渋谷原宿の女子高校生に聞いた。
JAって知ってる?それだと思った。
ちょっと。
えっ正解?
(ディレクター)何でそれだと思ったの?すげぇ発想力!じゃあPKOの意味は?サッカーの…そうくるかそうくるか〜!普天間はニュースで話題だから知ってるでしょう?その表現が未知!おみくじ引いてそれ巻くじゃないですか。
分かります?結ぶとことカンカンってするとこの間を普天間。
も〜分からん!豊かな感性だけど無知。
そんな女子高校生にNHKのディレクターが愛のムチを打つ旅「むちむち!」。
「『普天』が神社っぽい」。
そう答えた美緒と彩花高校1年生。
2人は東京・渋谷にあるファッションや美容の技術を学ぶ学校に通っている。
彩花の夢はヘアメークアーティスト。
よく自撮りしてるんですよ。
恥ずかしい。
一緒におって。
これとかヤバくないですか?詐欺感あふれてます。
美緒はモデルを目指している。
体験するんだ。
え〜楽しみ!楽しそう。
え〜!?沖縄?沖縄行けるんですか?わ〜うそ?え〜待って待って待って。
初めてというかびっくり!沖縄県宜野湾市。
そのおよそ3/3の面積を占めるアメリカ軍の普天間飛行場。
ディレクターには…移動しましょう。
(2人)は〜い!背中塗ってもらえますか?ディレクターは普天間飛行場のゲート前に2人を連れてきた。
さあどう出る?お嬢ちゃんたち。
あっ何か書いてあるよ。
施設?海!海兵隊施設…です!よねこく?
(彩花)じゃないの?違うかな?それがあるのよお嬢ちゃま。
ああ!書いてあるじゃん。
普天間!暑い?大丈夫?彩花。
今何思ってるの?ヘイ!フェンスの向こうが見える場所へ連れていく。
(2人)こんにちは〜。
金城です。
はじめまして。
金城清子さん宜野湾市に住んで45年になる。
(彩花)怖っ!大丈夫押さえておくから。
金城さんのお宅の屋根の上。
(美緒)結構車通っとるね。
(彩花)あっちもですよね?あっちも囲われてて。
ひと言言って…ここが普天間飛行場っていうアメリカの軍の施設。
見てびっくりでしょ?でも私たちはもう…こっちもジャマって思うし。
(金城)そりゃそうよね。
なるへそ!そういう発想もあるか。
何だろう?何だろうね。
普天間飛行場は70年前に沖縄で起きた戦争のさなかに造られた。
住民の家や田畑がアメリカ軍に奪われた。
実はディレクターはこの旅で無知な2人に沖縄の戦争の悲劇を実感してほしいと考えていた。
連れてきたのは沖縄県公文書館。
こんにちは〜。
(2人)こんにちは〜。
70年前アメリカ軍が沖縄に上陸した。
住民のおよそ3/3が戦闘に巻き込まれ死んだ。
「最大規模の兵力がこの小さな島に集中した」。
沖縄では戦争で亡くなった人たちの遺骨の収集が続けられてきた。
しかし戦後70年たった今も多くの遺骨が地中に埋まったままだ。
写真で見たのはほんとにもろ頭蓋骨だし…普天間を探しに来とったわけでまあ最終的には教えてくれたけどそういう気持ちで沖縄来とったわけじゃないけえ…今怖くなってきた。
ちょっと。
しますよ。
戦争の悲劇は映像や写真だけでは実感できない。
そう考えたディレクターは最後の目的地に遺骨収集の現場を選んでいた。
沖縄本島の最南端糸満市の荒崎海岸。
協力してもらうのは具志堅隆松さん。
30年以上遺骨収集に取り組んできた。
今日は何をしてもらうか?つまり…興味本位くらいだったら待機してようと思った。
うん。
70年前の沖縄戦住民たちはこの荒崎海岸にアメリカ軍によって追い詰められた。
これ骨じゃないからね。
この岩の後ろっ側に…。
美緒高いのほんと…。
うん?何?何て?高くない高くない。
大体こんな感じ。
ここら辺には兵隊だけじゃなくて住民もいっぱいいてみんなそれぞれがいろんな死に方をしていったんだけどかわいそうなのは…大きな岩と岩の隙間この奥が今回の遺骨収集の現場。
こうした場所に住民たちは逃げ隠れた。
しかし最後は見つかって殺されたり自ら命を絶つ人もいた。
高いから怖いの?暗いから?違う!結局美緒は遺骨収集の現場に入る事ができなかった。
何かそんなふうにも感じました。
具志堅さんから別れの挨拶。
(具志堅)じゃありがとうございました。
(2人)ありがとうございました。
じゃあ!ありがとうございました。
普天間で始まり戦争の現場で終わった旅。
お嬢ちゃんたちどうだった?初めてだったし…何か沖縄の事全然知らずに来たけど戦争があった事も知らんかったのに知れたみたいな…。
知ってあなたは?なぜ?皆お疲れさまでした。
お遍路って知ってる?ここら辺の間。
おつうじじゃん!こんにちはと一緒でこんばんはお遍路!みたいな。
そうHello!みたいな。
この2人が旅の主人公。
佑佳とアリサ同じ高校に通う3年生。
一番の親友同士。
知りたい!知りたいです。
えっ?香川県?香川県?旅の始まりは徳島県。
朝7時半ディレクターはお遍路で最初にお参りする霊山寺に2人を連れてきた。
何だろう?それ。
これさ〜…。
えっ?修行?何でそう思うの?さあどう出る?どう出る?お嬢ちゃんたち。
何か読んでる。
呪文?
(アリサ)こんにちは〜すいません。
こんにちは。
今日からお遍路やってみる?え〜!?お遍路の意味が分かりました。
想像してたのは何ですか?そうです。
ハワイを想像してたんです。
私たちは。
でもこの格好見て下さい。
タッタラ〜!
(2人)ない!今日一日行ける所まで歩いてみようか。
はい!はい。
歩いて寺を巡る。
それぞれの願いを胸に。
それが昔ながらのお遍路。
(2人)せ〜の…「仏説摩訶般若波羅蜜多心経観自在菩薩行深般若波羅…」。
アイス?アリがずっと禁止してるアイス。
それな〜。
もうやめれば?アイスダイエット。
そうね。
歩き続けて6時間余り。
旅は突然ターニングポイントを迎えた。
こんにちは。
(2人)こんにちは〜。
あ〜ありがとうございます。
冷えてないんですよ。
ありがとうございます。
どうぞ〜はいどうぞ。
あっうまっ!メッチャゆず!お接待も知らなかったですか?おジュース…それは四国ではお接待になるんですよ。
頂いてもらう事をお接待。
ペコペコなってる。
大丈夫?足痛くない?うん全然。
夕方5時4番目の寺に到着。
…とここでディレクターが。
お遍路を本当に理解するにはお接待の心遣いを知るべし。
ディレクターはそう考えていた。
(2人)おはようございます!わ〜!おいしそう!熱い!朝5時。
お接待の準備の手伝い。
郷土料理のこんにゃくいなり。
松本大師堂。
月に一度地域の人たちが集まりここでお接待をする。
ディレクターが2人に体感させたかった最後の現場。
お接待の準備が完了。
みんなでお遍路さんを待つ。
けど雨と風すげぇ〜な!お遍路さんを待つ間地域の人たちにまずはおもてなし。
待ち続けて1時間。
お遍路さんがやって来た。
お嬢ちゃんたちお接待のチャンス!こんな天気でも続々とお接待の品が届けられる。
そうめん。
お汁粉。
お赤飯まで全部地域の人たちの手作り。
すみませんいただきます。
(2人)ありがとうございます。
お遍路で始まりお接待の現場で終わった今回の旅。
お嬢ちゃんたちどうだった?2015/08/20(木) 19:25〜19:55
NHKEテレ1大阪
むちむち![字]
この夏、渋谷の女子高校生を未知の現場に強引に連れ出した!現場は「普天間」と「お遍路」。女子高校生の目線で、日本を旅する新しいドキュメンタリー。【語り】高田純次
詳細情報
番組内容
「この言葉の意味、教えて?」渋谷の女子高校生に聞いた。「普天間」→「普通と天才の間のこと?」「お遍路」→「京都のおしゃれな通り?」。スマホ片手に情報の海をたくみに泳ぎながらも、実はいろいろと無知な女子高校生。その一方で豊かな感性を持つ彼女たちを、この夏、二つの言葉の現場に強引に連れ出す。そこには親世代も驚きの現実が…。女子高校生の目線で、日本を旅する新しいドキュメンタリー。【語り】高田純次
出演者
【語り】高田純次
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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