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2015.08.20
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カテゴリ:お仕事
老舗「少年サンデー」も流石に40万わると危機感を持ったのか、新編集長が1p使って、覚悟のほどを掲載したとYahoo!ニュースにありました。
「週刊少年サンデーは今後、生え抜きの新人作家さんの育成を絶対的な使命とします」 「多くの連載作品が誌面を去り、代わりに才能溢れる新人・若手作家さんが次々と誌面を賑わすことになります」 「意思決定は編集長である僕がただ一人で行います。僕の独断と偏見と美意識がすべてです」 すごいですね。是非、頑張っていただきたいです。ただわざわざ掲載するところが相変わらずというか中二というか。久しぶりで「僕の独断と偏見」なんて目にしました。 結果として新人を育成でき成果を上げたとしても、それを最初から宣言しちゃうのは野暮というものでしょ。育ったのはその人の才で、それに乗っかって飯食ってる人が言う台詞としては若干の違和感を覚えます。大概のマンガ家はバカで世間知らずですから、気持ちもわかりますが、バカで世間知らずはお互い様です。 ずい分と前に亡くなられた集英社の編集長が、新入社員を集めて訓示したことがあります。 「お前らはな、マンガ描けないんだよ。マンガ家はマンガ描けるんだよ。それだけですごいだろ。それ忘れるな。そうすればどう付き合えばいいかわかるだろ」 その新入社員からのまた聞きですので、おまぷーが聞いたわけではありませんが、多分事実かと。その意識の差が今現在の部数の差として出ているのではないですか。 このブログでよく読まれている記事
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