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「お中元・お歳暮贈る」30年前の6割から2割に

TBS系(JNN) 8月23日(日)9時39分配信

 贈り物といえば夏のお中元と冬のお歳暮ですが、30年前には毎年、6割を超える人がお中元やお歳暮を贈っていましたが、いまでは2割程度にまで落ち込んでいることがわかりました。

 これは都内の男女を対象にしたTBSの調査で明らかになったものです。それによりますと、「欠かさない行事」として「祭りや盆踊りに行く」と回答した人は、1984年から30年にわたって平均して25%前後、およそ4人に1人の割合を維持しています。

 一方で、「暑中見舞いを出す」人は、19.8%から4.3%へと大幅に減少しています。また、「お中元・お歳暮を贈る」人についても、30年の間に60.8%から22.3%に減少し、2割程度にまで大幅に落ち込んでいることがわかりました。

 会社組織への帰属意識が年々薄れていることの現れとも見られますが、2003年5月に成立した個人情報保護法により、個人の住所が開示されなくなったことも大きく影響していそうです。(23日09:30)

最終更新:8月24日(月)0時38分

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