ハヤブサ選手の特集が放送されました。
VTRでは「引退の10カウントゴング」と称して天龍源一郎選手ら大御所がリングに集められ、
10カウントゴングの引退セレモニー。
ところがVTR明けに登場したハヤブサ選手本人は引退する気はまったく無し。
友人として登場した博多大吉さんも「引退ではありません」ときっぱり。
おかしなことが起こりました。おせっかいな感動作り、するんじゃないよ。
首から下はしびれていて、まるで冷たい岩から首だけが生えているみたい。首を固定されているから、自分の体さえ確認できなくて怖かった。(中略)恐怖が絶望に変わっていくんです。病室の横には窓がありました。「ここから飛び降りたら死ねる」と思っても、トップロープから飛んでいたハヤブサが、わずか1メートルも動けない。情けなくて涙が止まりませんでした。肺炎の菌が心臓に回ってしまったので手術が決まり、それが唯一の希望でした。生きるためでなく、失敗したら死ねるという希望です。読んでるだけで、息が詰まりそうになる文章。
(集英社「週刊ヤングジャンプ」2013年No.35 8月15日号)
ハヤブサ 僕自身が死ぬ目に遭った。つまり通常ではできない体験ですよね。その時、支えてくれたのがやっぱりFMWとハヤブサの存在だったんですよ。(中略)プライドという言い方があってるかどうかはわからないけど、死ぬ目に逢ったとしても俺はちゃんとしなきゃ、なぜならハヤブサなんだからって思わせてくれたんです。あれほどリングで体張ってきたハヤブサが、ヘタれちゃダメだろうって。ハヤブサはハヤブサに元気づけられる。ハヤブサ選手がハヤブサ選手として覆面をかぶり続けるのは、
――自分自身でありながら客観的にハヤブサ像を守ろうとしていたことになりますね。
ハヤブサ マスクを見たり、かぶったりすると本心でそう言う気持ちになれたんです。リハビリでも、それが大きかった。頑張れなさそうになるとハヤブサだったら、ここは頑張るだろ! って。
(中略)
正直な話、こんなに辛いんだったらって、マスクを脱ぎたいことは何度もあったのに、今は素直にハヤブサのマスクへ感謝できる自分がいます。(ベースボールマガジン社刊「FMW激闘史」)
仮にこれほどの長い時間をかけて頑張った結果、それでもリングに戻れないままに終わる可能性もあるわけじゃないですか。だけど、人生はどこに行くだけかだけではなく、その過程において何をやってきたのかに価値があるものだと思うんです。(中略)それがあるからこそ、たどり着いたときに感極まれるんですよ。(同上)プロレスも、人生も結果じゃない。その“時点”をどう楽しみ、つなげていくかかが一番大事。
最終目標はリングに戻ること。(中略)必ず復活できると信じてますよ。だってハヤブサは、不死鳥と呼ばれたプロレスラーなんですから。事故が起こったあの日、ハヤブサ選手は首から下が動かない中、横たわり、気丈にもマイクを取りました。
(集英社「週刊ヤングジャンプ」2013年No.35 8月15日号)
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