読んでみてください。
誰でも最初はゼロからのスタートです。
検索サイトからの流入を増やすSEO
安定したアクセス数を得るには、検索サイトからの流入を安定させることがポイントです。SEOに関しては膨大なノウハウがあり、ブログ初心者がすべてを実践することは不可能に近いといえます。
むしろ、変な知識を身に着けてあらぬ方向へ進んでしまうかもしれないので、SEOは必要最低限のことだけ覚えてください。
ここでは、内部施策と外部施策をそれぞれ1つずつご紹介します。
内部構造を明確にする
ブログのテーマを絞っている場合でも、さらに細分化していくつかのカテゴリにわけることができますね。
たとえばラーメンがテーマであったとしても、「美味しい作り方」なのか「店の紹介」なのかで内容はガラリと変わります。
「美味しい作り方」も「店の紹介」も種類や地域でさらに細分化することができます。これらをすべて「ラーメン」という大カテゴリに収めるのではなく、それぞれのカテゴリに割り振りするのが内部SEOの基本です。
この構造化に関するノウハウがこちら。
SEOにおいては、サイトを構造化させる事が重要です。構造化させると、Googleがそのサイトの事を「そのテーマに関する価値のあるサイトである」と見分けやすくなるのです。
ページごとのナビゲーション設計なども非常に勉強になります。
SEO内部施策の基本としてベースにあるのは「実際に訪れたお客様が迷うことなく目的のページにたどり着けるか」というもの。
ブログの場合は、後から簡単にカテゴリを変更することができます。「ラーメン」カテゴリの記事が増えてきたら、子カテゴリを作成して振り分けてみましょう。
良質なコンテンツで自然なリンクを得る
次は外部施策の話。検索上位を目指すためには、どれだけ多くのサイトから支持を得ているかが重要になります。その支持はリンクの質と数によって判断されています。
そのために必要なのは、まず「良質なコンテンツ」=「役に立つと思われる記事」です。そして、その記事を広めるのがソーシャルメディアです。
ソーシャルメディアで拡散されれば、多くのアクセスが集まる。そして、そのアクセスの中には、自分でブログやサイトを運営している人がいて、自発的に被リンクを貼ってくれる。
また、サイトにクローラーが回るようになっていれば、クローラーの流入が多いページから作ったばかりの良質なページに内部リンクを貼ってクローラーを回せば、それだけで検索上位に表示されるようになる。
存在が知られていなければ、支持を得るどころの話ではありません。良質な記事ができたら、SNSで宣伝しましょう。良いものは放っておいても売れる、なんてことはありません。
被リンクはあくまで結果の話であって、ソーシャルメディアは誰かとつながるためにあります。たったひとりの「いいね!」が運営者にとって嬉しいもので、その「いいね!」は僕らの知らない誰かに伝わっていきます。
なかでも、一番のアクセスアップ施策は、人とつながる、ということでした。
あまりにSEOや被リンクのことばかり考えていると、人の存在がどんどん薄れていくかもしれません。そうなると、ブログ自体薄っぺらになっていきます。
役立つ記事と思われるために、具体的な人物像を思い浮かべてその人に対してメッセージを発するのが基本です。イメージすることが苦手なら、過去の自分を思い浮かべてみてください。少なからず成長している今の自分は、役立つことをいろいろ教えてあげられますよね。
アクセスを安定して伸ばしていく記事の書き方
SEOの基本の“き”を抑えたところで、今度はブログのメインである記事の書き方に関して勉強していきましょう。
どんな内容を書けば良いのか
良質な役に立つと思われる記事を書くことの重要性は、これまでも何度かご説明してきました。結果としてこのようになるからです。
自分がガンバって時間を掛けて書いた記事にアクセス数が来るわけではなく、人が欲しがっている情報が書いてある記事のアクセス数が伸びる。
人が欲しがっている情報は、どこの誰をターゲットにするかで微妙に変わります。
検索サイトからやってくる方、はてなブックマークからやってくる方、Twitterからやってくる方、Facebookからやってくる方、それぞれで欲しがっている情報が違います。
当ブログでも、このターゲットを微妙に変えながら記事を更新しています。検索結果上位なのにSNSでは拡散していない記事もあれば、逆の記事もあります。
具体的にどのように違うのか、扱うテーマ・ジャンルによって変わりますが、参考程度でお話しするとこんな感じ。
- まとめ系……検索サイト・SNS両方からアクセスが集まる
- ニュース系……SNSからアクセスが集まる
- ライフハック系……検索サイトからアクセスが集まる
自ブログのアクセス解析とにらめっこしながら、どの記事はどこからのアクセスが多いのか分析してみてください。
前項のSEO外部施策であったように、ソーシャルメディアでの拡散は被リンク獲得につながります。その効果は支持を得た記事のみならず、同カテゴリの記事やそこから内部リンクによってつながれた記事にまで波及します。
やがてブログ全体にまでその効果が及ぶことを「ブログが育つ」と表現します。
更新頻度はどの程度が良いのか
よほどの知識とノウハウがない限り、毎月30万PVを維持するには毎日更新が一番楽な道です。
開設当初からいきなり多数のユーザーが訪れる訳では無いので、もうこれは地道に記事を書き続けるしかないのですが、大切なのは続ける事なのです。
この最初にして最大の壁を超えられるかどうかが、ひとつの分岐点だと思います。
楽だという表現は、記事を書くこと以外に施策を考えなくて済むという意味です。絶対に毎日3記事更新しなければ30万PVに届かないということはありませんが、地道であり王道といえる近道が毎日更新なわけです。
引用記事ではこのようにも述べています。「最終的な目的で重要視しているのはファンを作ること」。これもまた意識しなければなりません。なぜなら、毎日訪れてくれるファンがいるから安定したアクセス数になるから。そして、良記事は必ず拡散してくれます。
ただ、毎日更新しているうちに目的が見失われることもあるでしょう。
記事を増やす為の記事というのはサイト自体のクオリティを下げてしまい、サイトの評価を下げることになり、かえってアクセスが集まらないパターンに陥ることがあります。
ですので、1記事1記事を「一生懸命書く」ことにしています。
この更新頻度に関しては、経験することでしかその答えが得られないかもしれません。
ネタ集めはどうやればいいのか
どのような得意ジャンルでも、毎日話し続ければやがてネタは尽きます。
ブロガー目線で生活するようになると、毎日のささいな出来事を記事にできるようになるかもしれませんが、そこまでたどり着くまでが大変。
ここで重宝するのが、記録です。
食ったものや読んだ本、買い物レシートやパンフなど、ありとあらゆるものを Evernote にぶち込んで、時間を見つけては iPhone や iPad などでタグとノートを整理して、一人ブレインストーミングを行っています。
生活を記録していくアプリはたくさん出ていますので、それを活用してブログネタにしてみましょう。
Twitterを眺めていたり、Q&Aサイトやニュースサイトを見て回れば需要はたくさん見つかります。しかし、それは早い者勝ちになることが多々あり、集まるアクセスは一過性のものがほとんど。
インターネット内で情報収集するより、外の体験を記事にしたほうがアクセスは安定します。これは先ほどの「どこの誰が」という話に通じるもので、絶対的なものではありません。
ネタは視点と角度を変えればいくらでも見つけることができます。
そんなありふれた毎日の中からネタを探す方法と、どうしてもネタが見つからない時にやるべきことをお話しします。
まとめ
この記事を書くために、ネタ選定から情報収集、校正まで含めて5時間ほど費やしています。もっと効率的に作業できる方がいるとしても、2時間はかかるんじゃないでしょうか。
僕はブログで収益を上げて生活することが目的ではありませんので、こんな記事を毎日書くことはできません。
もしあなたが月間30万PVを目指すのであれば、先人たちの意見は概ねこのような感じです。
- 必要最低限のSEO
- 誰かが必要としている記事を書く
- 毎日更新は欠かせない
- 人とつながることが大切
細かなことを挙げれば、タイトルのつけ方やパーマリンクの設定などやるべきことはたくさんあります。
その一つひとつが成果となって表れたらブログ運営が楽しくなるはず。どのような目的であれ、楽しく続けられたら最高ですよね。ここを忘れてしまったらつまらない記事ばかりになっちゃうかも。
さあ、今月はどのくらいのアクセス数を目指しますか?
それでは、また。
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