9課外授業 ようこそ先輩〜センセイの頭の中〜「音楽クリエイター ヒャダイン」 2015.08.21


うわ〜あっチャイムの音。
チャイムだ。
今回の先生…よっほっ!イタタタタタタタタタタタ!痛い痛い痛い痛い痛い!イテッ痛い痛い。
…って感じです。
痛い。
痛いよ〜。
ヒャダインさんは若者に大人気のももいろクローバーZなどさまざまなアーティストに楽曲を提供している音楽クリエイター。
その一方で私篠田麻里子と一緒に10代向けの番組で司会もこなすマルチタレントでもあるんです。
ヒャダさんいつもお世話になってま〜す。
この日スタッフと初めての打ち合わせがありました。
暑いですね〜もう。
(スタッフ)暑いですね。
暑いですね。
そうですね小学生なので何年生とか決まって…?
(スタッフ)いえまだ決まってません。
高学年なんじゃないかという事ぐらいですね。
なるほど。
…の1クラス。
(スタッフ)1クラス…なのかな?どうやらひそかに温めていたテーマがあるみたい。
何か今まで自分が…クラスの中で出せなかったキャラクター?それってどういう事ですか?ヒャダインさんはピアノが得意で勉強も断トツ。
でもクラスメートと興味や感性が合わずいつも違和感を感じていたそうです。
それがとてもキレイで。
自他ともに認める優等生キャラだったヒャダインさん。
音楽や勉強に秀でている点が人とは違う自分の個性キャラクターだと思っていました。
今思えばクラスメートに対してちょっと上から目線だったのかな。
この事件をきっかけにヒャダインさんは初めてキャラの大切さに気付いたというのです。
そんな経験からか音楽クリエイターとして活躍する今もキャラにこだわった楽曲を数多く手がけています。
その一つが…生い立ちや趣味などその人らしさを歌にする事で共感を呼んでいるんです。
歌にすればちょっとネガティブな自分も素直に伝えられる。
そのキャラも私だから。
なぜキャラ作りが大切なのかなぜ個性を磨くとか大切なのかという事を説いてやりますよ。
お〜っヒャダさんいつになくやる気です。
自宅スタジオでヒャダインさんは何やら曲を作っていました。
一体どんな授業を計画しているんでしょうか。
・「大阪市立大領小学校6年3組」はいこれにしましょう。
校舎も制服もヒャダインさんが通っていた当時のままです。
・ノックノック。
(ノック)おはようございま〜す!おはようございま〜す!自己紹介しましょう自己紹介。
ヒャダイン。
で本名が…。
前山田…。
はい字汚いとか思ってる人いないよね?大丈夫?ヒャダイン前山田健一でございます。
よろしくお願いします。
いきなりですけど皆さんイスとりゲームしましょう。
(一同)えっ!?イスとりゲームしましょうという事で隣の教室に移動〜!いきなりイスとりゲーム!急にイスとりゲームでございますよ。
じゃあよ〜いスタート。
ヒャダインさんが弾く校歌に合わせていきなりイスとりゲームが始まりました。
(音楽が止まる)
(歓声)まずは一緒に遊ぶ事で子どもたちとの距離を縮めようという作戦ですね。
よ〜いスタート。
あっこの子座ったのに立っちゃった。
何か申し訳なさそう。
続いては…。
おっ男女の戦い。
すごい!追い出しちゃった。
みみすげえ!蹴飛ばした。
蹴飛ばしたな。
(笑い声)そして最後の一つは。
おっ!
(笑い声)はい決定。
こうきに決定拍手!
(拍手)でもヒャダインさん本当にみんなと仲よくなりたかっただけですか?みんな楽しかったですか?イスとりゲーム。
あの時実は皆さんの事をちょっと観察しておりました。
えっ?うん観察してて。
この人はどういう人なんだろうなどういう性格なんだろうなという事を見ておりました。
なるほど。
ゲームをやりながらみんなの性格を知ろうとしていたんですね。
例えばねたいせい。
たいせいはまあようしゃべる突っ込む突っ込む。
はるも突っ込む突っ込む。
この2人はほんま突っ込みやなようしゃべるな元気やなっていうのがあってあとみみちゃんもそやな。
みみちゃんはもう…。
蹴飛ばした。
そうお尻でパ〜ンっつって。
要するに…という事で今回の授業なんですけどねキャラ。
キャラ?そこでヒャダインさんキャラについて説明するための歌をみんなに聞かせます。
えい。
・「大阪市立大領小学校」これサビですね。
・「6年3組」私です。
・「まつげの長さが超ヤバイ」・「運動神経マジヤバイ」これ全然ないって事です。
運動神経ゼロ。
私独身です。
地下鉄が超好きなの。
で変な名前なのね。
…となっておりますよと。
確かにまつげ長い。
「ポンちゃんいれば嫁いらず」?ヒャダインさんのキャラよく分かりますね。
自分のキャラをこういうふうにして説明する事で自分の取り扱い説明書自分はこういった人間ですよという事を人にお知らせする事ができるんですね。
…でですよ。
えっどういう事?自分で歌詞を書いて歌まで歌うの?子どもたちはできるかな?この紙に好きなように自分の説明書自分はどんな人間かというのを書いてもらいます。
急に自分はどんな人間かって言われてもね〜。
突っ込み自慢のたいせいくんもお手上げです。
一方こっちの子は好きな食べ物や趣味特技などどんどん書いています。
実はこんなところにも個性が出るんですね。
子どもたちはどれくらい自分の事を分かっているのかな?ここからマンツーマンの面談が始まります。
ヒャダインさんの腕の見せどころ。
子どもたちのキャラをもっと引き出します。
まずはゆうすけくん。
ゆうすけ。
はい。
はい座りたまえ。
これがゆうすけくんが書いた自分のキャラ。
サッカーと野球が趣味なんだね。
やっぱなサッカーとか野球好きっていうの分かるし…。
けどほかの子も得意な子めっちゃおんねん。
ほかの人にはないエピソード。
ゆうすけのその趣味…趣味?趣味ではない。
何やろ癖?
(笑い声)これめっちゃおもろいで。
「特技はスーパーでバラバラになってるもの元に戻す事です。
よろしくお願いします」言ったらめっちゃみんなに覚えてもらえるでこれ。
「友達に名前で遊ばれる」。
どういう事?超カワイイじゃんよ。
「つまんない」って書いてるけど全然つまらん事ないで。
話してておもろいもん。
いやほんまにほんまに。
うそなく。
全然面白い。
ヒャダインさんは面談で次々に子どもたちのキャラを褒め上げます。
そういえばふだんから特徴つかむの上手ですよね。
小学生の頃人とは違う自分のキャラを認めてもらえずいじめに遭いつらい思いをしたヒャダインさん。
その後周りに合わせようと自分を封印。
集団生活の中ではキャラを出したいけど怖くて出せない。
もんもんとした日々を過ごしました。
しかし大人になり昔から好きだった音楽の世界で思い切って自分のキャラを出してみた時周りから大きく認められたのです。
ヒャダインさんは自分がしてもらったように子どもたちのキャラを褒めて背中を押してあげてるんですね。
…けど一番好きなのはNBA?うん。
自分のキャラを変えたいという子が来ました。
…ってどういう事?そっか。
優等生キャラとかまじめキャラって思われるの嫌なんや?あ〜そういう事ね。
まだクラスの中でも何人かおるかもしれんやん。
ゆきちゃんまじめやと思ってる子。
…に実はまじめやないねんでっていう事を歌詞で教えた方が歌の意味があるかなと思ったから。
キャラ探しをするうちにゆきちゃんの中でもっと本当の自分を知ってほしいという思いが募ってきたようです。
イスとりゲームで優勝したこうきくん。
小っこ!何なんこれ。
あっ分かった分かった。
ならほかの人には見せへんわ。
ん?自分の欠点がキャラかな?
(笑い声)自分どう思う?その性格。
直したいけど?あ〜そういう事やねんな。
優しいやん。
偉いやん。
それみんなに知ってほしいよな。
知ってほしくない?意味ない?でもさ自分がすぐすねて帰って「何やねんこうきすねて」ってなってでもほんまは怒りたくないからやん?
(笑い声)「すぐすねるけど」ここから「大目に見て」とか。
だったらちょっとクスッとするやん。
「はいこうきの紹介です」「性格は僕すぐすねるんですけど大目に見て下さい」とか「勘弁して下さい」とかだったらいい人アピール全然ちゃうやん。
逆に自分をちょっと下に下げてるから。
あ〜。
自分こんな悪いとこあんねんけどごめんねっつって言ってるから。
あ〜。
大目に見てちょんまげよというこれを歌にしてきて下さい。
自分の欠点や悩みもユーモアに包めば人に伝える事ができるんですね。
面談が終わった子どもたちは早速歌詞作りに挑戦。
ほかの人に伝わるように自分のキャラを短い言葉にまとめます。
でもそれって結構難しいよね。
性格とかは?性格はバ〜ッて書いた。
性格がここ。
まじで?ララララララララララララル〜や。
(2人)・「みんなにはサルって呼ばれる」次第に6年3組全員のキャラクターが決まってきたようです。
(チャイム)ヒャダインさんは子どもたちが書き上げた歌詞にしっかり目を通していました。
20文字程度の限られた文字数の中にちゃんとキャラを出せているんでしょうか。
あ〜あだっちゃんいいね。
「3日ぼうず流行に遅れるじぶん」。
たいせいもいい。
「みんなにサルって呼ばれてるうるさくてみんなにつっこむ」。
いい。
ホッとした。
アドバイスしたじゃないですか面談で。
音楽室ではレコーディングの準備が進んでいました。
ヒャダインさんはふだん一緒に仕事をしているスタッフを呼び機材もプロが使う本格的なものを用意。
レコーディングも1人ずつ行います。
子どもたちが人の目を気にせず自分らしく歌えるように配慮しました。
まずは元気なみみちゃん。
何だかいつもと少し違うみたい。
はい!・「チョーチョチョチョーチョーチョチョチョメロ」・「運動得意で超元気」そういう事!「超元気」はセリフにしてみようか。
「超元気」言ってみて。
超元気。
もっといけるはず。
超元気!そうそれそれそれ。
…なんでここだけセリフにしてみましょう。
やってみよう。
・「チョーチョチョチョーチョーチョチョチョメロ運動得意で」超元気!いい。
超元気だった。
はるさんみんなの前ではやかましいけどこういう場になったら全然しゃべらんはるさん。
せ〜の!・「ニンジンマンと呼ばれるよ」
(はるヒャダイン)・「おれの得意は声でかい」全然声でかないやん。
俺ちょっと見本やるから聴いてて。
はい。
(大声で)・「ニンジンマンと呼ばれるよ」・「おれの得意は声でかい」声でかいはもう歌わんでええ。
「声でか〜い!」でええから。
俺こんなんや許さへんで〜もっと大きい声出んでお前。
いくで。
せ〜の!・「ニンジンマンと呼ばれるよおれの得意は声でかい」ええやん。
やっと声出してくれた。
よかった。
よくできました。
めっちゃ声でかかったで。
はいじゃあ外してええで。
はいでは次の人と交代!それにしてもヒャダさん今日はやけにテンションが高いですね。
ええやん今の半笑いしてたのええで。
いつもこんな感じです。
大人のテンションって分かんないじゃないですか。
怒ってるのかもしんないしなんで怖がらせたら一番いけないのでこっちがテンション高くて楽しくやんないと。
実際心から楽しくやらないと絶対伝わるんで。
続いて恥ずかしがり屋のちひろちゃんの番です。
せ〜の。
・「猫が大好き『まう』と『たる』」・「動物の」
(小声で)「動物の中で一番好き」。
うんそういう事そういう事。
ちひろちゃんさこれ語りにせえへん?猫が好きやから猫の声入れてみよう。
猫のまねできる?「ニャーニャー」。
まうとたるニャーっていう?いうやろ?あの感じ。
ちょっと入れてみようか。
はい。
(小声で)「ニャーニャーニャー」。
ちひろちゃんオーケーです。
歌が苦手な子はね無理やり歌わせる事はないです。
これがヒャダイン流。
歌が苦手なのも立派な一つのキャラですもんね。
さてすぐすねる自分が悩みだったこうきくんがやって来ました。
うわ〜すごく緊張してるみたい。
こうきくん頑張って。
こうき…こうき一番折り畳んでんもんな。
ここここここここここ。
マイクの前マイクの前。
こっちやで。
もうちょっとここに近づいてもらえますか?・「性格はすぐすねるすねても気にすんな」です!さんはい。
・「性格はすぐすねる」・「すねても気にするな」うんそういう事そういう事。
一番言いたい事そういう事やん?気にすんなって事やもんな。
(大声で)・「すねても気にするな」つって。
大声でやってみよう。
・「性格はすぐすねるすねても気にするな」
(拍手)めっちゃええやん。
やっぱ歌えるやん自分〜。
すねる事も個性だもんね。
そう思えばみんな認め合って前に進めるね。
全員の歌を録り終えました。
(ヒャダインひより)・「前髪を切りすぎて」・「抹茶やプリンは気持ち悪い」いっせ〜のはい!
(一同)・「大阪市立」最後にクラス全員でサビを歌いついに完成!という訳で皆さん曲が完成しましたやったぜ〜。
(拍手)やった〜。
よし!ではお願いします。
さあ全員のキャラを乗せた6年3組のキャラクターソングの誕生です。
「やまもとはる」。
「いしはらこうき」。
「なかせこちひろ」。
「ふじたひより」。
「みぞぶちゆき」。
「てづかけんぞう」。
・「大阪市立大領小学校6年3組」はい!
(拍手)何かけんぞうの時な!「ほんまなん?」みたいな話しとったなたいせいな。
けんぞうお茶と生け花習ってるっていう歌詞あったけど。
ほんまに?絶対うそやん絶対うそやん。
ほんまやし。
絶対うそやろ。
ほんま。
俺ら2日しか会ってへんやん。
2日しか会ってへんのに俺全員の名前覚えたし全員がどんなやつか何が好きかっていうのもう知ってるもん。
それは知ったのは一緒に話してみんながキャラを教えてくれたからやねんな。
初めて会った人あとちょっと苦手やなって思う人に対しても自分はこういうキャラなんですよという事をちゃんとみんなに最初に教える事によってつきあいやすくなります。
という訳でヒャダイン先生の授業はおしまいとさせて頂きます。
皆さんありがとうございました。
(一同)ありがとうございました。
(拍手)楽しかったしいろいろ学べた。
自分のキャラをクラスのあんまり遊ばん人に伝えれたと思います。
この曲を聴いてみんながちょっとでも興味持ってくれたらいいなと思います。
よかった。
やっぱりこいつだったらいいかなっていうふうに若干思ってくれたのかなっていった事はうれしかったですね。
でも遅かれ早かれやって来るんですよ。
個性をコントロールしなきゃいけない時期っていうのは。
その時に「あの時何かヒャダイン言ってたな」というので何だろう本当ヒントチップとして持っててほしいなっていうのはありますね。
はいチーズ!チーズ!2015/08/21(金) 19:25〜19:55
NHKEテレ1大阪
課外授業 ようこそ先輩〜センセイの頭の中〜「音楽クリエイター ヒャダイン」[解][字]

今回の先輩は音楽クリエイターのヒャダインさん。長い間、自分の個性に自信が持てず悩んだ経験から、子供たちと「自分のキャラを見つける!」授業に挑む。その方法とは?

詳細情報
番組内容
アーティストのキャラクターを見究め、その人らしい個性が際立つ楽曲で数々のヒットを飛ばしてきた音楽クリエイターのヒャダインさん。しかし自身は、子どもの頃から自分のキャラに自信が持てず、暗い青春時代を過ごしたという。その体験から、子どもたちに「自分のキャラを見つける」大切さを伝える。1人1人と向き合い、それぞれのキャラを引き出そうとするヒャダインさん。いつもクールなヒャダインさんの“熱血”授業は必見!
出演者
【出演】ヒャダイン,【語り】篠田麻里子

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
趣味/教育 – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
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