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<安保法案>若者一斉にNO 500人行進

安全保障関連法案に反対の声を上げる参加者たち=23日、仙台市青葉区

 安全保障関連法案の廃案を目指す宮城県の大学生ネットワーク「SEALDs TOHOKU」(シールズ東北)は23日、仙台市中心部で反対運動を実施した。学生や市民ら約500人が集会やデモ行進をした。
 参加者は「戦争法案やばいっしょ」「東北だって黙ってないさ」などと声を張り上げて繁華街を歩いた。仙台弁護士会や被災3県の大学教員、母親らの各反対グループや民主、共産両党の国会議員らも加わった。
 シールズ東北メンバーの学生は街宣車の上に立って訴えた。大学2年の女子学生(20)は「不安を抱えながらも多くの人が勇気を出して声を挙げている。国民を無視した政治はもはや許されない。今からでも遅くはなく、新しい民主主義をつくろう」と呼び掛けた。
 シールズ東北は宮城県内の学生約20人で発足し、抗議行動は8月上旬に続き2回目。東北大法学部2年の久道瑛未さん(19)は「自分の問題として考える人が増えてきた。参院で強行採決させないため、東北から反対の声がどんどん高まるよう工夫したい」と話した。


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2015年08月24日月曜日

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