中国経済の落ち込みは、実に深刻
先週の本コラムの冒頭で、4-6月期GDPが悪い、ということを書いた。
17日に発表された4-6月月期GDPは、前期比で▲0.4%。その内訳を寄与度でみると、民間消費▲0.4,民間設備など+0.1%、公的消費・投資+0.2%、純輸出▲0.3%である。「民間消費」と「純輸出」が悪かった。
「民間消費」が悪いのは、2014年4月からの消費増税の影響である。1997年の時にもそうだが、消費増税は恒久的な影響があるので、そう簡単に悪影響はなくならないのだ。
ただ、アベノミクスの円安のおかげで、外為特会の“20兆円”が使えるので、政府として手の打ちようはある。今のところ、GDPギャップは10兆円くらいあるので、5~10兆円の対策をしても、財源の心配は必要ない。
深刻なのは、「純輸出」の減少の原因となっている、中国経済の落ち込みである。上海株が再び下落し、製造業の景況感指数も悪化するなど、中国経済への懸念が広がっている。その不安は、世界の株安にまで広がっているようだ。
もちろん株価に一喜一憂しても意味ない。中国の株式市場は管理相場なので、下がると次は上がるかもしれない。
ただ、当面の株価ではなく、中期的な中国経済の先行きがどうなるか、リーマン・ショックのように世界経済に悪影響を及ぼすおそれはあるのかを考えておきたい。
-
天津大爆発 習近平政権が隠蔽する「5つの疑惑」 ~実は犠牲者千人超、経済政策の失敗をうやむやに?(2015.08.23)
-
安倍政権「消費増税再見送り」で来年7月衆参ダブル選へ!(2015.08.21)
-
消費税率10%は可能か? GDP統計から読み解く日本経済の現状(2015.08.20)
-
【スクープ】中国株の大暴落は、反・習近平派の謀略だった! 権力のためなら世界経済もぶっ壊す、困った人たち(2015.08.19)
-
軽率なワイドショーに物申す。ネガティブな中韓報道を売り物にするな! (2015.08.19)
- 衝撃!中国経済はすでに「マイナス成長」に入っている〜データが語る「第二のリーマン・ショック」 (2015.08.24)
- 中・韓が黙るのも当然! 安倍首相の戦後70年談話が 評価できる理由(2015.08.17)
- 左派勢力への素朴な疑問 日本の平和を望むなら、まず「独裁国家」中国の民主化を求めよ! (2015.08.10)
- 誤った経済政策で 自殺者を増やした罪を忘れたか 間違い続ける民主党に 安保の議論をする資格なし!(2015.08.03)
- 反対しているのは中韓だけ! 集団的自衛権「世界の常識」が理解できない 左派マスコミにはウンザリだ (2015.07.27)
- 集団的自衛権巡る愚論に終止符を打つ! 戦争を防ぐための「平和の五要件」を教えよう(2015.07.20)
