今日、吉祥寺の「カメラのキタムラ」でデジタル一眼レフカメラと交換レンズを売った。カメラはNikonのD7000というエントリー機の上位モデルで、レンズはAF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gという単焦点レンズ。
Nikon 単焦点レンズ AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G ニコンDXフォーマット専用
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2009/03/06
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それぞれ、ちょうど2年前の夏に大学3年だった頃に「大学3年だし、そろそろ一眼レフでも買うか」ということで買ったものだ。もともと、powershot s90という超優秀なCanonのコンデジを持っていたのだが、そいつの性能にちょっと物足りなくなっていたというのもある。やっぱコンデジはどこまでいってもコンデジだし。そんな、ちょうど2年前に買ったカメラとレンズを今日売ってきた。
売った理由は「重いから」。
これまでちょっと遠出したり、新しく赴く場所に出かけるときは積極的に持ち歩いていた。観光地とか、公園とかね。けど最近、正直なところそれ以外の場面では持ち歩くことがめっきり減ってしまった。重いからだ。そのため、ここ数ヶ月を振り返ってみても、乾燥剤を詰め込んだケースの中で眠っていることがほとんどだった。
そもそも、レンズは標準的なものだし、カメラ自体もそんなにめちゃくちゃ気合が入っているようなものではなくて、「スナップ写真を撮れたらいいな」くらいの動機で買ったもの。なのに、これを持っていくときは必ず大きめのバッグに放り込んでおかないといけないし、カバンの中に入れていてもずっしりとした存在感があり、結構しんどい思いをしていた。
希望としては、9月には沖縄旅行をする計画もしているので、外にいる間ずっと手に持っていられるサイズのカメラがいいなーって感じ。
そんな思いが募り始めてきた頃、手放す引き金を引いたのはこれだった。この対談(普通のおしゃべりだけど)を聞き終えて、「やっぱり毎日持ち歩けるサイズのカメラがいいな」と思ったので、D7000を売る決意をした。それが昨日。
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結果、30000円ちょっとで売れた。
元箱もないし、ボディはところどころ傷ついているので合計で20000円くらいなのかな?と思っていたが、予想よりちょっと高めに売れて満足している。
売ったお金を元にして、次に買ったのはOLYMPUSのミラーレス一眼、「OM-D E-M10」。いかついデザインが好みで、重量もそれなりに軽い。これなら毎日持ち歩くのも苦じゃない気がする。本当は、OM-D E-M5 markⅡが欲しかったんだけど、ボディだけで50000円近く差があり、しかも性能的にはそんなに大差はないそうなので、ボディはO-MD E-M10にし、その差額でいいレンズを買おうという作戦だ。
OLYMPUS OM-D E-M10 ボディ ブラック ミラーレス一眼 OM-D E-M10 BODY BLK
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OLYMPUS ミラーレス一眼 OM-D E-M5 MarkII ボディー ブラック E-M5 MarkIIBody BLK
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- 発売日: 2015/02/20
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このボディは、ヤフオクで新品のものを35000円で買った。Amazonで新品を買うと50000円くらいなのだが、レンズキットの”レンズ抜き”(ボディには触れてすらいない)という状態で35000円で売っていたので、「これしかねぇ」ってことで、行動は早かった。
レンズは、OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8を買おうと思っている。
前回のD7000にずっと単焦点の標準レンズをつけていたということもあり、なんとなく一本目は単焦点レンズじゃないともどかしい感じしたからだ。メーカーもOLYMPUSだし、明るいレンズだし、サイズ感も申し分ないので、たぶんをこれを買うことになるんだと思う。
OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 SLV
- 出版社/メーカー: オリンパス
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ただ、いまでも正直ちょっと悩んでいるのが、M.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO。これは、今日カメラのキタムラに行ったついでにヨドバシカメラで触ってきたのだけど、はっきりいってかなりビビった。望遠側でも、めちゃくちゃシャープで、こんな表現ができるなら単焦点レンズなんていらないとさえ思った。実際、界隈では「単焦点殺し」と呼ばれているらしい。それはそれで大袈裟だ。
「うわっ、やばい。これほしい」と思い、ちらっと値段をみると80000円超え。あかん。それはあかんて。
OLYMPUS 標準ズームレンズ ED 12-40mm F2.8 防塵 防滴 マイクロフォーサーズ用 M.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO
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ということで、これもいずれ買うことになると思うんだけど、さすがに一本80000円はポンとは買えないので、こいつまでのつなぎ的な感覚で、上述した単焦点レンズを買おうと思う。
ただし、このズームレンズにも弱点があって、それはかなり重い・デカいこと。マイクロフォーサーズの利点といえば、抜群の機動性と、取り回しのしやすさなんだけど、他のレンズと比べても頭ひとつ抜けてデカい。これには困った。でも、画質はめちゃくちゃいい。
本来、「デカくて重いのがいや」という理由で、D7000を手放したことを考えると、この選択はどうなんだろうという気もしてくるが、一度これを使うとそんなことはどうでもよくなるくらい、いいレンズだ。冬のボーナスだ。待っていてくれ。
ということで、今日売ってきたカメラで撮った写真のなかで一番好きな写真を一枚上げて供養することにする。