韓国と北朝鮮 劇的に対話テーブルへ=局面転換の分岐点

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の韓国に対する砲撃をきっかけに朝鮮半島の緊張が高まる中、南北が22日午後6時(日本時間同)に南北軍事境界線がある板門店で高官協議を行うことで合意した。

 韓国からは金寛鎮(キム・グァンジン)国家安保室長(閣僚級)、洪容杓(ホン・ヨンピョ)統一部長官が、北朝鮮からは黄炳誓(ファン・ビョンソ)朝鮮人民軍総政治局長、金養建(キム・ヤンゴン)朝鮮労働党書記(統一戦線部長)がそれぞれ出席する。

 閣僚級以上の南北協議は2007年11月以来約8年ぶり。洪統一部長官と金朝鮮労働党書記が協議を行うのは今回初めてとされる。

 今回の南北協議は南北間の緊張が高まる中、対話局面に転換できるか、それとも危機が続くのかの最大の分岐点になる。

 韓国側は北朝鮮軍が非武装地帯(DMZ)の韓国側に埋めた地雷の爆発事件に対する謝罪と再発防止を求め、北朝鮮側は韓国軍が11年ぶりに再開した拡声器による宣伝放送の中止を求めるとみられる。

 ただ、北朝鮮は地雷爆発事件に対し、「韓国のでっち上げ」と主張しており、合意に至るまでは少なくない曲折が予想される。

 韓国の梁茂進(ヤン・ムジン)北韓大学院大教授は、「南北がお互いに不信感を持っている上、隔たりが大きいため、1回の高官接触では解決できないかもしれない」としながらも、「南北双方が状況の厳しさを認識しており、一歩ずつ譲歩し、接点を見いだす可能性もある」との見方を示した。

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