2015年8月23日22時31分
陸上自衛隊による国内最大規模の実弾射撃訓練「富士総合火力演習」が23日、静岡県の東富士演習場であった。侵攻された島を奪還する想定での攻撃が公開され、抽選に当たった観客ら約2万6千人が見学した。
演習には、隊員約2300人、戦車や装甲車約80両、大砲約60門、攻撃ヘリなど航空機約20機が参加し、36トン、3億9千万円分の弾薬を撃った。前日の予行では、10式戦車が撃った演習用砲弾の付属品の破片が観客に当たる事故があり、視察した中谷元・防衛相は「原因の究明と安全確保に万全を期し、事故の再発防止に努める」と述べた。この日は、同型戦車は空砲を使った。
また、演習後には、陸自も離島防衛を掲げて17機を導入する、米海兵隊の新型輸送機オスプレイがデモ飛行をした。
おすすめコンテンツ
メール送信に際しては、連絡先の住所・電話番号を明記ください。また、下記連絡先にご一報ください。
東京本社:写真センター 03-5541-8518
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
PR比べてお得!