今夏、「かき氷」ブームはなぜ起きたのか?

f:id:yasushiarai:20150819230240j:plain

 

この夏、日本全体が熱帯化した。各地で35度を超える日は珍しくなかった。シンガポールやタイなど東南アジアから来たビジネスパートナーや友人たちから、日本はSuper Hotだと口々に言われた。10年前、20年前と比べると日本は確実に暑くなっている。

 

■暑さ増す日本列島とゲリラ豪雨

7月下旬から8月上旬に軽井沢を訪れる機会があったのだが、避暑地であるはずの軽井沢も暑くなっていた。もともと軽井沢は夏場でも日中は涼しく、朝や夜は寒いくらいの気候である。したがってエアコンは必要なく、設置していない家も少なくなかった。ところが、ここ数年の猛暑でエアコンを設置する家も増えていると聞く。その軽井沢では日中に晴れていても、夕方になるとゲリラ豪雨が局地的に急襲する日がよくあった。なかには避暑地であるべき軽井沢が暑すぎるので、別荘を持っていても、室内が確実に涼しい東京で過ごす人もいたようだ。

 

東京でもゲリラ豪雨はいたるところで見られた。青山近辺では豪雨で道路が冠水しているのに、目黒では一滴も雨が降っていないという日もあった。また同じ日なのに時間の違いによって、晴天と豪雨という日もあった。

 

■暑さから発生した“かき氷ブーム”

この暑さゆえ、今夏のスイーツブームは、冷たいデザートになった。コンビニやスターバックス コーヒーなどのコーヒーショップではフラッペ、フラペチーノなどの飲料が売れた。一時期、ファミリーマートでは抹茶フラッペが売り切れるほどの人気ぶりだった。

 

また、ここ数年、パンケーキ、ポップコーンなどスイーツブームの発火点となった表参道ではICE MONSTERという店に大行列ができた。ICE MONSTERは台湾かき氷の店だ。

 

今夏は空前のかき氷ブームとなった。ICE MONSTERなど台湾かき氷が人気になっているだけでなく、天然氷を使った昔から日本にあるかき氷の専門店もブームになっている。六本木ヒルズでの夏祭りでも、かき氷に特化したイベントスペースに長い行列ができた。また、美味しいかき氷専門店が話題になれば、千駄木や十条など都心から少し離れていても、多くの人が訪れた。

2015年08月23日

新着コラム

アクセスランキング

FacebookNewsDig Facebookページ

TwitterNewsDig Twitterアカウント

話題のニュースを鋭く斬った最新コラムをお届け