中１女子殺害事件 ４５歳男逮捕 同級生遺体で発見

8月21日 23時41分

k10010198341_201508220027_201508220030.mp4

大阪・高槻市で中学１年の女子生徒が遺体で見つかった事件で、警察は寝屋川市の４５歳の男を死体遺棄の疑いで逮捕しました。行方が分からなくなっていた男子生徒は大阪・柏原市の山の中で遺体で見つかりました。警察によりますと、男は女子生徒の遺体を遺棄した容疑を否認したうえで「車の同乗者が女の子を殴り、知らない間に死んでいた」などと供述しているということです。

今月１３日の夜、大阪・高槻市の運送会社の駐車場で、寝屋川市の中学１年生、平田奈津美さん（１３）が遺体で見つかり、前日から一緒にいた同級生の星野凌斗さん（１２）の行方が分からなくなっていました。
警察が、平田さんが遺体で見つかった現場周辺の防犯カメラに写っていた車の捜査などを進めた結果、大阪・寝屋川市の山田浩二容疑者（４５）が関わった疑いが強まり、２１日夜、大阪・城東区内で死体遺棄の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、行方が分からなくなっていた星野さんは、大阪・柏原市の山の中で遺体で見つかりました。
警察によりますと、山田容疑者は平田さんの遺体を遺棄した容疑について、「声をかけて車に連れ込んだのは自分だが、助手席の同乗者が女の子の遺体を車から出していった。同乗者の名前などは言いたくない」などと供述し、否認しているということです。
そのうえで、「同乗者が後部座席で女の子を殴っていて、知らない間に死んでいた。女の子は初対面で名前は知らない」などと供述しているということです。
警察は山田容疑者の自宅の捜索を行うとともに、星野さんの遺体の遺棄にも関わった疑いがあるとみて、詳しいいきさつを調べています。