西ノ島コース
島前カルデラと日本海が生み出した景観
島前カルデラの中心であり、日本中から航海安全の神として信仰を集めた焼火山があります。また、日本海の荒波により作られた、スケールの大きな浸食海岸を見ることができます。
所要時間 約3時間30分
別府港
西ノ島の入り口の港です。周辺には、隠岐にご配流となった後醍醐天皇に関係する史跡などが残されており、歩いて回ることもできます。
車で20分、そこから徒歩で15分
焼火山と焼火神社
島前の中心に立つ焼火山は、島前カルでラの中央火口丘と呼ばれる火山の跡です。
中腹に建つ焼火神社は、隠岐で最も古い社殿で国指定重要文化財にも指定されています。古くから航海安全の神として信仰され、カルデラ地形の島が避難港や目印として機能していたことがわかります。
また、独特の植生を見られる、山林として島根県より「焼火神社神域植物群」として保護区域に指定されています。
ココが見どころ!
- 岩穴に建てられた本殿
- 当時としては画期的な建築方法で建てられた社殿
車で30分、そこから徒歩で10分
通天橋
国賀海岸の代表的な景勝地のひとつで、その名の通り天への架け橋を想像させる通天橋を見ることができます。また、途中の遊歩道からは観音岩、蛙岩などの侵食海岸が創り出した様々な奇岩も見ることができます。
ココが見どころ!
- 移り変わる浸食海岸の景観
- 景観のできかた
車で10分、そこから徒歩で5分
摩天崖
257mの高さを誇る日本有数の海蝕崖である摩天崖の頂上に立つことができ、映画の舞台となった雄大な浸食海岸の風景を楽しむ事ができます。また、駐車場の横には、辺見じゅん氏の「収容所から来た遺書」のモデルとなった山本幡男氏の顕彰碑が建てられています。
ココが見どころ!
- 雄大な浸食海岸のでき方
- 大地を利用した人々の営み
車で30分