【釣り】

　今回は旧暦７月の満月回り。大物期待度は相変わらず、マゴチとキビレが競り合う展開が続くが、キビレがトップに躍り出てきた。しかも、前回の新月と違って月が地球に近いことから、引力が強ければ強いほど、基本的に大釣り確率が高まる傾向にあるキビレに一層食指が動く。時期的にもちょうど産卵前の好機に差しかかる。何から何まで条件のそろった潮で、期待は高まるばかりだ。あいにく本命潮の１〜３日は平日だが、竿を出せる人はぜひチャレンジを。（8月24日 紙面から）

　餌となる魚が多い夏は、シーバスも沢山捕食する。銀ピカのきれいな魚が釣れる季節だ。この時期は餌を追い回すため、よく引き、豪快なエラ洗いを見せてくれる。釣り味も良いし、沖のきれいなシーバスは「夏の鱸（スズキ）」というようにあらいにしても最高だ。今回はこの時期、夕涼みがてらに陸っぱりから手軽に狙えるシーバス釣りを紹介したい。（ＹＡＭＡＲＩＡ企画開発スタッフ・河野剛志）（8月24日 紙面から）