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故意閉じ込めの元社員をシンドラー社が刑事告訴8月24日 11時10分
「シンドラーエレベータ」で保守点検を担当していた元社員が、東京と千葉にある複数の集合住宅でエレベーターを故意に停止させ、7人が閉じ込められた問題で、会社は威力業務妨害の疑いで元社員を警視庁に刑事告訴しました。警視庁は今後、元社員から事情を聴くなどして調べる方針です。
この問題は、シンドラーエレベータで保守点検を担当していた36歳の元社員が、ことし6月から今月にかけて、東京都内と千葉県内にある5つの集合住宅でエレベーターを故意に停止させたもので、住民など7人が一時、閉じ込められました。
シンドラーエレベータは今月5日に元社員を懲戒解雇していますが、閉じ込めが相次いだことで原因調査などの対応に追われたとして、24日までに威力業務妨害の疑いで元社員を警視庁に刑事告訴し、受理されました。
国土交通省によりますと、元社員は「6月半ばごろに会社とトラブルになり、困らせようと思ってやった」と話しているということです。
警視庁は今後、元社員から事情を聴くなどして、エレベーターを停止させたいきさつなどについて調べを進める方針です。
シンドラーエレベータは「皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけして申し訳ございません。事実関係を明らかにすべく、警察の捜査に全面協力していきます」と話しています。
シンドラーエレベータは今月5日に元社員を懲戒解雇していますが、閉じ込めが相次いだことで原因調査などの対応に追われたとして、24日までに威力業務妨害の疑いで元社員を警視庁に刑事告訴し、受理されました。
国土交通省によりますと、元社員は「6月半ばごろに会社とトラブルになり、困らせようと思ってやった」と話しているということです。
警視庁は今後、元社員から事情を聴くなどして、エレベーターを停止させたいきさつなどについて調べを進める方針です。
シンドラーエレベータは「皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけして申し訳ございません。事実関係を明らかにすべく、警察の捜査に全面協力していきます」と話しています。