当番組は同時入力のため、誤字脱字が発生する場合があります。
また、内容により字幕放送を中断させていただく場合があります。
東海大相模、決勝進出を果たしました。
ついに今日、高校野球100年の夏の栄冠が輝きます。
仙台育英と東海大相模の決勝戦。
甲子園球場です。
放送席には、横浜高校野球部、前監督でいらっしゃいます、渡辺元智さん、帝京高校野球部監督でいらっしゃいます前田三夫さんのお二方をお招きしています。
おはようございます。
こんにちは。
よろしくお願いします。
渡辺さん、決勝戦です。
どんな気持ちですか。
いよいよ来ましたね。
ここまで来るのに、すばらしい選手、すばらしいゲームがたくさんありましたけ先攻神奈川東海大相模の45年ぶりの優勝か。
後攻宮城仙台育英の初優勝か。
97回の夏もいよいよ最後の一試合を残すのみです。
それでは両チームのここまでの戦いぶり、勝ち上がりをごらんいただきましょう。
東海大相模はごらんのように福島聖光学院、石川遊学館、埼玉花咲徳栄、東東京関東一高と勝ち上がってきましたが、渡辺さん、準々決勝の花咲徳栄戦、非常に苦しい戦いでしたね。
そうですね。
このゲームは本当に足元をすくわれるようなゲームだったんですけども、門馬監督も、決断力が光りましたね。
そして宮城の仙台育英高校サイドは、ごらんのように大分明豊、当番組は同時入力のため、誤字脱字が発生する場合があります。
また、内容により字幕放送を中断させていただく場合があります。
甲子園で野球がしたい。
始まりはテレビのお兄ちゃんでした。
試合後は、泣きながらおだんごをつくるんだね。
そんな事を言っていた幼子は、少年になるころにその意味を知り、そこに新しい夢が生まれました。
情熱の全てを注ぎ、大人たちが驚くほどの急成長を遂げた子供たちは、いつしかたくましい高校生となって、数々の不可能を可能としてきました。
そして今日、甲子園で優勝したい。
この夏、最後の夢を見ることを許された球児たちが、高校野球100年の栄冠を目指します。
第97回全国高等学校野球選手権大会。
決勝戦を迎える阪神甲子園球場です。
宮城代表仙台育英対神奈川代表東海大相模。
今大会の48試合目が始まろうとしています。
放送席には横浜高校野球部前監督でいらっしゃいます渡辺元智さん、そして帝京高校野球部監督でいらっしゃいます前田三夫さんのお二方をお招きしております。
改めまして、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
渡辺さん、この夏まで、渡辺さんも横浜高校のユニフォームを着ていらっしゃいました。
そしてご勇退されて迎えた高校野球100年の夏ですが、今どんなお気持ちで座っていらっしゃいますか。
ここに来るたびに、心が洗われるといいますか、特別なこの気持ち、感情が湧きますね。
今日はよろしくお願いします。
こちらこそ。
そして前田さん、前田さんは今なお帝京高校のユニフォームを着ていらっしゃって、日々戦っていらっしゃるんですが、高校野球100年の夏、どんな思いでごらんになっていますか。
数々の歴史がありますよね。
その上で、やれる喜びというのが、やっぱり私自身ありますね。
両チームの選手たちがこの夏の栄冠をかけて、今、勢いよく飛び出していきました。
1塁側の仙台育英高校、勝てば、初優勝、3塁側の東海大相模、勝てば45年ぶり2度目の優勝。
97回の夏、決勝戦です。
先に守備につくのは、後攻めの宮城仙台育英高校、ウグイス嬢の声とともに、シフトをご紹介していきましょう。
仙台育英のエース・佐藤世那、先発です。
4番の打つ郡司がキャッチャーです。
投げてよし、打ってよしの百目木がファースト。
セカンドの好守、注目の谷津。
1番バッターで切り込んでいきます佐藤将太。
この夏3本のホームランを打っているスラッガーです。
6番を任され、4割5分を打っている紀伊。
快足2番の青木がセンターです。
キャプテンがライトから大きな声を出します。
控えのメンバーもごらんいただきましょう。
名門の仙台育英高校のユニホームに袖を通し、そして佐々木監督55歳。
これまでベスト8の壁に阻まれていたご自身、初めて進んだ決勝。
チームとしては2度目の決勝進出。
あの89年の無念が、仙台育英高校の歴史をつくっています。
そして、仙台育英、宮城の夢のみならず、東北の夢を背負っている、東北勢8度目の決勝戦進出。
まだ一度も優勝の2文字をつかんでいません。
さざ波のように拍手がまき起こります。
高校野球100年の夏、プレーボールです。
初球からスイングをしていきました。
1番バッターの千野。
放送席は横浜高校、この夏までユニフォームを着ていました渡辺元智前監督。
帝京高校野球部前田三夫監督、お二方です。
渡辺さん、先発が両エースが出てきましたね。
やっぱり相模はこの佐藤君をどういうふうに攻略するか。
また、ちょっと違った、3球だけですが、組み立てがちょっと違っているように思うんですね、今までと。
どのように違うんですか。
やはり緩いボール、チェンジアップをまぜながら、そして、ストレートを遠くにほうって、そのうちインコースにズバッと来るかも分かりませんね。
もう少し見てみないと分かりませんけれども、相当このゲームにかけている意気込みが感じられますね。
1時2分にゲームが始まった97回の夏決勝戦です。
このフォークが佐藤世那の大きな武器ですね。
特にこのフォークがコントロールいいんですね。
そういう意味では、先頭バッター出ました、東海大相模千野。
ノーアウト、ランナー1塁です。
東海大相模は流し打ちが非常に得意なんですよ。
そういうことで佐藤君は、この試合はインコースを思い切って攻められるかどうか。
そういうところが注目、私はしているんですけれども。
2人の口からもインコースという言葉が出てきました。
バッターは2番の宮地。
ここは手堅く送るか。
率いますのは、東海大相模門馬敬治監督45歳。
手堅くいったんですが、ファウルです。
マウンドに上がった佐藤世那、今日は勝っても負けても、笑って終わりたい。
仙台育英の先発佐藤世那は言いました。
楽しみたいという言葉を使っています。
佐藤世那は、昨日の晩、小さいころから目指していた甲子園で、ここまで来られた気持ちでなかなか寝つけなかったと試合前に話していました。
夢にまで見た甲子園。
ファーストランナー、スタートです。
送りバントと思いきや、門馬監督、作戦を変えたんですか。
これまでもこういう攻撃はしていましたからね。
仙台育英としては、いろいろなことを考えて、それに対応する備えというものが必要ですよね。
東海大相模の掲げる野球がアグレッシブ・ベースボール。
攻めて攻めて攻めぬく野球です。
落ち着いていました、ショートは平沢。
1アウト、ランナー2塁と変わります。
前田さん、こういう門馬監督の動きはどうごらんになりますか。
昨日も同じような仕掛けをしましたね。
昨日は本当に成功はして、先取点を取りましたけど、門馬さんはノーアウトからよくエンドランをしかけてくるんですよ。
前田さん、いつもどおりスタートしたんですね。
そうですね。
昨日も1回にバッター2人で1点を取った東海大相模。
2番バッター、ファーストランナー、1番バッターの連携でした。
こういった仕掛けは非常に多い。
まだ1回です。
バッター3番の杉崎。
セカンドランナーが今決勝戦先制のホームにかえりました、東海大相模。
1点先制、3番杉崎。
もう少しでホームランというツーベースでした。
渡辺さん、どうごらんになりましたか。
前田さんが言われたように、インコースに速いボールが大事ですね。
内角のぎりぎりスライダーを狙っていますけれども、やはり真ん中に入ってきてしまうんですね。
それを打った杉崎君が、非常に見事だというほかありませんけれども。
もう少しストレートでインコースで大胆に攻めたらいいと思いますよ。
今のはスライダーなんですけれども、甘かったですよね。
杉崎も高めのボールは振っていきたいと話していました。
言葉どおりの長打になりました。
かわってバッターは4番の豊田。
このフォークボールがどう使えるか、1つ鍵を握るでしょう。
豊田は、今日は厳しい試合になると思う。
相手より1点多く取って終わりたいと話していました。
今ホームイン。
2点目を取りました、東海大相模。
先手必勝、2点の先取点です。
4番豊田が三遊間を破りました。
渡辺さん、昨日と同じ、初回からの猛攻です。
今まで彼はここを打てなかったんです。
インコース好きだったんですけど、打てなかった。
昨日のホームランで吹っ切れましたね。
少し甘いところですけれども、それにしても右を畳んで、この場面でよく打ちましたね。
豊田君の復活は大きいですよね。
昨日この夏チーム初ホームランを打った豊田が、三遊間を破るタイムリー、2点を先制です。
仙台育英は背番号14の伝令、佐々木啓太が行きました。
マウンドに行ったときには、仲間から一発芸を要求されるようです。
今もそれを披露したんでしょうか。
そうやってチームをほぐしてきた。
ここにも1人、決勝戦を戦う人がいます。
昨日はホームランを打ちましたから、そのホームランを打った手ごたえというのがこうやってね。
非常にいい当たりをしましたよ。
そして打席は磯網です。
何と6割8分8厘というハイアベレージ。
16打数11安打。
全試合ヒット。
しかも全試合打点をマークしている5番バッター。
この辺りは1塁があいていますから、どうしても、打たれるとピッチャーは、力で抑えに行こうとする、テンポが速くなる。
もう少し間を取って、1塁があいているんだよという。
2アウトです。
今打ち取りましたけれども、非常に危険なボールですね。
ツーナッシング、追い込んでいるわけですから。
3点目を取られますと、こういう決勝戦の中の3点はきついですよね。
バッターはキャプテンの長倉。
今日は1球を大切に、基本に忠実な野球をしたいと話しています。
大きな声が出ました。
キャプテン、長倉いわく、昨日の監督のミーティングで、今までやってきたことは明日の決勝のためにやってきた。
もう何本もノックをすることもない。
明日はしっかり頑張ろうと言われて、胸が熱くなったと話しています。
あの辺ですよね。
今のボールがね。
優勝は意識しないと話しています。
今、前田さん、狙ってインコースに行けますか。
ややシュートぎみに入りましたけどね。
ファウルです。
今の2球を見ても、仙台育英バッテリー、インコースは使おうという意図があるんですね。
入りは昨日と全く同じ入りをしましたね。
そういうところを相模のナインは読んでいますよ。
そういうところはバッテリーは感じとっていると思うんですね。
ですから、アウトコースなんですね。
守りにつきます東海大相模のシフトをご紹介していきましょう。
151キロサウスポー、注目の小笠原慎之介が先発です。
キャプテン、キャッチャーの長倉、6番バッターです。
7割近いアベレージを残す磯網がファースト。
先頭バッターでかき回す千野がセカンドです。
サードの川地は8番バッター、攻守に期待。
3番バッター、先制タイムリーツーベースは、杉崎。
レフトの竹内は7番バッターですが、4割6分7厘。
2番の宮地も快速で、1、2番コンビを組んでかき回します。
そして4番の豊田。
レフト前タイムリーを放った、最初の、バッターボックスでした。
そして控えにはごらんのように、北村、吉田、この吉田、先発ピッチャー、あるいはリリーフとして甲子園よく投げました。
放送席は横浜高校野球部前監督、渡辺元智さん、そして帝京高校野球部監督前田三夫さんのお二人です。
門馬敬治監督も渡辺元智さんを目標に、神奈川県で高校野球を戦っていらっしゃる1人です。
まずは小笠原、今日鍵になると話したストレートから入りました。
佐藤将太がバッターボックスです。
145。
初戦となった2回戦のリリーフで151を出した小笠原です。
非常に速いテンポで投げ込んできます。
2点のリードをもらった小笠原です。
小笠原はどんなピッチャーですか。
スライダーがいいものがあるんですよ。
でも、やっぱりピッチャーのプライドとして、このストレートをドンドンほうってきますから、仙台育英の打線は、チェンジアップ、スライダー、変化球を見きわめながら、このストレートを一振り勝負しないといけませんね。
この真っすぐです。
まず最初のアウトは、三振を奪った小笠原。
決勝戦の先発マウンドです。
本人も今日は、真っすぐを狙われてきて、当ててこられると思いますけど、僕はかわす気はありません。
長所のストレートを生かしたい、堂々と宣言しました。
真っ向から行くと、本人は言っています。
そして前田さん、このチェンジアップが昨日は有効だったですね。
小笠原君、150キロ近いボールをほうりますんで、その変化球の切れがあった場合には、なかなか打ち崩すことは難しいと思うんですね。
今のもチェンジアップですよね。
はい。
2番の青木、ショートゴロ。
杉崎がさばいて2アウトです。
ごらんのように、準決勝のマウンドですが、7回以降、67%がストレート。
8回、9回のマウンドに上がった昨日のピッチング。
吉田が7回を1失点で投げて小笠原につなぐという、そんな継投でした。
3番の平沢は、今大会3本のホームランを打っているバッター。
ヒットは4本なんですが、そのうち3本がホームラン。
さすがはホームラン3本のスラッガー、チーム初安打、3番の平沢。
ライト前ヒットで2アウト、ランナーが1塁です。
渡辺元智さんも決勝戦で神奈川大会、小笠原投手と対戦していると思うんですが、ランナーが出てからというのはいかがですか。
多少コントロールが乱れるんですけれども、これから序盤中盤にかけて、アウトになってもいいですから、少しピッチャーを動揺させるような、ランナーの動き、あるいは機を見て走るということも大事ですね。
その事によって、チェンジアップだとか、変化球を投げさせないようにできる可能性も出てきますからね。
打席は郡司です。
なかなか連打連打で点を取れませんから、ここはアウトになっても、いいタイミングで走っておけば、次またこういう場面ができたときに、小笠原君、考えると思いますよ。
マウンドと1塁ベースでにらめっこが続いています。
東海大相模が2点を先制。
中軸の2人がタイムリーを打ちました。
前田さん、リードの大きさはあれぐらいでいいですか。
そうですね。
今渡辺さんが言ったとおり、仙台育英としてみれば、2点は先行されましたから、ランナーを1塁に置いて、郡司君が簡単に凡退するということはやっぱり東海大相模のペースになりますから、やはりこの辺で思い切って動きましたね。
平沢、3塁へ行きます。
仕掛けました仙台育英。
負けていません、2アウト、ランナー3塁。
お二人がおっしゃるように、動いていきました。
さすがにそういうことが佐々木監督としてみれば分かっていると思うんですね。
思い切って平沢君、動かせましたね。
記録は盗塁とキャッチャーのエラー。
平沢、この夏初盗塁になりました。
郡司にチャンス。
この郡司はホームランも1本、甲子園で打っています。
149キロストレート。
今日一番速いボールが来ました。
今のは決めに行ったんですか。
そうですね。
やはりここというときにはね。
それとまずランナーがサードに進んだことによって、低めになかなかスライダーはほうりにくい。
ツースリーですから、1塁があいていますから、思い切ってスライダーで勝負するか。
チェンジアップを選んだようですが、抜けました。
ちょっとうつむいたのが、小笠原慎之介。
2アウト。
やはり自分でもストレートがミートされるという、そういうあれを持っているんじゃないでしょうかね。
今はスライダーが抜けましたかね。
そうですね。
抜けましたね。
ただ仙台育英としてみれば、この攻撃は、後につながる攻撃だと思うんですよ。
バッターは百目木。
点数は入るかどうか分かりませんけどね。
平沢君が動いたということが非常に私は大きいと思うんですね。
そこから一気に1塁3塁。
百目木はピッチャーとして先発したこともあったんですが、その試合でも非常によくバットが奮いました。
4打数4安打。
それもあって、その後は野手でスタメンしています。
踏ん張りました、放送席は、渡辺元智さん、横浜高校野球部前監督、前田三夫さん、帝京高校監督、お二方をお招きしています。
佐藤世那の今大会のピッチングをごらんいただいています。
何といっても準決勝。
あの清宮、加藤の中軸を擁する早稲田実業を相手に6安打の完封。
前田さん、見事でしたね。
そうでしたね。
特にフォークが有効的でしたよね。
夏の初完封をなし遂げた佐藤世那。
お父様がアイルトン・セナさんにちなんでつけたそうです。
バッターは竹内。
3年間の思い出を聞きますと、今が一番。
今日この日、一戦必勝と、答えてくれました。
それもそうでしょう。
誰もが立てる舞台ではありません。
決勝戦です。
今日のゲストのお二方、渡辺さんは、春3回、夏2回の甲子園優勝。
前田さんも春1回夏2回の甲子園優勝。
お二人共に甲子園51勝という数字をお持ちです。
東海大相模2回、ノーアウト、ランナー1塁です。
今インコースを思い切って突いたんですけれどもね。
竹内君がうまかったですね。
特に東海大相模の各バッターは、うまいですよ。
ノーアウト1塁で、8番の川地に回ってきました。
バントの構えです。
宮地君とか川地君とか、竹内君、このわき役が、目に見えない重圧をかけているんですね、ピッチャーに。
ファウルになりました。
1回にもバントをしに行ってファウル、その後にエンドランという仕掛けがあった、東海大相模。
門馬監督はとにかく動く、攻める。
これを今は亡き原貢さん、東海大相模元監督、東海大学元監督でいらっしゃる恩師から受け継いでいます。
送りバント成功。
渡辺さん、ぴりっときいている8番バッター。
しっかり振りましたね。
本当に彼がいるから、つなぎの野球ができるんですよ。
また2番の宮地君とかね。
ただ単に、がんがん振っているんではなくて、自分の役割をよく分かってますよね。
攻めて攻めて攻め抜くというと、打ってばかりのイメージがありますけれども、そうではないんですね。
インコースはたたんで、反対方向。
アウトコースに来ても、それも反対方向に打てるわけですから。
届くんですよね。
川地はこの夏、2つ目の犠打で進めて、バッターは小笠原です。
セカンド、谷津がさばいて、3塁です。
もうランナーが出ると、東海大相模は目が離せない状態になります。
1番にかえって千野です。
2アウトでもサードにいるということは、もう非常に嫌ですよね。
佐藤君のフォークが力が入りますと、どうしても下に、ホームベースにぶつけるような感じになりますからね。
なかなかほうりづらいですよ。
それもあって2塁3塁と進めていくわけですね。
そうですね。
しかし、千野君は今のファウルのように、逆狙いですよ。
これがまた東海大相模の特徴でもあります。
逆らわないバッティング。
1つボールを要求したキャッチャーの郡司。
ランナー3塁でも1番の自慢のフォークを要求できるか、投げられるか。
やはりストレートがふえるでしょうか。
簡単に三振しませんからね。
これが序盤、中盤、終盤にかけて、こういうピッチングしてくると、佐藤君は疲れてくるんじゃないかと思うんですよね。
簡単には三振しないぞという、勝負に対する執念といいますか。
今もインコースを攻めたんですよね。
ストレート。
データ放送でも高校野球情報をお送りしています。
是非リモコンのdボタンを押して見てください。
放送席は渡辺元智さん、前田三夫さんのお二方をお招きしております。
仙台育英高校が優勝しますと、初めての優勝。
最も近づいたのは1989年でした。
決勝戦は、前田三夫さんの帝京高校でした。
帝京エース吉岡、そして、仙台育英エース大越、この2人が投げ合った決勝戦でした。
前田さん、とにかく仙台育英、投手の大越君といういいピッチャーがいたんですけどね、大越君もそうですけれども、やっぱりみんな執念を持っていましたよね。
非常に強いなあという印象がありましたね。
延長戦でうちは勝たせていただきましたけども、もういいゲームをやったなというあの感じは今も持っていますよ。
紀伊から始まっている2回です。
0対0で、延長に進んだんですね。
そうなんですね。
それでうちがワンチャンスでものにしましたけれども、大越君のボール、重くて打てませんでしたね。
そのとき仙台育英が準優勝に泣いた、また東北の悲願がかなわなかったというそんな一面がありました。
ただ、今年の仙台育英のナインは、優勝したいということで、口々に言って入ってきたそうですよ。
私は優勝というのは偶然はないと思うんですね。
やはり狙わないと、なかなか手に入らないですね。
そういうものから、今年はやってくれるかなという期待もありますけれどもね。
ただ相手が東海大相模、非常にうまいですよね、攻めがね。
いいボールが来ています。
東北勢の決勝進出は第1回大会から始まっていました。
秋田中学がサヨナラ負けで涙をのんだ。
そこから100年。
東北勢はこんなにも苦しむとは、誰が予想したでしょうか。
追い込まれながら、しぶとく、キャプテン佐々木柊野が運んでいきました。
1アウト、ランナー1塁です。
今日初三振を奪った小笠原に対し、1アウトから佐々木のヒット。
1アウト1塁で2点差の8番に回ってきました。
少ないチャンスですけれども、生まれてきますからね、これをどうやってもぎとるか。
前田さんが言われたように、勝つんだという強い意欲をもって、ここまで来たら勝つんだという気持ちがないと、勝てませんよね。
仙台育英は去年の秋の神宮大会を制し、センバツは優勝候補と言われて乗り込んできました。
ボール球になってしまいました。
盗塁失敗。
これはちょっと浮いたボールがバッテリーに幸いしました。
これはたまたま外したわけじゃないんです。
インコースに来てしまったということですね。
でも、こういう攻撃をかけていかなければいけないと思います。
まだ序盤ですからね。
大胆に、それが中盤、終盤に生きるような気がするんですけどね。
やはりストレートが来ると、そのかわり、バッターはそのストレートを一振り勝負だと。
何が何でもバットの芯に当ててやるんだという執念ですね。
やはり相手のベンチとしてみれば、動きがあった場合、非常に怖いんですよ。
動きがないときは自分たちのペースでできますからね。
そういう意味では、2点は先行されてますけれども、仙台育英の今の動きというのは価値があると思いますよ。
単なる盗塁失敗ではない、そんな重みをこの後持ってきそうな、佐々木順一朗監督の采配。
佐々木監督は春5回、夏これが12回目になります。
谷津がインコースの厳しいボールを粘ります。
ファウルにします。
谷津は、自分のお兄ちゃんが小学校3年生のときに、仙台育英で甲子園に出たそうです。
小学2年生で野球を始めてからずっとお兄ちゃんの背中を追いかけてきた。
その夢がかないました。
お兄ちゃんと肩を並べるどころが、お兄ちゃんもなし得なかった全国制覇に挑める、権利があります。
渡辺さん、東海大相模の小笠原のストレートですが、花咲徳栄も関東一高も当ててはきますよね。
空振りは少ないですよ、今までの対戦相手のチームは。
今非常に厳しいインコース、ボールに来ました、これはやむを得ませんけど、何かとらえられると、そのかわりロースコアで行くんだという、守り、佐藤君のできが鍵なんでしょうけどね。
今のボールは決めに来たボールなんでしょうね。
それをカットされてますからね。
ピッチャーとしてみれば嫌ですよ。
アウトになってもいいから仕掛けた、そしてファウルになってもいいから当てていく。
ABCの携帯スマートフォンサイトでは、各代表校のオリジナルの応援待ち受けを配信中です。
皆さんぜひアクセスしてみてください。
放送席はあの98年春夏連覇も記憶に新しい、横浜高校野球部前監督、渡辺元智さん。
そして同じく甲子園51勝、帝京高校前田三夫さん、お二人のお話でお送りしています。
佐藤世那の3イニングス目。
今日試合前、この佐藤世那は最後の試合を楽しみたいと話しました。
一方、東海大相模の小笠原は、楽しんで野球をしてきたことはないので、今日も楽しむことはないと思うと。
非常に好対照の両エース。
本当ですね。
本当の胸のうちは分かりませんけれども、そういうような、自分に言い聞かせて、平常心を保つという気持ちじゃないんでしょうかね。
バッターは2番の宮地です。
渡辺さんは楽しめなのか、楽しむ野球はないのか、どちらをお考えですか。
僕はやっぱり、ここへ来たら、野球をやれと。
サッカーじゃないんだと。
野球をしっかりやれと、そのかわり、諦めたらいかんと。
楽しむというのは、本当に今まで死に物狂いにやってきた、野球の質を楽しむんであって、それが楽しむというのが言葉のあやで、違った方向で楽しまれてしまうと困るんですね。
だから非常に難しいですね。
前田さんはその辺り、どうされてるんですか。
ここまで来たら、選手も優勝という2文字、頭の中にあると思うんですよ。
私は常に、練習場にいるとき、そういう姿勢は崩さないようにしましたね。
あえて大きな舞台ですから、選手にはリラックスさせるだとか、そういうものを私は与えませんでした。
常にもう、平常心というか、いつものごとき動くようにということは言ってきましたね。
バッターは3番の杉崎。
先制タイムリーツーベースヒットを右中間に放っています。
今大会敗れた沖縄興南高校の我喜屋監督は、渡辺さん、練習を真剣にやったものだけが楽しめる。
そういう事ですよね。
そういう表現をされましたよね。
1アウト、ランナー1塁。
2塁を狙おうというオーバーラン。
この辺り、すきはないぞ。
まだ行こうとしています。
こういう事も本当に浸透していますね。
守りも、走塁も、バッティングも、すきあらばというところでしょうね。
東海大相模と練習試合も数多くやるんですけれども、走塁がまた抜け目ないんですよ。
そういうところがやっぱり守っても驚異の1つになりますね。
ここも杉崎が出ました。
とにかく動く。
そして攻める。
要するに佐藤君の場合、セットに入ると、ファーストの角度では全然見えないと思うんですね。
だからどうやってインターバルを長くしたり、短くしたり、ちょっとランナーを攪乱するものがないと、こういったしぐさがね。
フェアです。
サードの内野安打。
佐藤将太。
もちろんエラーではありません。
記録は安打で1アウト2塁1塁。
2塁へ投げるというものも必要なんですけれども、サードキャンバス前ですからね。
2塁はちょっと無理なようでしたね。
ちょっとためらいましたよね。
あれは一気に1塁へほうらないとですね。
怖いバッター、磯網を迎えます。
ここはある意味では、仙台育英としては正念場ですよね。
序盤の正念場ですよ、これ。
ごらんのように、空振りをしないバッターです。
これもとらえた三遊間。
杉崎、3点目のホームイン。
今大会大当たりの磯網がレフトへタイムリーヒット。
3対0とリードを広げる東海大相模です。
この畳みかける雰囲気が今大会、東海大相模の強み。
どちらかというと、豪打の東海大相模のイメージが神奈川大会では大きいんですけど、ここへ来てずっと相模のバッティングを見ていますと、非常にコンパクトなんですよね。
だからこそインコースでも、アウトコースでも対応できると、簡単には三振しない。
非常に三振が少ないですよ。
それと、フライが少ないですよね。
今もスライダーが真ん中に入ったと思うんですけれども、そういうボールは逃さないですね。
それを完全にヒット性の当たりにしていますね。
3、4、5番の3連打。
バッターは6番のキャプテン、長倉です。
東海大相模としては、この1点は大きいですよね。
仙台育英としても、大きいでしょうね、これは。
追いかけるものとしてみれば、重い1点になりますね。
序盤でここであと1点取られると、最悪3点どまりにして、早く1点を返すという、それにはこのバッテリーが相当気を使って、間を取るとか、間の取り方、チェンジアップ、緩いボールを使うというようなね。
4点目のホームインです。
3番杉崎から、豊田、磯網、長倉の4連打。
4対0です。
キャプテンも続きました。
この1本も大きいですね。
何とか抑えたいという、佐藤君の気持ちはあったと思うんですよ。
ここで打たれた、長打を打たれましたね。
ある意味では、ストレートは通用しないというふうに見えて、ストレートをボールにほうって、そしてチェンジアップなり、フォークなりで勝負していかなきゃ、ちょっとこれはおさまらなくなってしまうかもわからないですね。
インコースの直球でしたよ。
内野は前進守備をとります、バッターは竹内。
ピンチが続く仙台育英。
東海大相模は5年前、2010年、この決勝の舞台に進んできましたが、春夏連覇の沖縄興南の前に、13対1という悔しい決勝戦の記憶があります。
チェンジアップですかね。
その後に、力で抑えていこうというところを痛打されているわけですから。
打てないボールを徹底的に使ったらいいと思いますよ。
お話は渡辺元智さん、横浜高校野球部前監督、前田三夫さん、帝京高校現監督でいらっしゃいます。
それだけ東海大相模打線のこの圧力。
集中力、こういったものが際立ちます。
スクイズをしかけた。
これは空振り。
三・本間に挟まれました。
セカンドランナーは3塁へ進んでいます。
3塁。
渡辺さん、5点目をスクイズで取りに来ました。
それはよく分かりますね。
時々ですけど、セーフティーリードになってくるかなというときに、もう1点というときにスクイズをやるんですよ。
これは決して戦法としては悪くないと思いますね。
門馬監督は、結構スクイズは使いますよ。
実は今大会は、神奈川大会も甲子園も含めて、スクイズはなかったんです。
やはり決勝戦は一味違うんですかね。
そうですね。
4対0、序盤で4点差つけましたけどね、もうこのチャンスを逃さないということで、もう1点狙いに行きましたね。
これは守備範囲でした。
1989年の準優勝に終わった仙台育英、当時のエース大越基さんは現在山口早鞆高校で野球部の監督を務めていらっしゃいます。
この決勝進出に際して、本当にうれしいですと、大越さんはお話です。
甲子園に飛んでいきたい気持ちですが、今日はこの早鞆高校の大切な試合があるそうです。
秋の大会のシードを決めるそんなゲームがあるということで、下関を離れられないんですよ。
ただ今年の仙台育英は本当に強いチームなので、きっと優勝してくれると思います。
優勝でも準優勝でも先輩として鼻が高くなる、本当にいいチーム。
いい野球をしてくれていて、僕も感謝の気持ちでいっぱいですと、大越基さんは話しています。
その背番号1を受け継ぐバッターボックス、佐藤世那です。
宮城のみならず、東北の願いが込められています。
前田さんはその後、大越さんが卒業した後もご交友がおありだそうですね。
彼が人生にとって苦しいときもあったと思うんですね。
そういうときに、彼は手紙をよこすんですよ。
これから頑張るというね。
そういうひたむきな気持ちがありますよ。
そういうことから、今指導者になっておりますけれども、甲子園に出ましたよね。
そういうひたむきな気持ちを忘れないで指導をしてもらいたいですね。
また前田監督と甲子園で対戦なんてね、可能性もありますからね。
彼が冗談で熱望はしていましたけどね。
私自身がとにかくどれだけ頑張れるか。
頑張ってやってみようとは思いますけど。
今日は帝京高校前田三夫監督、そして横浜高校渡辺元智前監督、甲子園で何度も優勝されたお二人のお話でお送りしています。
ボールがそれる。
これは珍しい、東海大相模の守備に乱れが出ました。
記録はショートの送球エラー。
佐藤将太が2塁へ行きます。
東海大相模は1回戦からエラーが0、1、0、0と渡辺さん、来ていました。
非常にかたい守りなんですね。
そうですね。
どちらかというと、打撃の陰に守備力が隠れた形になっていますけど、外野の本当に守備もいいですよ。
特に内野の俊敏な動きは、高校生離れしているようなね。
そういう事を考えれば、珍しいですね。
これはね。
ただ、だから、僕は相模に何か、気の緩みというよりかは、そういう敵はおのれにあるというところだと思いますよ。
今簡単なボールだと思うんですね。
2点取った、そういうものから安心感があったのかな。
そう思いますね。
バッターは青木。
チェンジアップを有効に使います。
ただベンチにいますと、選手のそういう気持ちが非常に怖いんですね。
そういう事から門馬監督さんとしてみれば、これでもう一回、選手を引き締める、そういう事も必要になってくると思うんですね。
ゲームをやりながら修正していく、気持ちをきちんと抑えていくといいますか、それがないと、ちょっとしたほころびで、とんでもない方向に行ってしまうというね。
今までいい流れをつくっていたんですけれども、やはり気持ち1つで変わりますんでね。
抜けていきました。
反撃のホームに今かえってきました。
4対1。
仙台育英高校、3点差に迫ります。
相手のミスからもらったチャンスをしっかりものにした2番の青木。
センター前タイムリー。
佐藤将太がホームにかえりました。
そういう事から、小笠原君のそのリズム、今まで持っていたリズムが、ちょっとしたことから狂うんですよ。
そうしますと、コントロールも甘くなりますし、そしてまた球威も落ちますから、非常に決して気の緩みだとは思っていませんけれども、エラーというのは非常に大きいんですね。
4試合で合計しても1つだったエラーが、今日は2つ出ています。
まさに暴投なんか出ない選手ですよね。
非常にうまいですよ。
無心でやっていたのが、よっしゃ、もうおれがもらったという感じの中で、ひょっとスローイングの力が抜けたのかもしれませんね。
ここら辺が怖いんですよね。
でもこの1点は仙台育英は大きいですね。
相模としては、ちょっと痛いといいますかね。
打席はホームランを3本打っている平沢。
今日は全く狙っていません。
基本はストレートを打ち返す、センター中心にという意識です。
そのストレートが来ます。
平沢が3年間を振り返って、センバツよりも今年の夏がもちろん一番。
こられると思っていなかった、決勝戦を楽しみたいと思いますと話していました。
バッターの平沢君は変化球を打つのが非常にうまいですね。
直球そのものより、変化球を多く打っていますよね。
そう感じとれますね。
それを知ってか、ストレートもここで続けています、バッテリー。
昨日のホームランも変化球ですよ。
そして先ほどのライト前も変化球を打ちましたね。
今日はチェンジアップが多いですが、右バッターへのチェンジアップでしょう。
左には余り使っていません。
いい攻撃ですよ。
もう序盤から、渡辺さんも前田さんも仮にアウトになっても構わない。
仕掛けることで小笠原が、東海大相模が何かを考える、ここに意味があるというお話をいただいています。
しかも青木は俊足。
今大会ナンバーワンのピッチャーですよね。
もうプロ注目のピッチャー。
大学生の力は持っているという、そういうピッチャーから連打というのはなかなか難しいですね。
僕らも昔、江川攻略なんて事をいろいろ考えましたけど、やはり広島商業が作新学院を倒したときに、足を絡めたんですよね。
もう少しゲームを拮抗していかなきゃならないんですけど、でも序盤ですから、そういう野球をやっていけば、中盤、終盤に生きてくると、私は思っていますね。
すばらしい走塁でした、平沢。
センター前にヒットを運んでつなぎ、その後、積極的に攻める走塁を見せました。
野球は怖いですね。
1つのミスからこういう形ができますもんね。
それとやはり盗塁を試みよう、エンドランしましたね。
簡単に緩いボールをほうれませんよね。
そこがまたすばらしいですね、この平沢君は。
ストレートをたたいた。
緊張感がどういうふうに左右するかというと、やはり東海大相模でも完璧なゲームばかりじゃないですからね。
非常に動揺していますよ。
今のセンターの守備の後の送球でもワンテンポおくれていますからね。
今、渡辺さんがおっしゃったように、小笠原君だけじゃないですね。
ほかの選手もやはりリズムが多少狂っていますね。
こういうところから今、あのタイムをかけたと思うんですね。
内野は前進守備はとっていません。
2塁3塁のチャンス。
ここはもう1点取るとですね。
ですから、三振しない、二遊間は1点あげている守備ですよね。
何としてでもバットのヘッドをおくらせてでも右の方向を狙うとか、意地の勝負になるでしょうな。
ガッツポーズをしながら、1塁ベースに行く郡司。
サードランナー青木、ホームインで4対2。
その差2点です。
決勝戦、2点差です。
ちょっとしたすきを突き、一気に攻めてきた仙台育英。
今郡司君が強振しませんでしたよ。
逆方向にね。
あそこは強振してくれたほうが小笠原君としてみれば投げやすいですね。
逆にバットのヘッドが出ましたら、詰まりますよね。
東海大相模が4連打なら、仙台育英も3連打。
バッターは百目木。
ショート、セカンドは中間守備と言えるような体系になりました。
ここもまた何かしかけてくるかもわかりませんね。
アグレッシブベースボールは東海大相模だけではない。
仙台育英も同じような攻め手を見せます。
しかも、相手のミス、すきを突いての速攻です。
ただ今サードの平沢君が、ちょっとベースにとられて、転びました。
あれもうまくやっていれば、来れたかなと。
僕は入ったと思いますよ。
そういうところで佐々木監督としてみれば、残念な表情を見せましたけれどもね。
打席は百目木です。
ただ百目木君が、やはり今の郡司君のような気持ちになれるかどうか。
もう反対方向でいいですよ。
1試合4安打もあった百目木。
平沢が今3点目のホームイン。
4連打でお返しです。
渡辺さん、すばらしいですね。
そうですね。
これは振りたいところですけれども、各バッターがセンター方向に、逆方向に狙っていますよね。
これもやはり、仙台の、宮城県の県民、あるいはベンチが一番ですよ。
何が何でも勝ちたいというそういう強いあらわれだと思います。
でも、ちょっと短く持ってコンパクトに振っていますよね。
バッターは紀伊です。
小笠原サイドは前田さん、どうしたらいいですか。
今一番苦しいところですよ。
ですから、逆方向を狙ってる、そういう意識があると思いますから、思い切った投球しないといけません、ここは。
という事はインコースですかね。
インコースを思い切って、振りが必要になってくると思うんですよね。
吉田もマウンドに上がる可能性はあると思うんですが、腕を組んでどっかりという感じの門馬監督。
ブルペン、無人。
みずからの好フィールディングで流れを断ち切りました。
しかし仙台育英が一気に4連打。
仙台育英が2番青木からの4連打。
青木、平沢、郡司、百目木と、鮮やかな攻めを見せました。
しかも無理に引っ張らないというバッティング、センター中心、言葉どおりの鮮やかな攻めでした。
互角と渡辺さん、言ってしまっていいですか。
ここは互角になりましたけれども、やはり佐藤君が、どれだけ立ち直るかですよね。
そういう事を考えれば、この回でしょうね。
そういう事ですね。
8番の川地からという攻めです。
語弊がありますけれども、余り一生懸命ほうらないほうがいい。
かわすぐらいの気持ちでその中で打たせてなるものかというボールをね。
小笠原君もきついと思いますし、佐藤君はほとんど1人でほうってきたわけですからね、スタミナにも問題があると思いますよね。
ストレートのフォアボール。
初めて与えたフォアボール、ちょっと苦笑い。
準決勝までに541球を投げた、40回3分の2を投げて今日決勝を迎えています。
まさに昨日。
どうしても3点取ったという後、よし、一生懸命ほうろうという気持ちが強くなりますからね。
送りバントです。
小笠原。
1アウト、ランナーが2塁。
打順が1番にかえって千野です。
放送席は横浜高校野球部前監督、渡辺元智さん、帝京高校監督前田三夫さん。
お二方をお招きしています。
打席は千野。
大きな声が出ました。
ノートに日本一と書き続けたとそんな野球ノートを大事にしています。
好きな言葉はありがとうという千野啓二郎、3年生。
いいプレーですね。
千野君としてみれば、待っていたボールなんですよね。
打ち損じですよ、これは。
今まであれが三遊間に抜けているんですよ。
前田さん、今、なぜ抜けなかったんですか。
3点取られたという、選手の心の中の動揺というのですか、そういうものが見え隠れしていますからその辺でしょうね。
打席は宮地。
今日はつなぎのバッティングをしたいと、足を生かしたいと話していました。
宮地は50メートル5秒9の足。
神奈川でも6盗塁、甲子園でももう盗塁を決めています。
このフォークです。
少しアーム型の投げ方なんですけどね、よくスタミナもありますし、肘、肩、壊さないですよね。
とれない。
セカンドランナー、ホームにかえりました。
5対3です。
点を取られた後に取り返しました。
打った瞬間はレフトフライと思ったんですが。
2アウト、ランナー2塁ですから、レフトが前に来ましたね。
風も多少ありますからね。
案外風に押されましたね。
序盤から中盤、点の取り合いとなってきた決勝戦です。
風に乗ったと言ったほうがいいのかな。
伸びましたよ。
少し前に守り過ぎた感もありますね。
普通であれば、レフトフライだと思うんですけどね。
緩やかな風に乗ったというところでしょうな。
打席は杉崎。
今大会6本目のツーベースを打ちまして、これがごらんのように、大会タイ記録になりました。
もう1本ツーベースが出れば、長い歴史の甲子園、大会新記録になります。
先発は両エース。
しかし、東海大相模、9安打5点。
仙台育英は6安打3点。
これは決勝の疲れというよりは、両軍の打線の積極性、そして狙い、こういったものが功を奏している、そんな印象があります。
杉崎フォアボールで2アウト、ランナー2塁1塁。
ここでキャッチャーの郡司が行きました。
打席には4番の豊田を迎えます。
豊田は、決勝まで来たという実感がないというのが今の気持ちですと、話しています。
この佐藤世那は、直球もいいし、フォークもいい。
そう認めています。
今日はレフトへのタイムリーと内野安打もある豊田、2安打です。
なかなかボールを振りませんね。
佐藤君としてみれば、ちょっとここはきついんですけどね。
インコース思い切ってついていますけれどもね、振らないですね。
前田さん、プロ野球では見た事がありますが、高校野球では余りないんですがね。
普通であれば、ウエイティングするんですけどね。
当然打っていいという指示がベンチから。
ここは絶対ストライクとりに来るというところのやっぱり狙いでしょうね。
佐藤世那が一息入れます。
目まぐるしい、激しい攻防です。
6対3と東海大相模が3回表までに4点リードされた仙台育英が、3回裏、4連打で3点返したんですが、4回、東海大相模がすかさず取りかえします。
6対3。
放送席は、横浜高校野球部前監督でいらっしゃいます渡辺元智さん、そして、帝京高校野球部監督でいらっしゃいます前田三夫さんのお二人をお招きしています。
ごらんのように、序盤、両チーム共に点を取ります。
仙台育英は中盤にも取るんですが、いずれもこの数字を見ると、中盤までには主導権を握って押し切るというスタイルですかね。
まだまだちょっと波乱がありそうな気がするんですけれども。
僕は今日は相模が勝つとすれば、5点。
仙台育英が勝つとすれば3点ぐらいの戦いだろうと思っていましたけれども、それを超す打撃戦ですね。
ただ、目に見えない守備のエラーが影響しているでしょう、少しね。
両軍に、エラーはついてないんですけれども、ぽろっとしたり、お手つきがあります。
豊田君が打ったレフト前のヒットも、あれも紀伊君がちょっとファンブルしていましたしね。
あれもきちっととれば、ちょっと分からないですね。
タイミング的にね。
逆にそれを見て3塁を狙ったファーストランナーがアウトになるという皮肉な結果もありました。
佐々木、倒れました。
キャプテン、佐々木柊野です。
ですから、取ったりとられたり、こういうゲームというのは、選手というのは気持ちがやっぱり焦るんですかね。
平常心というのは、なかなか保つことが難しいという感じがしますね。
両チーム共に優勝を大きく意識した中で、強く意識した中でやってきた夏の甲子園。
だから僕は、この両方打撃があるわけですよ。
メンタルとの戦いもありますよね。
だからふだんエラーしないような細かいミスがちょっと見えているんですね。
相当お互いにいみじくも優勝を意識していると言われましたけれども、そこから来る重圧、そういうものがかいま見えますよね。
東海大相模は去年に続く甲子園。
去年は小笠原、吉田、2年生、好投手を擁しながら、初戦で敗退しました。
盛岡大付属を相手に4対3。
1点差に泣いた、そんな記憶があります。
そこから1年、大きく成長し、神奈川大会では渡辺監督率いる横浜高校を破ってつかんだ甲子園。
そして、5年前は決勝で泣いたその悔しさも門馬監督は抱いています。
亡き原貢さんの攻める野球を継承して、45年ぶりの栄冠をつかもうと、リードはしているんですが、一方、仙台育英、谷津が倒れて2アウトです。
前田さん、どこかで両チームの選手が落ちつくなんて事もあり得るんですか。
2アウトになりましたから、とにかく仙台育英としてみれば、中盤でちょっと点差を縮めたいですね。
このまま中盤、終盤に行きますと、東海大相模のペースになりますから、当然選手、そのものは落ち着いてきますよね。
ですから、相模の各選手は、まだ分からないと。
3点というのがありますからね。
そういう気持ちは持っていますね。
仙台育英が相手のエラーの後、一気に4本をヒットを連ねたのが3回でした。
青木、平沢、郡司、百目木の4連打。
その後の紀伊の打球も、小笠原の好フィールディングがなければ、どうなっていたかという当たりでした。
宮地が下がって、つかんでいます。
共にエースナンバーが先発した決勝戦。
ここまでは6対3と東海大相模が仙台育英をリードですが、前田さん、改めて今日の佐藤世那投手のピッチングはどんな印象でごらんになっていますか。
当然ながら疲れはあると思うんですね。
その力の中から、直球を打たれたということは、本人は動揺はあると思うんですね。
ですから、先ほどから渡辺さんの言うとおり、変化球をやはり、ここら辺の勝負ですよ。
変化球をどういうふうに使うか。
直球を打たれていますから、直球はある程度見せ球として持っていかなければいけないと思いますね。
ですから、佐藤君としてみれば、苦しい投球内容になっていますけれども、何とか踏ん張って頑張ってもらいたいですよ。
まさに今もスライダーから入りました。
真っすぐ、フォークが主な武器なんですが。
ただ渡辺さん、東海大相模がボールを振ってくれないというのが1つ大きいんですね。
この辺は軸の回転で打っていますから、こういうボールを佐藤君が使えば、ある意味では決め打ちだとか、読んで打ってますから、その裏を行くようなピッチングを駆け引きだと思いますよ。
先ほども言われたように、その中でもストレートが一番打たれているわけですから、ストレートの使い方はもちろんですけれども、変化球をどんどんどんどん使っていったらいいですね。
仙台育英はレフトに山本昇應太が入っています。
変化球多めに追い込んだ。
そしてストレート。
最近は、マシンの普及とかそういう事によって、変化球も多くなっていますから、低めのボールを打つうまく打つ選手が多くなりましたよ。
ですから、インハイだとか、高めにぎりぎり投げれるようなピッチャーもこういうときには必要かも分かりませんね。
ここは伝家の宝刀で三振を奪ったマウンドの佐藤世那。
小笠原が初めて4回裏、三者凡退に抑えました。
逆に佐藤世那も、ここは三者凡退を取りかえしてやろうという、そんな5回。
佐藤将太がボールをさばいて、2アウトです。
やっぱりピッチャーのリズムがよくなれば、守りのリズムもよくなるわけですね。
だからこういうゲームは、守り切ることですよ。
そうすると、引き締まったゲームになりますからね。
そこにまたチャンスが生まれてくるという事ですね。
そういう意味では、ここは2アウトをとりましたから、何とか三者凡退で切り抜けて、そしてまた攻撃に移りたいところですよね。
2人のエースが火花を散らします。
当然パターンを変えたりという、郡司との打ち合わせもあるでしょう。
途中首を振ることもあります。
駆け引きかもしれません。
今のボールが決まれば、左バッターに非常に有効なボールになりますよね。
三者凡退。
初優勝を狙う宮城仙台育英、3点を追って、1番からの好打順。
佐藤将太が向かいます。
佐藤将太の理想の1番像は、ソフトバンクの柳田さんみたいな、初球から振ってチームに勢いをつける、そんな1番バッター。
ただ一方で、この佐藤将太は、1番バッターは裏方である。
自分が出て3、4番にかえしてもらうこれが一番なんだという表現もしています。
最近、攻撃のバッターが多いんですけどね、先頭バッターが相手のピッチャーのボールをよく見るといいますか、ベンチにいる選手もその球種を見ることが一番大事なあれなんですよね。
最近ドンドン打ってくる選手が多くなりましたけど、1番バッターの役割というのは大きいですよ。
見ていますね。
しかし、力強いストレートが食い込んでいきました。
また乱れた。
また乱れました。
どうしたんでしょうか、東海大相模。
記録はショートの送球エラーです。
先ほどの暴投が、やっぱりちょっと頭の隅にありますね。
そういう意味で手が縮こまっているというんですか、思い切ってほうることができませんね。
ちょっと心配ですね。
やっぱり重圧ですね。
そして3点差の5回、バッター2番、前田さん、どんな攻め方になっていきますか。
とにかく仙台育英としてみれば、このチャンスを生かしたいですね。
佐々木順一朗監督は、宮城の、東北の、そしてもちろん仙台育英の初優勝を担っています。
小笠原君としてみれば、やはり先ほど、同じようにショートのエラーからリズムが多少崩れましたから、その辺を気をつけないといけませんよ。
先ほどはそのエラーの後、4連打でした。
3点差ですが、送る構えか。
自分も生きようというバントの後、動きはどう変わるでしょうか。
ですから、今まで完璧な守備をしたショートがエラーをするということは、これは伝染というか、伝わりますからね。
ここは落ち着いて、小笠原、1塁を選択。
青木の送りバント成功で1アウト2塁、バッターは3番の、今2試合連続でホームランを打っている平沢です。
杉崎君としてみれば、心穏やかではないと思うんですけれどもね。
今度しっかりとれば、また自分のペースになりますからね。
高校通算22本のスラッガー、うち3本が、夏の甲子園。
情報は、データというのはあると思うんですけれども、序盤は、ある程度無心でやれてきたかもしれませんけれども、このイニング辺りになりますと、お互いに駆け引きをし始めると思うんですよ。
選手同士の中で。
ベンチの指示はそうですけど、いろいろな選手の中に思わくが出てくるんですね。
だから、杉崎君が2つのエラーが出ましたけども、何とか相模としては、それを払いのけてもらいたいといいますか、みんなで声をかけてやるとか、そうしませんと、同じようなことが起きてしまうかもわかりませんし。
エラーも野球のうちだというぐらいの気持ちでやったらいいですよ。
平沢、ここまで2安打。
ライト前ヒットにセンターへのツーベース。
どうしても我々もこういう場面になりますと、勝ちたいという意欲の中で頑張れよ頑張れよと、果たして頑張れよというコールが、全てに選手に当てはまるかというと、そうでもない場合があるんですね。
先ほど一生懸命投げないほうがいいともおっしゃいました。
これは気持ちを落ちつかせるために、どうしてもマウンドで自分の最高のものを出して、打ち取りたいという気持ちが出るわけです。
それがタイミングが合ってしまうんですね。
だから気持ち的に打つなら打ってみろというような、そういう気持ちに変えるといいますか、どちらかというと、緩いボールで遊ぶような気持ちで。
それこそ体育の授業にソフトボールをやっているような感覚で、そういう気持ちになれないかという、平常心に戻すためにいいかげんにほうれという言葉を使うんですね。
あえて。
もうとにかく頑張れ、踏ん張れというと、さらに踏ん張ってタイミングが合ってしまうというかね。
言葉というのは、言葉に味と真理があるという事で、選手に伝える言葉って、こういう場面では、非常に大切だと私は思っているんですね。
常に私たちは、練習中から選手にはプレッシャーをかけていますからね。
時々抜くということも選手には相当な活力になる場合があると思うんですね。
ふだんの緊張があるからこその弛緩なわけですね。
こういうチームは全国優勝を目指してふだんから必死になってやっているわけですから、その言葉が生きる場合もあるんですね。
打席は郡司。
3番の平沢はストレートで見逃し三振。
それでも、今のストレートはすごかったですね。
よかったですね。
気持ちがこもっていましたね。
小笠原、今日試合前に話していました。
常に最悪の状況を考えながら、やっている。
楽しんだことはない。
優勝を目指してきて、つらいことのほうが多かったと話しています。
つまりそれがふだんからプレッシャーをかけているということで、楽しかったことはないという言葉になっているんですかね。
どの場面でも順風満帆というのですか、そういうものはないと思うんですね。
ですから、ミスによって生まれるピンチというものを、みんな想定をした上でのやっぱり練習は積んでいると思うんですよ。
ただここは決勝戦ですからね。
エース小笠原、味方のエラーをその後、全く動揺を見せる事なく、片づけました。
先ほどの失敗が、決勝戦のアルプスを見ていきましょう。
3塁側東海大相模高校は、テレビ朝日のテレビ朝日の山木翔遥、山崎弘喜両アナウンサー、よろしくお願いします。
いよいよここまで来ましたね、山崎さん。
今日いよいよ高校野球の頂点が決まるんですね、山木さん。
決まりますよ。
さあ、今日は東海大相模、2大エース、小笠原投手と、吉田投手のお父さんに来ていただきました。
こちらが小笠原投手のお父さん、小笠原ヒトシさんです。
そしてこちらが吉田凌投手のお父さん、吉田カズノリさんです。
まずは小笠原さん、息子さんの慎之介投手、決勝戦の舞台でも力強いですが、いかがですか。
胃が痛いです。
それに尽きます。
今ベンチではもう1人のエース、吉田君も控えていますが、小笠原さんにとって、小笠原さんにとって、吉田さんはどんな人ですか。
よきライバルであり、よき相談相手です。
一方、吉田さんは、小笠原投手のことをどうお考えですか。
めちゃくちゃええ相方ですね。
こんなライバルはいません。
最高です。
2大エースの夏物語、いよいよ最終章です。
ありがとうございました。
お父様同士もがっちり握手を交わしていらっしゃいました。
左右の両輪ですから、お互いライバルですけど、お互い切磋琢磨してここまで来たんでしょう。
まさにお互い、いろいろと教え合うこともあるそうです。
吉田が小笠原にカーブやスライダーを教え、小笠原は、カーブやストレートを教えているという話も聞いています。
続いて1塁側仙台育英サイド、ABC福井治人、テレビ朝日田中萌アナウンサー、お願いします。
東北勢初の悲願の優勝へあと1勝。
最高潮に盛り上がっています。
今日は、仙台育英高校野球部OBの、各世代の方が応援にかけつけてくれました。
それでは、勝利へ向けて一言ずつメッセージをいただきます。
逆転して宮城に優勝旗を持って帰ってきてほしいと思います。
頑張れ、育英、てっぺんじゃ!最後のゲームセット、1球まで諦めるな。
行くぞ!逆転、行くぞ!育英、大逆転や、育英。
ありがとうございます。
この各世代の思いを受けて、応援団長のオノ君。
まだまだ育英の打線はこんなものじゃないんで、ここからドンドン打っていってほしいと思います。
それでは最後にみんなでエールを送りましょう。
絶対勝つぞ!ありがとうございました。
60代の方もいらっしゃいました。
野球部創部は1930年。
一番冷静だったのが現役の世代だったというそれぐらいOBたちも熱くなっています。
前田さんが戦われたん相手、本当にいかにチームも、エリアも、悲願だという伝えてきましたね。
今本当に皆さん、熱心に優勝を願って応援しておりますよね。
一方の東海大相模も1970年の優勝以降、45年ぶりの夏を狙っているところなんですが、門馬監督は1992年にセンバツ準優勝。
このときの決勝の相手がこれまた帝京高校、好投手三沢投手を擁しましたね。
そういうものから、彼はもう非常に研究熱心ですよね。
ゲームを何度もやらせてもらいましたけれどもね。
あらゆるものを一生懸命聞いてくるんですよ。
このくらいのことは監督歴長いですから、門馬さんも分かるだろうという気持ちもありますけれども、そういうところはやっぱり見られますよ。
いわゆる貪欲な。
そういう事ですね。
もう何かを引き出して、自分のものにしたいと。
もうやはり監督としてみれば、必要なことでしょうね。
そんな全国の監督から目標にされる、渡辺前監督、前田監督、お二方をお招きしています。
ゲームは再開6回。
三者凡退が刻まれました。
そして5回裏もエラーがあったんですが、小笠原が踏ん張った、ちょっとゲームが落ち着いてくる可能性があります。
3点差ですから、仙台育英は、3点のリードを許していますけれども、一遍に返す力はあります。
そういう事でね。
フェンスいっぱいでボールをとってます、とってます!仙台育英、ライト、佐々木柊野キャプテン。
今完全に私は入ったかなという感じがしましたけどね。
それこそ風にやや押されましたよね。
そういうことで、1点を東海大相模に追加されますと、仙台育英としてみれば、さらに苦しくなりますからね。
よくとりました。
キャプテンのビッグプレーがユースに勇気を与えます。
紛れもなく勇気を与えています。
次のボールが100球めになる佐藤世那。
途中から入っている山本。
昨日の準決勝ではすばらしい背走キャッチのファインプレーもあった山本です。
全試合途中からレフトに入っているというという外野のスペシャリスト。
ちょうど100球になりました。
打順が1番にかえって、千野です。
放送席は横浜高校野球部前監督、渡辺元智さん、帝京高校野球部監督前田三夫さんのお二人です。
優勝するためには、堅実なプレーだけじゃだめなんですね。
大ファインプレーとか、考えられないようなプレーが起きてくるといいますかね。
そこにまたボーンヘッドが出てくるんですよ。
多少はね。
空振り三振。
キャプテンのファインプレーに勇気をもらったエースが、三者凡退に抑えました。
ライトの佐々木柊野キャプテンの、すばらしいプレーが生まれた甲子園。
プレッシャーは少し感じるけれども、あと1つのところまで来た。
今年こそ育英が優勝するという思いがみんなにある。
と話しています。
中学生のときに被災したが、学校のグラウンドも、ひび割れて、野球ができない時期があった。
今も練習試合をするグラウンドの隣に仮設住宅があるところもあるんですが、そういう方も見てくれていると思うので、頑張りたいと話したキャプテン。
言葉どおりのすばらしいプレー。
またこの回、打順が回ってきます。
いよいよ両チームの力を出し切る、出し尽くすようなモードに入ってきましたかね。
これからの1点というのは、お互いに取っても大きな重みになってきますよね。
相模がもう1点取れば、非常に大旗に近づける。
しかし、このイニングを含めたあと2回の攻め、このイニングを含めて3回ありますね、仙台育英がどういうふうに食らいついていくかですよね。
3回に4連打を許して以降は、まだ小笠原、すきは見せません。
先ほどは味方のエラーの後もぴしゃっと3人で抑えてみせました。
ちょっと力が抜けてきたような中で、今いいなと思ったら、途端に…。
まだ不安定なんですよね。
ストレートのフォアボールを与えました。
ダブルエースのもう1人、右のエースと言われている吉田凌もブルペンのほうに足を運んでいます。
まさに2枚看板で3年生、小笠原、吉田。
ここで先ほどファインプレーの佐々木キャプテンに代えて、あえて西巻、1年生を代打に送った佐々木順一朗監督です。
前田さんも帝京高校で1年生を非常に起用されるイメージがあるんですが、ここで1年生代打ですね。
劣勢ですからね、ここで1年生が打てば、チームに活性化されますんで、そういうものもやっぱり必要になってくるんですよ。
こういうゲームは。
ですから、ベンチの思い切りというのですか、そういうものも必要ですよね。
ベンチが動くと。
それに伴って選手も動き出しますんで、どうしてもこの3点の重みというのは、今やはり感じているところですけれども。
1年生代打西巻、三遊間を破りました。
佐々木監督の起用に応えた1年生。
ここにも1人、夢をかなえた高校1年生がいます。
普通であれば、あれだけのファインプレーをした選手ですから、気持ち的には乗ってますよ。
打たせたいところですけれども、1年生で行きましたね。
それでやっぱり成功していますね。
仙台育英としてみれば、ここはチャンスなんですね。
1年生がつないで、バッターは谷津。
佐々木監督とは対戦がおありだと思いますが、今の思い切った采配、いかがですか。
それと、1年生のほうが何も考えないでそのままストレートで行くんですね。
ただし、佐々木監督がやっぱり彼のよさを知っているんですね。
谷津もつないで。
セカンドランナーは3塁ストップ。
1アウト満塁です。
仙台育英、3塁ランナー、コーチャー、佐々木柊野、しっかりとめた。
やはりこういうゲームというのは、選手に任すことも必要だけれども、ベンチが動いてそして選手を躍らすというのですか、そういう事も必要になるんでしょうね。
そして東海大相模の長倉キャプテン、キャッチャーが小笠原のもとに行き、一方、仙台育英サイドは、攻撃の伝令を今佐藤世那のもとに送ったでしょうか。
1アウト満塁。
小笠原慎之介対佐藤世那。
どよめきが起こります。
内野は極端に前には来ていません。
ダブルプレーを視野に入れています。
ここは仙台育英としてみれば、優勝するためには大きな場面ですよ。
マウンドを守るエースが相対します。
佐々木監督は、もともと東海大相模は果てしないくらいに手ごわいチーム。
大会前から一番強いと言われ、ワンランクもツーランクも違うというチームと認めていました。
敬意を表していました。
三振だけは避けたいですね。
何が起こるか分かりません。
三振は何も起こりませんからね。
三振。
5つ目の三振を奪った小笠原。
渡辺さんもおっしゃった、その1つ欲しかった結果を。
小笠原君も冷静に佐藤君の一番打てないところに投げていましたね。
キャッチャーの長倉君のリードもよかったと思いますよ。
あれムキになりますと、バッターの好きなコースに行ってしまうというきらいがあるんですね。
佐藤君も外野へ大きな当たりを飛ばす力は持っていますからね。
9番バッターというけども。
伝令は15番の石川和樹。
ピンチのときにほぐすために、今日この試合が終わったら晩飯は何かなとか、ホテルの前の温泉に行こうやと、そんな話をして、ほぐすと言っていました。
このピンチもそのほぐしがきくか。
打席は1番に戻って佐藤将太。
タイミングが合ってますよね。
ちょっとヘッドがおくれてるだけで。
でも小笠原君、ピンチを招きながらも要所要所締めていますけどね、仙台の強力打線をよく抑えていると思いますよ。
しかし追い込んだのは、小笠原です。
ここでストレートで行くのか、変化球を1つほうるのか。
低めにほうりづらいでしょうね。
追い込んでますから、ボールを振らせたいところですよね。
それかまたインコースずばっと行くか。
1つあれかな。
食らいつきました、チェンジアップ。
チェンジアップ来ましたね。
よく当てましたね、今。
だから気持ち的には、あれはカットできますから、センター、または逆方向ですよ。
これでいいと思いますよ。
これでインコースに来ますかね。
バッテリーはその辺は見抜いているんですよね。
佐藤将太もインコースをはじき返すと、試合前に話していました。
もうひとつアウトコース使うかな。
ストレートで外しました。
いいと思いますよね。
慌てることはないと思いますね。
まだまだ使えるボールが3つありますから。
どちらが先発しても、早く引きずりおろしたいんだと話している佐藤将太。
食らいつく。
食らいつきます。
これは決めに行ったボールですよ。
それをうまくカットしましたね。
普通であれば、強振したら空振ってましたね。
1番にばってきした理由を、一番気が強く、チームを鼓舞できる、そんな選手だからだと、佐々木監督は話していました。
見応えのある攻防ですね。
100球をもうはるかに超えている小笠原慎之介。
でも佐藤君はかたくなったスイングはしていませんよ。
破った!山本に続いて、西巻もホームにかえってきた。
さらに、谷津もホームにかえった!6対6。
東北の悲願に向けて、仙台育英の初優勝に向けて、佐藤将太、同点タイムリースリーベースヒット。
食らいつき、食らいつき、食らいついてセンターを破りました。
強振はしてなかった分だけ、ボールが見えましたね。
スライダーに食らいついていった、それがあそこにほうらざるを得ないといいますかね。
あそこにほうらせましたよね。
甘いボールをね。
それにしても、この局面で甘いボールを、よく走者一掃のスリーベースを打ちましたね。
1点だったら、ちょっとこうは行きませんよ。
点差から考えたらもう少し後ろでもと思いましたけど、でも、後ろで守っていても、抜かれたんでしょうね。
ボールが伸びましたよね。
バッターは青木。
門馬監督がこのイニングこの回2回目のタイムをとりました。
それほど大きい局面となっている6回。
6対6。
3塁側の東海大相模、ブルペンにはごらんの吉田。
ここは6回ですから、仙台育英としてみれば、あわよくば勝ち越したいですよね。
ちょっと甲子園の雰囲気が異様なといってもいいような感じになってきましたね。
そのとおりですね。
とにかくお互いの思惑、あるいは優勝ということをお互いに考え始めたイニングじゃないでしょうか。
その中の重圧で、どうやって小笠原君がこれを切り抜けるか。
また青木君がどうやって対応していくかですよ、これ。
また食らいつくスタイルですね。
先ほどの佐藤君がスライダーに食らいついていった。
そしてまたサードに佐藤君がいますから、低めのスライダー、使い切れないと思うんですよね。
でも、どこかで使わないとストレート、タイミングがまた合ってしまうと思うんですよね。
この辺の徹底ぶりは見事ですよ。
最終的には、渡辺さんが言ったとおり、ピッチャーが投げるボールがなくなってくるんですね。
当てます。
こういうファウルが続いているときに、ピッチャーの鉄則といったら、チェンジアップなんですよ、本当は。
合ってきちゃっていますから。
ツーワンで遊び球が使えるんですね。
ここまではオールストレート。
これにも食らいつきました。
もうストレート一辺倒。
やはり渡辺さんがおっしゃったように、使いにくくなった。
それと同時に、小笠原君の性格もありますね。
もう力でねじ伏せるんだという、そういう思いが、ただどういうふうにその思いが出るか、どっちに出るかですね。
かわすことはしないと話していました。
1球、1つ誘ったような、遊んだような、これはこれでいいと思いますよ。
これで文字どおり勝負球でしょう。
このボールでしょうね。
とった!軽やかに甲子園の緑の芝生を滑ったのは、ライトの豊田。
ファインプレーのキャプテンに代えて、1年生を送り込んだ。
それが仙台育英、佐々木順一朗監督の采配でした。
その1年生、西巻がつなぎ、1番佐藤将太、食らいつき、粘って粘って、ついにとらえた7球目、センターオーバーのタイムリースリーベースヒットでした。
初球を打った宮地。
これはセンターを越えません。
追いつきました、センターの青木。
なお西巻はそのままファーストの守備につき、百目木がファーストからライトに回っています。
放送席のお話は横浜高校前監督、渡辺元智さん。
帝京高校野球部監督前田三夫さん、お二方です。
昨日の夜中の2時半、3時ぐらいの時間帯で、もう既に甲子園球場のチケット前に、雨の中で行列ができていました。
今日朝まで雨が降りましたが、阪神園芸の尽力によって、無事ゲームが始まった決勝戦です。
ショートゴロで2アウト。
ファーストでボールをがっちりつかんだのは、西巻です。
仙台育英の各ナイン、動きが全然変わってきましたね。
こういうもんですよね。
反対に、東海大相模としてみれば、この差を追いつかれたというね。
ライト、今度は百目木がファインプレー。
野手が代わってもかたい守りは変わらない。
仙台育英、三者凡退。
同点に追いついた後、きっちりエースが締めた。
ファインプレーで締めました。
テレビをごらんの皆様のお耳にも届いているでしょうか。
自然に発生した甲子園の拍手、手拍子。
過去何度もこういった甲子園の空気が数々のドラマを生んできました。
高校野球100年の夏、決勝戦は激しいゲームになりました。
3番からの好打順、仙台育英、平沢です。
佐々木順一朗監督は、指導者になって、この日を待ちわびたと話していました。
100回大会までに何とかしたいと思いながら、その前の100年でめぐってきたチャンス。
必ず勝ちたい。
ただ台風の目の中にいるそんな実感のなさ、不思議な感覚なんですと、話しています。
前田さん、この感覚はどういう感覚なんでしょうか。
指導者というのは、大舞台に立つ事が夢なんですよね。
そういうことで、佐々木さんも興奮はしておられると思いますけどね。
一方の門馬監督は、5年前にこれを経験していますが、5年前はホッとした部分がある。
今年は違う。
がんがん攻めまくります。
勝ちたいという気持ちが出過ぎたらだめ。
勝つんだという執念が大事。
大事。
渡辺さん、この表現の違いは何なんでしょうか。
その通りですね。
冷静さも失うんですね。
我慢する中で、勝つんだという、強い信念というのはこれは大事だと思います。
そう簡単に勝てる部分ではないんですね。
だから言葉のニュアンスでどうとでも取れますけれども、私は、門馬監督の言葉は強く理解できると思いますよ。
だから並々ならぬ決意だと思うんですね。
佐々木監督にしても、とにかく慌てない、我慢しながら勝つんだ、最終的に勝つんだというその意欲があらわれていますね。
先ほど、ファインプレーの百目木が打席に入ります。
この百目木君、佐々木君に代わって、代わった後のプレーでしょう。
こういうプレーも出るわけですから、やっぱり高校野球というのは。
それは大きなプレーだったですよ、さっきのは。
百目木君が出ましたけれども。
デッドボールです。
もう7回ですから、こういうゲームになりますと、もう一球一球が重さが出てきますよ。
デッドボールになりましたけれども、仙台育英としてみれば、こういうことが大きなチャンスに広がってきますんでね。
2アウト1塁です。
ですから、東海大相模ももう同点にされましたから、あと3回ですから、もうそんな余裕はありませんね。
攻めて攻めて攻め抜くのは東海大相模と思っていましたが、両軍、ほぼ同じですね。
そうですね。
もう、ですから、ここはやはり動いたほうが勝ちやと思いますよ。
気持ちもそう。
そして、プレーもそう。
そういう意味で、やっぱり前向きにやることですよ。
ここまで来たら、執念でもぎとる、勝ちとるという執念は私は必要になってくると思いますね。
もぎとるんですね。
それでいくと、前田さん、ピッチャー交代に関してもちょっと東海大相模のほうは。
難しいですね。
なかなかエースが先にほうりますと、いくら吉田君がいいとはいえ、決断力。
ここは難しくなってきたと思いますね。
長倉キャプテン、これを刺す。
攻めて守って、決勝戦、8回を迎えて6対6。
門馬監督を中心に円陣を組んだ神奈川東海大相模。
186校の代表、目指すは45年ぶり、2度目の優勝です。
今年は8月15日に育成功労賞の表彰式がありました。
そこで受賞されたのが、今は亡き原貢さん、東海大相模高校を甲子園に導いた名将です。
門馬監督は、この育成功労賞のときに、甲子園に来られたことがうれしい。
しかも、受賞式のあった8月15日、3回戦突破の日でした。
それがまたうれしいと話していました。
もしかしたら、原貢さんがベンチに一緒に座って後ろから攻めて攻めて攻めまくる野球を初回からやるんだ、そういうふうに言ってくれてるんじゃないかと、そんな事をおっしゃっていましたね。
もうとにかく門馬監督は、原さんの子飼いといっても、本当に原野球を継承して、そしてやっぱり最も尊敬しておりますからね。
渡辺元智さんが横浜高校の監督に就任されて、間もなく、三池工業を優勝に導いた原貢監督が東海大相模にいらっしゃったわけですね。
このときの原貢さんというのは、神奈川の野球を変えてやるんだという、相当な勢いでやってきました。
その姿勢に神奈川県が圧倒されましたよ。
すばらしい監督が来たなと。
その事によって、神奈川県のレベルが上がっていった。
それまではそして我々は原貢さん、東海を倒せ、追いつけ、追い越せでやってきましたから。
45年前の甲子園の優勝も、その時代では珍しい、スクイズゼロの優勝。
そして完封もなかった、とにかく打って勝つんだという、こういう野球は当時は余りなかったらしいですね。
とにかく神奈川の野球は細かかったんですよ、タマル野球を継承しながら。
それを豪快に打って打って打ちまくるというね。
その教えの門馬監督が、逆に目標にしたのが、渡辺元智監督、横浜高校でした。
脈々と受け継ぐライバル視。
ライバル視、そして栄光の歴史があります。
選手に聞いたら、門馬監督はよくミーティングで一丸となって、アグレッシブに動く。
原貢さんはこういうことを教えてくれたと選手たちにも話すそうです。
その先人から受け継いだ攻めて攻めて攻め抜くアグレッシブ・ベースボール。
全国制するかというところで、佐藤世那がそれを許しません。
左バッターのフォークですよね。
アウトコースによく決まるんですよ。
ボールが何か切れ始めましたね。
ちょっとセカンドの谷津君がエラーして心配したんですけど、今までの相模だったら、何とか、悪くても進塁打になっているんですけれどもね、簡単に三振してしまいましたね。
今まではこういうところはなかったんですよね。
541球投げた状態で今日を迎えた佐藤世那。
もう今日119球投げています。
600を超え、700に近づこうというようなところまで来ている、仙台育英のエース。
放送席は渡辺元智横浜高校野球部前監督、前田三夫帝京高校監督、2人をお招きしています。
いいボールですよ、これ。
今までと球速は変わらないんですけども、なぜかここまで見るには、切れですかね。
手元で伸びているような気がするんですね。
空振り三振。
5つ目の三振を奪った序盤は激しく打ち合いました。
中盤までは決勝戦ならではのミスも出ました。
しかし、終盤に入って、引き締まってきた決勝戦。
小笠原、この8回もマウンドに行きます。
球数136。
注目を集め、甲子園に来るのが当然と目されて戦ってきた夏です。
そういう勝って当然というプレッシャーは我々には分からないような相当なものがあるんじゃないですか。
そうですね。
大黒柱でやってきていますから、相当覚悟はしていますけれども、この場面ですから、プレッシャーがかかっていますよ。
本当に一球一球がこれからは大事になってきますよ。
両軍が激しく攻めあいます。
受けに回っているほうはありません。
どちらも攻めている。
しかも、仙台育英は守備でも攻めるというようなイメージがありますね、今日は。
急に動きがよくなりましたよ。
序盤、中盤と少し守備力がどうかなと思いましたけども、ピッチャーも5回から立ち直って、そしてピッチャーに合わせるかのように守りのリズムがよくなった。
反面ちょっと、相模のほうが守りがぎこちないようになってきていますよね。
ですから、もう8回ですから、お互いに攻めまくっていかなければいけないんじゃないですか。
今までは、負けてもともとだというチームも決勝戦に出てきている場合があるんですよ。
ここは何が何でもお互いに優勝するんだという、この気持ち的な精神的なものも非常に見どころがありますね。
そういうものがこの点差にあるように、やっぱり出てますよ。
選手も、監督も、そしてまた周りにいる人たちも、みんな優勝しようということでやっていますからね。
我々は見応えがありますね。
お二人ともに甲子園で51勝されている渡辺さん、前田さんをして、見どころ十分と言わしめるのが今日の決勝戦。
仙台育英は、初めて東北に優勝旗を持って帰るのはおれたちなんだと、そういう自負があります。
選手たちも口にしています。
最初は第1回大会の秋田中学、1915年、まさに100年前、京都二中に延長13回、1対2のサヨナラ負け。
このわずかな差で優勝を逃した東北勢の悔しさがここから100年、続くことになりました。
1アウトです。
それから1969年、約半世紀後に青森の三沢高校が松山商業に挑みました。
あの史上初の決勝戦の引き分け再試合、太田幸司投手が投げましたが、再試合で2対4、敗れています。
さらに1971年は福島磐城高校の小さな大投手、田村の活躍。
決勝戦は0対1のロースコアで敗れました。
それから71年、宮城仙台育英、89年の宮城仙台育英、宮城東北、宮城勢が2度挑んだ決勝戦でしたが、あのダルビッシュ有の剛腕をもってしても深紅の大優勝旗には東北には持ち帰れていません。
近年では2011年、12年、青森光星学院が2年連続で決勝に進んだんですが、日大三高の打力の前に大阪桐蔭藤浪晋太郎の、その投手力の前に涙をのんだ青森勢、そして、東北勢です。
渡辺さん、これだけ7回の過去の歴史があります。
それでも破れない壁なんですね。
とにかく東北勢の総意をもってこのベンチの中に入っていると思うんですね。
ただ単に、仙台育英だけじゃないと。
本当に悲願の悲願だということで、ですから、皆さん、県民、それぞれ本当にこの仙台育英に託している気持ちが分かりますよね。
2011年には悲しいこともありました。
そのときも東北のチームは、地元を背負って戦うんだ、野球をやっていいのかと思う反面、地元に勇気を届けたい、複雑な思いで戦う、そんな年もありました。
その年も今ご紹介した決勝進出、青森光星学院でした。
でも僕は、小笠原君は来る前から騒がれていて、そしてみんなが小笠原君を目標にしてきたんでしょう。
その重圧の中で決勝戦までこうやってほうってくるというのは、並大抵のあれじゃできないことですよ。
要するに強い気持ちと、したたかさと、あらゆる努力を重ねてきた、そういうものがないと、勝つんだ優勝するんだという気持ちでここはなかなか来れませんよね、それだけでは。
言葉の端々にエースとしてというそんな言葉を使う。
これはデッドボールになったんじゃないですか。
あっストライクですか。
放送席は、横浜高校野球部を率いられて、この夏までユニホームを着ていらっしゃいました、渡辺元智さん。
甲子園通算51勝。
そして東東京帝京高校の監督でいらっしゃいます前田三夫さん、甲子園51勝。
お二人のお話でお送りしています。
高校野球100年の夏。
決勝戦は同点のまま9回です。
門馬監督も小笠原にマウンドを託し続けます。
小笠原の打球、入った!エースナンバー対決、小笠原の一振り、9回表に生まれた勝ち越しのホームラン!153球を投げ、マウンドを守っていた小笠原が、一振りで9回、勝ち越しの1点を奪った。
高校野球100年の夏、決勝戦の9回、ドラマが生まれました。
ちょっと不用意に入りましたかね。
ちょっと高めにね。
浮きましたね。
案外フォークというのは飛ぶんですね。
そうですね、高めに入りますとね。
よく、そういう事を言われますけれども、見事なホームランでしたね。
しかも地方大会で小笠原は、2割8分6厘。
この夏も準決勝まで2割5分、決して当たっているバッターではありませんでした。
そこに代打を送らずに、打席に送った門馬監督。
このホームランは門馬監督としても、どんなふうに見ていらっしゃいますかね。
やはり本当に5回からずっと拙攻なんですね。
その中で、小笠原君自身が自分で打つぞという強い執念でバッターボックスに立ったと思うんですよ。
そうじゃなきゃ、あれだけの強いスイングはできませんよね。
どちらかといいますと、みんな反対方向に打っているんですね。
それを小笠原君自身の、本人の自分のベストスイング。
彼は引っ張るバッターです、プルヒッターです。
ここでできたということは、ピッチングのほうでも我慢しながら投げている、その思いをバッティングではね返したという、そういう思いの一打だったですね。
小笠原も笑顔です。
9回に備えてキャッチボールを始めます。
優勝に向けてのキャッチボールです。
東海大相模は先攻ですから、9回、やはり勝負どき、そういうものを見出そうという気持ちが必死にあらわれていますよね。
そういう中から小笠原君の一発が出た。
今も2塁打が出ましたね。
まさに門馬監督のおっしゃる攻める気持ちが9回もつながってますね。
そうですね。
そして反対に仙台育英は、裏攻撃ですから、延長戦に入っても先攻のほうがやや不利だと、そういうふうに言われてますんで、この辺の東海大相模の読みの、気持ちがこのスイング、そういうものがありましたね。
門馬監督と小笠原が抱き合うシーンもあったようです。
フェアです。
宮地が快足を飛ばして、もう1点。
8対6になりました。
さらにその後、中継乱れる。
拍手、拍手は、3番杉崎。
レフト前タイムリー、その後、2塁に行きました。
百目木君がライトをあまり守ったことがないと思うんですよね、余り、そういう面で、ライトのカバーが、先ほどの打球もうまくいってないんですよ。
ちょっと心配しておりましたけれども。
本来はツーベース確定の場合は、今はワンヒットですから、ライトもカバーにこなければいけなかったんですね。
そんな押せ押せの空気を生んだのもこの背番号1番のホームランでした。
神奈川大会でももちろんホームランを打っていなかった小笠原、夏の初めてのホームランが決勝戦の9回表に生まれ、その後、杉崎もタイムリーで2点の差をつけました。
ドンドン振ってきますよ。
一度は仙台育英に押されかけた、そんな中盤から終盤の流れがありました。
この流れは東海大相模ですよね。
だからもう、見る段階ではないところでは、振ってきますよね。
その辺の攻撃は見事ですよね。
これもとらえた。
杉崎、この回3点目のホームイン。
45年ぶりの優勝へ向け、ガッツポーズを見せる小笠原。
3点リード、9対6になりました。
攻めて攻めて攻め抜く野球がこの9回に来て復活しました。
キャッチャー郡司が行きます。
それにしても、大したもんですよ。
これ以上、過去において大逆転という、3点は至近距離ですよね、まだまだ。
まだまだ。
これ以上点をやったらいかんですね。
相模としては、息の根をとめてしまいたいという、何が起こるか分かりませんから。
しかし、ストライクを取りに行くところをすかさず振ってきますんでね。
ここは思い切ったインコースなり、そしてまた変化球なり、そういうものが必要になってきますね。
バッターは磯網です。
これ最後の試合で、4番豊田君が復活しましたよ。
今までちょっと苦しんでいましたからね。
ホームイン。
一瞬のすきをつく、アグレッシブな走塁でした。
攻めて攻めて攻め抜く、東海大相模の野球。
抜け目ないと言えば、いいプレーなんですけれども、決してアウトカウントを間違えたわけではないと思うんですけれどもね。
ふなれなんでしょうね。
気の毒だとは思いますけど、とってすぐほうっていれば、サードまで…。
ホームまでこれなかったと思います。
流れは完全に東海大相模です。
記録はショートのエラー。
この辺りはやや仙台育英の執念を上回っているといいますか。
気持ちも分からないことはないと思うんですよ。
もう9回ですからね。
9回の4点というのは、各選手、やっぱり負担が大きいですよね。
ここも思い切ってスイングしていきますよ。
打順は7番の竹内。
走る場面でもありますし。
この回9番の小笠原から始まった攻撃でした。
そのホームランの後、ヒットが4本連なっています。
3アウトになりました。
そして9回裏を迎える決勝戦です。
放送席には、横浜高校野球部、前監督、渡辺元智さん、帝京高校野球部監督、前田三夫さん、お二人をお招きしてお送りしてまいりました。
いよいよ決勝戦も9回裏です。
こう見ちゃなんですけれども、特に決勝戦ですから、意外性が出たチームというのはいい方向に行きますね。
小笠原君、失礼な言い方かもしれませんけど、9番バッターですからね、あそこでホームランというものはベンチとしてみれば、考えるそういう今もうなかったと思うんですよね。
9回ですので、門馬さんも必死だったでしょう。
あそこであのホームランが出ましたからね。
代打立山、ショートフライで1アウト。
小笠原は、もうボールのスピードや三振の数にはこだわらないと言いました。
勝てるピッチャーなりたいと言いました。
あの松井裕樹投手が、あれだけのスライダーと真っすぐを持っていながら神奈川大会で夢破れた、その姿を見て、俺は勝てるピッチャーになる、そう誓ったと聞いています。
勝てるピッチャー、9回まで来ましたね。
本当にそれを実践しているところがえらいですよね。
やはり全国優勝するという思い、自分だけの思惑じゃないんですね。
チームがあって、自分があるんだという。
144キロ、ストレート。
佐藤将太を打ち取って、これで2アウトです。
ちょうど45年前の8月20日、今日この日が東海大相模高校の初優勝でした。
それからおよそ半世紀の時を経て、今再び原貢監督の意志を受け継ぐ攻める野球が、全国の頂点をきわめようとしています。
一方東北の悲願、初優勝を狙う仙台育英、後がなくなってきました。
追い込んだマウンド、小笠原。
9回にして、148キロ。
160球目が148キロのボールでした。
楽しんで野球をやったことはない、全ては勝つために野球をやってきた。
豊田、ボールをつかんでゲームセット。
偉大な先人の魂を受け継ぐ、攻めて攻めて攻める野球が、東海大相模に高校野球100年の栄冠をもたらしました。
小笠原慎之介、投げて161球、打って決勝ホームラン。
攻め抜く野球を優勝に導いた見事なエースナンバーでした。
一方敗れた仙台育英、1915年、秋田中の無念から100年、東北勢の夢はまたもや8度目の挑戦でもかないませんでした。
2人のエースが抱き合いました、甲子園。
優勝した東海大相模の選手に涙。
100年燃え続ける情熱の炎が、97回の夏、見事に燃え盛り、そして東海大相模が45年ぶり、2度目の栄冠をつかんでいます。
それでは優勝を決めた東海大相模高校の校歌斉唱です。
声高らかに校歌を歌った小笠原慎之介。
そしてそれを支えたプレッシャーに勝ってきた仲間たち。
今やっとホッとした18歳の笑顔が、この夏初めて見ることができたような気がします。
放送席には渡辺元智さん、横浜高校野球部前監督、東海大相模とも長い間ライバル関係を築いていらっしゃいました。
その渡辺さんと帝京高校野球部前田三夫監督、お二人のお話でお送りしてまいりました。
渡辺さん、まず、東海大相模の皆様にお言葉をいただけますか。
本当に悲願の大優勝ですね、神奈川にとっても、もちろん東海大相模にとっても大変うれしいことですけれども、神奈川県にとっても大変うれしいことですね。
それにしても、よく門馬監督が育てあげました。
高校野球の原点を私は見ましたよ。
要するに、何が何でも勝つんだと。
勝利至上主義がなかなか強い口調で唱えられなくなりました。
そういう中で、そこに教育があるんだと、死に物狂いで戦う、原点の野球を僕は見させてもらいました。
そして優勝した門馬監督の甲子園球場での胴上げ。
天国の原貢さんの遺志を継いだ攻める野球、ここに実を結びました。
門馬敬治監督、おめでとうございます。
一緒に戦った選手たちの、前田さん、もうこれは歓声とも、悲鳴とも間違えるようなそんな声が聞こえましたね。
うれしいでしょうね。
仙台育英もそうなんですけれども、東海大相模の各ナインもやっぱり優勝、優勝ということで、狙ってきたんだろうと思いますよ。
そして、またいいゲームをしながら、もうチームを上げてきましたよね。
そこには門馬さんの研究熱心さ、そういうものが生徒に伝わり、開花したように私は思えるんですね。
そういう事から門馬さんも長い間監督をして監督として、また実績をつくってきましたけれども、監督というのはいつまでたっても勉強だなということをつくづく知らされたような感じがしますね。
そういう事から、いいゲームを見させてもらいました。
今年の優勝チーム、東海大相模高校門馬監督です。
おめでとうございます。
ありがとうございました。
激戦を制しての日本一です。
お気持ちはいかがでしょうか。
最高です。
決着をつけたのは、9回、小笠原投手のホームランでした。
我々驚きました、どうだったでしょうか。
私も驚きました。
ただ粘り強く投げてくれた、その結果があの打席、執念の一打となって、ああいう結果を出してくれたんだというふうに思っています。
あの勝ち越しホームランの後、小笠原選手を抱き締めていました、どんな気持ちだったんですか。
もう素直に、本当にずっと抱き締めていたかったです。
その後、打線もつながりました、本当に大きな一発になりましたね。
そうですね。
よく粘ってくれたと思います。
今年は高校野球100年の夏ということで、東海大相模高校にとっても5年前、この決勝の悔しさがあったり、45年ぶりの優勝だということですが、感慨についてはいかがでしょうか。
東海大相模高校をつくってくれた原貢監督が今年育成功労賞を受賞いたしました。
その原貢監督にこれで本当にいい報告ができると思っています。
すばらしい結果を残した選手たちにはこの後、何て声をかけるんでしょうか。
もう本当に、よく最後までしつこく、諦めずに、粘り強く、負けから立ち上がって、ここまで来てくれた。
感謝の一言です。
ありがとうと言いたいです。
おめでとうございました。
ありがとうございました。
放送席、続きまして、活躍選手、東海大相模高校の小笠原投手、そしてキャプテンの長倉選手です。
まず小笠原投手、高校野球100年の夏の優勝投手になりました。
今の気分、どんな気分ですか。
最高です。
この夏初めてのホームランが、9回決勝の勝ち越しのホームランでした。
とりあえず三振してもいいぐらいのスイングで、甘い球が来たら振っていくという気持ちで振って、ホームランになったんで、よかったと思います。
一度も負けなかった今年の夏、どんな夏でしたか。
苦しい夏でした。
どんなところが。
粘らないと勝てないというところが本当に苦しくて、野手にも助けられて、本当にいいチームに恵まれて、本当に最高でした。
ここまで一緒に投げてきた吉田投手は、どんな存在でしたか。
常に練習から切磋琢磨して、レベルアップしてきた仲なんで、本当にいつも後ろにいるという存在は本当にかけがえのない存在です。
ありがとうございました。
続きまして、長倉キャプテンに話を聞きましょう。
キャプテン、この仲間と歩んできた、高校野球生活、3年間、どんな3年間でしたか。
とにかくみんなには厳しい言葉ばかりかけて、嫌われ役というか、本当にみんな自分のことをどう思っているか分からないですけれども、でも本当に最後こういう結果になって、最後まで自分についてきてくれて、本当によかったと思います。
この100年の夏に優勝のキャプテン、名前も長く残るんじゃないですか。
それは本当に、みんなの支えがあって、自分も今ここに立っていられると思うので、本当に仲間のみんなには感謝したいと思います。
そしてアルプスを初め、周りを見てください。
これだけの方が応援してくれました。
最後応援してくれた皆さんに勝利の報告をお願いします。
皆さんの盛大な声援のおかげで、自分たちも最後優勝を飾ることができたので、本当に感謝しています。
ありがとうございました。
以上活躍選手、小笠原選手、長倉選手でした。
東海大相模の門馬監督、そして小笠原投手、長倉キャプテン、インタビューをお届けしました。
渡辺さん、小笠原投手が苦しかったですと言いましたね。
彼のベストピッチング、なかなかできなかったというふうに思いますけども、それは我々の錯覚で、打倒小笠原、打倒小笠原と、どこのチームも目標にしてきているわけですよ。
そういう中で対戦してきて、粘り強く勝てるピッチャーになりたいということが、ここで実現した。
それは強い信念がないと、そういうピッチングはできませんよね。
仲間を信じて。
そして、何よりも自分を信じるということで、頼もしいエースでしたね。
前田さん、一番苦しんで、一番頑張ったからこそ、今一番輝いているんでしょうね。
そうですね。
非常に苦しかったということを言いましたけれども、ただ過去を見ますと、強さを発揮した、強いゲームをやっていましたよ。
そういう中で、苦しいという言葉が出たということは、それだけのプレッシャー、そしてまた、それだけの備えが、頑張りがあったからこそ、そういう言葉が出るんだろうと思いますね。
そういう事から、本当に充実したそういう夏の大会を振り返っていましたね。
放送席、改めてご紹介しますと、横浜高校野球部前監督でいらっしゃいます渡辺元智さん、そして帝京高校野球部監督、前田三夫さんのお二方でお送りした決勝戦です。
渡辺さん、本当に100年の歴史に決勝戦になったんじゃないですか。
スコア以上に緊張したすばらしいゲームでしたね。
前田さん、高校野球が100年続く理由が分かるような、そんな決勝戦でした。
私たちもここで本当に見応えがありましたね。
興奮しましたよ。
東海大相模高校が2回戦から登場した夏でした。
福島聖光学院に、6対1、3回戦、石川遊学館に11対2、準々決勝、花咲徳栄、埼玉代表にサヨナラお二人をお招きしてお送りしてまいりました。
いよいよ閉会式の準備も進んでいる甲子園球場ですが、それでは今日の試合のハイライトを振り返ってまいりましょう。
1回です。
鮮やかな速攻でした。
東海大相模の先頭の千野。
逆らわないバッティング。
こういう逆方向のバッティングが目立ちましたね。
うまいですね。
これもセンターを狙った辺り。
もう少しでホームランという、そんな杉崎の当たり。
そして続く4番の豊田も甘くスライダーをレフト前。
東海大相模が1回に2点を先制。
杉崎のツーベースが、大会6本目のタイ記録になりました。
さらに3回。
3番、4番の、連打でチャンスをつくり、5番の磯網、お兄さん2人も早稲田実業や東海大相模で活躍したという3兄弟なんですが、磯網がタイムリー、全試合タイムリーです。
しかし3回裏、1点を加えられて、4点を追った仙台育英でしたが、反撃ののろしを上げるタイムリー。
さらに4番の郡司。
5番百目木。
4連打で4対3。
このときの迫力は見事でした。
本当に皆さんが喜んだんじゃないでしょうか。
いけるぞというような。
4回、東海大相模はランナー2塁から2番の宮地がレフトオーバー。
その頭上を超すさらにもう1点取って、6対3とされます。
仙台育英は6回、キャプテンの佐々木柊野のこのプレー。
本当に甲子園が生んだ好プレーですね。
その裏、ヒットとフォアボールで2アウト満塁とし、1番の佐藤将太。
粘って、粘って食らいついての7球目。
前田さん、いかがですか。
この粘りからこの当たりが出ましたよね。
すばらしい、執念が見えましたね。
やはり執念というのは、高校野球、甲子園では生きています。
9回、同点で迎えた先頭バッターは小笠原。
高めに入ったフォークを見逃しませんでした。
打球は右中間スタンドへ。
神奈川大会でもホームランがなかったその小笠原のホームラン。
7対6、そのような3本の長短打で、一気に3点を加えるここに渡辺さん、アグレッシブな姿勢が見られましたね。
ふだんの野球がこの回に全部集約されていましたね。
見事な攻撃でした。
そして9回にも148キロを出したそんな小笠原の熱投。
160球の見事な完投でした。
仙台育英の佐々木監督の言葉が届きました。
悔しくてしょうがない。
6回には奇跡、いいよと言って与えた展開だった。
それで最後にホームラン。
何とも言えない展開だったと話しています。
ご苦労さんとしか言いようがないというふうに話しています。
佐藤世那投手の言葉も届きました。
本当に自分が踏ん張れずに悔しい。
最後は勝負に行こうとした。
置きに行ってはないということですね。
みんなの応援が本当に伝わってきた。
1回はちょっと気持ちで負けてしまったんですと。
ただ5回以降は、宮城の人々や応援してくれる人のためにもと、監督に言われて、頑張りましたと。
9回は、先頭がピッチャーだったということで、対小笠原、緩みがあったかもしれませんと、反省しています。
でも、甲子園でこんな試合ができて幸せです。
悔いはあるが、やりきった気持ちもあるというふうに話しています。
さらに、仙台育英の平沢、ショートで、甲子園で3本のホームランを打った選手。
チームとしては、バッティングのチームというところを見せられました。
個人としてもいいプレーを見せられました。
すごく粘っていく雰囲気がベンチにはあったんです。
7回の育英コール、自然発生したスタンドのコール、あれも本当に力になりましたと話しました。
そして、佐藤世那を引っ張ってきたキャッチャーの郡司。
最終回は本当に相手の力に負けたと。
最後は失投です。
低めのフォークを要求したのが、高めに行ったんです。
途中までは想定内でしたが、最後の1球に本当に泣きました。
というふうに郡司キャッチャーは話しています。
前田さん、選手の一言一言に高校野球の全てが詰まっているような印象ですね。
こういうゲーム展開ですからね、本当に一瞬の、すきではないんですけれども、相手も見逃さない。
佐藤君が、決して置きに行ったボールではないということは十分分かりますね。
今まで決まっていたフォークですから。
アウトコースの低めを狙ったんだろうと。
しかし、それを好球を思い切って打った小笠原君。
見事な勝負のあやというか。
このまま両方、両チーム引き分けというふうなものでもいいと思いますよ。
ただ決着つけなきゃいけないということで、こういう結果になりましたけど。
一生懸命やりましたね。
渡辺さん、原貢元監督の意志を継いだこの野球だったんですが、渡辺さんが、原貢さんに思うところはどんな部分ですか。
私も育ててもらいましたし、神奈川の野球も原貢さんによって強くなったと思いますね。
それをただ東海大相模の恩師ということじゃなくて、神奈川の恩師ですよ。
それを門馬君が引き継いで、自分ところの母校、それに神奈川県のためにこれだけすばらしい優勝をプレゼントしたという事ですね。
閉会式の準備が進んでいる甲子園球場です。
あれだけ熱気に包まれた甲子園が、今静寂を迎えています。
ただいまから閉会式を行います。
両校の選手が整列します。
戦いを終えたライバル同士、好敵手。
そしてここでまた友情も芽生えているでしょう、そんな18人、プラス18人。
36人の選手が並んでいます。
今日のゲストのお二方は、何度もこの閉会式にも栄冠を勝ち取った状態で立ち会われたお二人です。
こんなとき、前田さん、監督はどんな思いで閉会式を見詰めていらっしゃるんですか。
とにかくもうやり終えたという開放感と優勝した場合には、選手に対しての感謝、そういうものが入りまじって、それこそ放心状態のそういうふうな気持ちだったですね。
渡辺さんはどんなご記憶ですか。
全く同じですね。
やっと終わった。
やっぱり宿舎に帰って、その喜びが込み上げてきましたけれども、もう戦い終わった。
とにかく、解放されたという気持ちのほうが大きかったですね。
うれしさよりも大きかったです。
それでは講評です。
講評をいたします。
高校野球誕生100年を迎えた第97回全国高等学校野球選手権大会は本日の決勝戦をもって幕を閉じます。
3906校が参加した大会は、100年の集大成とも言える熱戦が繰り広げられ、高校野球の底力を見せつけました。
地方大会では、雨に、甲子園では猛暑に悩まされた大会ではありましたが、無事に終了することができました。
大会運営に携わった全ての関係者の方々に対し、心から厚くお礼を申し上げます。
今年の全国大会は、1世紀の歴史を象徴するような代表校がそろい踏みをいたしました。
第1回大会出場10校のうち、鳥羽と早稲田実業の2校が甲子園に駒を進めました。
歴代の優勝校が10校出場し、大会の歴史に新たに名を刻んだ初出場の高校も7校ありました。
この49代表は、熾烈な戦いを演じました。
サヨナラ試合は、8つ。
1点差ゲームは15に上りました。
地域間の格差はさらに縮まり、せめぎ合い、次の100年へのスタートにふさわしい大会になったと確信いたします。
8年連続で総入場者数が80万人を超えましたが、これは1985年から1992年に並ぶ、最多記録となっております。
先ほどの決勝戦では、感動的な試合が繰り広げられ、仙台育英高校の準優勝となりました仙台育英高校の皆さん、準優勝おめでとうございます。
26年ぶりに決勝に進出しましたが、念願の東北勢初優勝には手が届きませんでした。
白河の関は実にこの100年、たっても越えられない高い壁でありますが、しかし、その壁を越える日も近いところでしょう。
今回の仙台育英の戦いを見れば、それがよくご理解できたのではないかと思います。
ご来場の皆様もよくお分かりのように、仙台育英高校の戦いは、誠に目を見張るものがありました。
1回戦の明豊戦では、10本の2塁打を放ち、大会新記録をつくりました。
そのパワフルな打撃と佐藤世那投手を中心とした高い守りは、優勝した東海大相模に劣らないと言ってもいいでしょう。
東北勢の全国制覇は近い、そう思わせる準優勝でした。
どうか胸を張って、母校にお帰りください。
東海大相模高校の選手の皆さん、45年ぶりの2回目の優勝、おめでとう。
前回優勝したときの監督は、今年育成功労賞を受賞した今は亡き原貢さんでありました。
今は亡き原貢さんでありました。
原さんへの恩返しとなるのではないでしょうか。
安定感のある小笠原慎之介、吉田凌、両投手を擁し、打撃に破壊力がありました。
準々決勝の花咲徳栄戦では、苦戦を強いられましたが、9回にサヨナラ勝ちする粘りもありました。
決勝で敗れた5年前の悔しさを晴らす、堂々とした優勝でした。
おめでとう。
私は、今大会を最後に日本高等学校野球連盟会長の職を辞することになりますが、次期会長のもとで、大会は3年後の100周年、第100回大会、そしてさらにその先の100年に向けて、さらにさらに進化していくことを確信いたしております。
高校球児の諸君、頑張ろう。
ありがとうございました。
講評が終わりました、甲子園球場です。
優勝校、神奈川代表・東海大学付属相模高校。
長倉蓮キャプテンが甲子園の黒土で、もう泥んこになったユニホームで、今、高校野球100年の栄冠をつかもうとしています。
攻めて攻めて攻め抜く野球、しかし、その陰に隠れたかたい守備、そして先を読んだ、すきのない野球。
ずっしりと重い優勝旗、くしくも45年前の今日、先輩たちがこれを手にした、その深紅の大優勝旗をがっちりつかんだ東海大相模の選手たちです。
優勝楯が送られます。
そして優勝楯が贈られます。
もうどの選手たちも東海の文字が読めないぐらいに甲子園を満喫した、そんな表情です。
千野啓二郎選手、1番バッターとして駆けめぐったその千野がしっかりと優勝楯を手にしました。
きらきらと輝いています。
97という文字が刻まれています。
準優勝校、宮城代表仙台育英学園高校に準優勝楯が贈られます。
秋田中、三沢、磐城、仙台育英、東北光星学院、光星学院、そして仙台育英、8度目の挑戦でした。
しかし高校野球は今年が101年目、新世紀に入っています。
東北のチームが深紅の大優勝旗を、金色に輝く楯を持って帰る日はもうすぐそこに来ている、そんな印象を強く受けた今年の夏でした。
優勝校、準優勝校にメダルが贈られます。
球児の胸に輝くメダルがかけられていきます。
まずは優勝した東海大相模。
もちろんキャプテンです。
長倉蓮キャプテン、2人のエースを支えたキャッチャーにして、強打の6番バッターでした。
そのリーダーシップが数々のプレッシャーをはね返してきたでしょう。
きらわれ役だと自分でも言いました。
そして、千野啓二郎。
ノートに日本一と書き続けました。
そうしたら夢がかないました。
おめでとうございます。
小笠原慎之介、決勝戦の完投とホームランをファンは忘れないでしょう。
吉田凌、ダブルエース、エースナンバーは譲っても、活躍は上々のエース級でした。
磯網栄登、この夏、打率6割、2人のお兄さんと同じ舞台で大暴れです。
そして北村朋也の胸に1イニングだけ甲子園のマウンドを踏みました。
そして赤尾光祐、高校10本のホームラン、新チームでは中軸を打ちます。
豊田寛、打ちたかったホームラン、甲子園で出ました。
そして宮地恭平、強肩のセンターとして大活躍。
竹内大貴は、いつもバットを抱いて寝たそうです。
戸崎慶は2年生、縦縞にプライドを持っています。
まだ2年生。
新チームの軸です。
帯川健太。
つらいことのほうが多かったけど、どこよりも長く試合ができてよかったと話しました。
杉崎成輝、花咲徳栄戦のサヨナラ打にはしびれました。
名ショートです。
石川和樹。
ランナーコーチで伝令で、出場はゼロでも、貢献度は100点でした。
山田啓太、2年生。
同部屋で小笠原先輩の魂を受け継ぎます。
佐々木皐裕、杉崎先輩のような名ショートになりたい、明日から猛練習です。
川地星太朗、グラブの手入れが趣味という、守備職人。
フルイニングで出続けました。
そして、今江蓮、2年生、ブルペンでの捕球音を小笠原さんに褒められたのが僕の自慢ですと話してくれました。
1人1人が胸を張って優勝をつかんだメンバーとしての誇りを抱いています。
続いて準優勝チーム。
佐藤世那。
佐々木柊野キャプテンの胸にメダルがかかりました。
もう野球はここで卒業です。
そして、佐藤世那。
決勝戦も完投、よく頑張りました。
郡司裕也キャッチャー、投手陣を引っ張って、ホームランも打ちました。
佐々木良介、甲子園で放ったヒット、ヒット。
不動の5番の誇りです。
谷津航大。
チーム一の守り、チャンスに強いバッティングは中軸クラスでした。
佐藤将太、チームによしいけるぞという空気をもたらす1番バッターでした。
平沢大河、甲子園で3本のアーチをかけた男。
この夏、最も輝きました。
そして紀伊海秀はセンバツから今日まで甲子園でヒットを打ち続けました。
青木玲磨、早実戦の先制打。
甲子園と宮城で9盗塁でした。
そして、百目木優貴、佐藤世那とチームを支えた陰の大黒柱でした。
小林勇太、投げられない時期を乗り越えて、チームに貢献しました。
さらに熊谷彗河、見捨てられかけたけど、頑張って背番号をもらって、泣きそうだったと話しました。
瀬戸泰地は走塁のスペシャリスト。
甲子園でもホームを踏んでいます。
佐々木啓太は3塁ランナーコーチの活躍を褒められましたと喜んでいました。
西巻賢二は1年生、守備固め。
甲子園でHランプもともしました。
前野広大。
ブルペンキャッチャーとして佐藤や百目木の調子を伝えました。
山本昇應太。
レフトの守備はおれに任せろ、準決勝の背面ダイブ、見事でした。
そして、立山貴大。
宮城大会で2本、甲子園甲子園で1本。
代打の切り札でした。
大会会長、渡辺雅隆朝日新聞社社長が閉会の挨拶をいたします。
高校野球100年の節目の年にふさわしいすばらしい決勝戦でした。
第97回全国高等学校野球選手権大会は、これで全ての日程を終え、閉会します。
熱戦を見守ったスタンドの皆さんとともに、両校の健闘をたたえたいと思います。
両チームの選手の皆さん、ありがとうございました。
閉会式が続いている阪神甲子園球場です。
放送席の渡辺元智前横浜高校野球部監督、前田三夫監督とともにお送りしてまいりました。
渡辺さん、まだ次の戦いがもう始まっています。
ぜひ球児たちにエールをいただけますでしょうか。
ここ甲子園は、全国の高校球児が目標とする聖地、めっかですよね。
ぜひここを目指して、目標がある以上はここで優勝するんだというかたい気持ちを持って練習に励んでもらいたいと思います。
そして、今日のようなまた決勝戦を高校野球ファンに見せてほしいと思います。
そして前田さん、前田さんの帝京高校は、秋への戦いが始まります。
ぜひ、決意のほどをお聞かせいただけますか。
やはり高校球児の夢でもあるし、目標ですから、そして甲子園というのは、選手を育てますよね。
そういう意味で、一生懸命練習をして、そしてまた苦しいこともあるだろうと思いますけど、夢は実現しますので、指導者とともに選手とともに、私も頑張りたいと思います。
そしてまたすばらしいチームが出てくるでしょう。
第97回全国高等学校野球選手権大会決勝戦のゲストは横浜高校野球部前監督渡辺元智さん、帝京高校野球部監督前田三夫さんでした。
お二方、どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
実況はABC、清水次郎でした。
今年も最後までごらんいただき、まことにありがとうございます。
高校野球を愛し、高校球児に愛されたシンガーソングライターの西浦達雄は、優勝のふた文字を見て、優しさが勝つと読みときました。
本当の強さは優しさから生まれる、正義が勝つ。
思春期のたった3年という、限りある時代の中で夢を追う球児たちが情熱の全てを燃やして白球を追いかけながら優しさと強さを身につける。
豊中で生まれたこの聖なる炎は100年の歳月がどんなに時代や環境を変えても、絶える事なく、鳴尾、甲子園へとリレーされてきました。
甲子園で野球がしたい。
もう次の夢が始まっています。
次の100年が始まっています。
甲子園よ、高校野球よ、永遠なれ!1塁間破った、サヨナラ!白熱のゲーム、一振りで終わった!1年生、清宮幸太郎、聖地甲子園、初ホームラン!ちょうど45年前の8月20日、今日この日が東海大相模高校の初優勝でした。
それからおよそ半世紀の時を経て、今再び攻める野球が全国の頂点をきわめようとしています。
打ち上げた。
豊田、ボールをつかんで、2015/08/20(木) 12:45〜15:50
ABCテレビ1
第97回全国高校野球選手権大会[デ][SS][字] 第14日 決勝 閉会式
高校野球100年、97回は特別な夏。全国3906校の頂点に立ち深紅の大優勝旗を手にするのは?
【決勝 13:00〜】
仙台育英(宮城)×東海大相模(神奈川)
詳細情報
◇出演者
【ゲスト】
渡辺元智(横浜 前監督)
前田三夫(帝京 監督)
【実況】
清水次郎(ABCアナウンサー)
◇おしらせ
※最大延長18:15まで
◇データ放送1
dボタンを押してデータ放送で「ねったまくんじゃんけん」に参加しよう!
素敵なプレゼントがもらえるチャンス!!
是非、ご参加ください。
ABCアプリでもお楽しみいただけます。
◇データ放送2
テレビにインターネットを接続すると登録選手情報・本大会の戦績・地方大会の戦績・過去の大会情報など、より詳しい高校野球の情報をご覧いただけます。
ジャンル :
スポーツ – 野球
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 3/2+LFEモード(3/2.1モード)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32723(0x7FD3)
TransportStreamID:32723(0x7FD3)
ServiceID:2072(0x0818)
EventID:35526(0x8AC6)