今週は何かいい事ありましたか?私ね思うんですよ。
(バスガイド)ようこそ昭和の町にありがとうございます。
発車オーライ!私張り切ってご案内いたします。
ハハハ…お願いします。
(バスガイド)車は商店街へと入ってまいりました。
昭和の町は昭和30年代がテーマです。
ハハハ…懐かしいなあ。
右手がおもちゃ屋さんでございます。
美人おかみが手を振っております。
ありがとうございます。
美人おかみ顔見せて!どうも〜へへへ…。
お漬物屋さんありがとう。
白い割烹着今見なくなりました。
ありがとうございま〜す。
はいここのワンちゃんユキちゃんが昭和の町の顔でございます。
この糸に引かれて行かれる方が多いようでございます。
というわけで糸に引かれてやって来たのが昭和の町の一角にある手作り納豆のお店すまや竹八です。
中へ入ってみると今日の主人公がいらっしゃいます。
パッケージに描かれたこの笑顔の方。
去年11月73歳にして初めてお店をオープンした若竹光世さんです。
もうずっと主婦でお勤めもした事ないですしあの今6カ月目です。
すまや竹八の納豆は光世さんの手作り。
大豆の風味を大事にした自慢の品です。
パッケージのイラストも光世さんが描きました。
そしてこの「夢」と書かれた見事な書。
さらに入り口を飾るステンドグラスも全て光世さんの手によるものです。
手作りのバッグは販売もしてますよ。
すまや竹八には梅干しもあるんです。
梅の実から全てが手作り。
酸味と塩気を抑えたほんのり甘い梅干しです。
その梅干しを作っているのがもう一人の主人公夫の治さん77歳です。
こちらの焼き物も治さんの作品なんですね。
「また変なもの作って〜」って。
ヘヘヘ…そうなんですか?馬も脚短いしお腹下につきそうだしこんなけったいな馬作って…。
ああ…ヘヘヘ…。
ねえ水の中に脚が入ってるから短いように見えるんですよね。
私の店だから私の思うようにしたいわけなのに置き場所がないので仕方なしにここに並べてます。
ハハハハ…。
と言いつつも夫婦2人の手作りの品仲良く同居しているお店です。
今日の舞台は市の中心部昭和の町には昔懐かしい商店街が再現されています。
この町が元気だった頃のにぎわいを取り戻そうとそれぞれのお店が観光地としての町おこしに取り組んでいます。
そんな昭和の町から車で20分。
西真玉地区に若竹さんご夫婦の自宅があります。
11年前ここに移住した時から治さんは本格的に農業を始めました。
もうひっくり返るまで。
こちらで光世さんが摘んでいるのは杜仲茶の葉です。
せっかく田舎暮らししてるんだからなんでも自分で作ったものを自分で…と思って。
なるほど摘んだ杜仲茶の葉は陰干しして昭和の町すまや竹八に並びます。
神戸市須磨区で生まれ育った光世さんは24歳の時酒蔵メーカーに勤めていた治さんと結婚しました。
営業職の治さんは多忙で都会への転勤が続き2人は田舎暮らしを夢見るようになりました。
長年都会育ちですからね。
会社入ってからでも博多や東京ね大阪神戸…。
なんか田舎に憧れましてね。
(光世さん)土いじりしながら山行って山菜採ったりそういう生活しよう思ってたんです。
2002年治さんが定年を迎えると豊後高田市に移住を決めました。
海あり山あり川あり自然がもう素晴らしくて人もものすごい明るくてね…。
いいとこへ来たなあと思いますねえ。
治さんは果樹作りを中心に本格的に農業を始めます。
そして南高梅で梅干し作りにも挑戦。
こうして出来上がった治さんの梅干しを前に光世さんはお店を開く事を思いつきました。
本当の話はいっぱい樽が並んで邪魔やなあ…と思ってそれでお店のほうへ向いたんです。
70歳を過ぎて生まれた新たな夢。
町おこしが始まっていた昭和の町でお二人は味噌などを扱う麹屋さんだった店舗を購入しました。
そこに残されていたのは大きな蒸し釜とまだ新しいボイラーでした。
これで何をしようかな思ったんです。
釜とボイラーで。
朝ふっと目が覚めた時に納豆や!思ったんです。
ひらめきを得た光世さんは1冊の納豆作りの本を購入。
それをもとに研究を重ねました。
そして店名は光世さんのふるさと兵庫県の須磨と治さんの実家の酒問屋山八から名付けました。
こんにちは。
(光世さん)こんにちは。
(光世さん)いつもありがとうございます。
お店を開いた事で交流の輪が広がりました。
とても楽しくてお腹抱えて…。
(笑い声)ハッハッハッ…1冊の本を頼りに試行錯誤の末に完成した手作り納豆。
素朴な味が評判で常連さんもたくさん出来ました。
おいしいです。
小粒でねやわらかくてにおいもそんなに強くなくてね。
ヘヘヘ…あっお買い上げですねありがとうございます。
あれっ光世さん固まってますけれど大丈夫ですか?
(笑い声)はい…すみません。
どうしました?あっエラーが出ました。
あらエラー出ちゃった。
ハッハッハッ…。
結局電卓ですよねヘッヘッへ…。
というわけで本日は昭和の町で手作りの品が並ぶすまや竹八を開いたご夫婦のお話です。
70代になって初めて開いたお店で売る妻の納豆と夫の梅干し。
昭和の町にやってきて見るだけで帰ろうなんてしょうわ問屋が卸しませんよ〜。
今日の舞台は国東半島の北西周防灘に面した大分県豊後高田市です。
千年前から続く水田の風景田染荘。
国の重要文化的景観に選定されています。
また優秀な石職人が多かったこの地では多くの石像を見る事が出来ます。
市内には江戸時代に作られた石像仁王像が70体あります。
西田さん。
はいはい。
この仁王像まるで携帯電話で話してるみたいでしょう?アハハ…本当だ誰と話してるんだろう。
もしも〜しヘヘヘ…。
若竹さんご夫婦がお住まいのお二人は11年前神戸から移住してきました。
光世さんは…あっ花を摘んでますね〜。
それはなんの花ですか?甘茶の花です。
甘茶…。
可愛いでしょきれいでしょ。
うん。
田舎暮らしを始めてから野菜や果樹の花山に自生する草花の美しさを改めて感じるようになりました。
西田さ〜ん。
はい。
こちらはジャガイモの花です。
ジャガイモアハハ…可愛いなあ。
捨てられるお花でもね本当にね可愛いお花いっぱいあるからね。
ねえヘヘヘ…。
豊後高田市の中心部にある商店街で町おこしの一環として始まった昭和の町作り。
一歩商店街に足を踏み入れるともう懐かしい風景に出会えます。
アハハ…アイスキャンディー屋さんだ。
こちらのお店では懐かしい給食が食べられます。
私が大好きだったソフト麺とカレーです。
桃ちゃん好きだったんだ。
そして揚げパンもありますよ。
ああ揚げパンね。
そんな昭和の町に去年11月にオープンしたのがすまや竹八です。
開店前の店内では光世さんが今朝摘んだ花を飾ります。
ああ…これをもう少しとってくれば良かった。
これをね。
光世さんが学んだ生け花知香流です。
ほう知香流…。
草花と物とを調和させ詩情豊かな世界を作ります。
砂を引いて水や風などを表現するんです。
なるほど。
田舎の道を子どもが2人歩いてるっていう事にしてください。
ヘヘヘ…しましょうしましょう。
いやあ素敵ですよ。
光世さんが大好きな田舎の風景なんですね。
さあすまや竹八開店です。
すると光世さんはお店を空けてお出かけ。
あらま…。
向かったのはお隣の和菓子屋さんです。
へえ〜。
あらお菓子片手に…。
光世さん何してらっしゃるんですか?おしゃべりです。
おしゃべり…。
おしゃべりはわかってますけど。
お店空けてて大丈夫なんですか?ああこれ持って…秘密兵器。
はいこれ持ってきますのでお客さん見えたらピンポンって鳴るようになってます。
ハハハ…なるほど。
おしゃべりお相手は豊後高田市に移住してきたお仲間です。
私たちもよそから来てね不安だったんですけど良くしてくれて…。
田屋さんは昭和の町にあった老舗の和菓子屋さんの店舗を引継ぎ開店しました。
おすすめは最中とみかん大福です。
ハハハ…うまそうですね。
やあ光世さんいい仲間と出会えて良かったですね。
田屋さんには本当おかげいただいてます。
でも縁って不思議ですよね本当ね。
(チャイム)ピンポン鳴ったよ。
ピンポン鳴った。
お客さんじゃないですか?光世さん早くお店に戻りましょう戻りましょう。
ハハハ…。
そしたらまた。
(梨さん)またね〜。
どうもありがとう。
(梨さん)はいこっちこそ。
どうもどうもお邪魔しました。
そして土と触れ合う生活を求めていた治さんは本格的に農業を学び始めました。
現在は月2回市が主催するアグリチャレンジスクールで学んでいます。
新規就農者を支援するこのスクールは年間2000円の受講料で基礎から農業を教えてくれるんです。
そしてこのスクールのもう1つの目的は仲間作りです。
だからすごい仲良くなって…。
こちらは安藤一代さん。
60歳を過ぎて農業を始めました。
ねえなるほど。
基本的な知識等を得るだけではなくてですねこういったコミュニケーションをとる事によってモチベーションのほうもですね上がっていくので皆さんいい評判を得ています。
う〜ん農業を学びながら仲間とおしゃべり。
皆さん楽しいですか?は〜い。
楽しいで〜す。
ハハハ…良かった。
さあすまや竹八では納豆作りが始まりますね。
試行錯誤の末失敗に失敗を重ねようやくたどり着いた光世さんオリジナルの納豆です。
専門家の方が見られたらなんで?と思われるかもわからないけど。
まあ素人のあれでやってるから…。
光世さんが厳選した北海道産の大豆を丸1日水に浸した後釜で蒸します。
思えば元麹屋さんだったお店にこの大きな釜が残っていた事から納豆作りが始まりました。
言わば運命の出会いです。
朝パッと目が覚めて納豆や!納豆や!で本当に納豆屋さんになっちゃった。
釜で3時間蒸した大豆が上がりました。
ここで治さんの登場です。
待ってました治ちゃん!蒸した大豆に納豆菌をふりかけ十分に混ぜた後パックに詰めていきます。
うん。
治さんの担当はパックに輪ゴムをかけて並べて醗酵器に入れる係なんですね。
(治さん)単純な作業やと思われるけど実は難しいんですよ。
あっごめんなさいそうなんだ。
おお確かに真っ直ぐですね。
あっ関係ないんだ。
へへ…。
醗酵器に入れて温度調整をしながら一晩。
すると…。
うん?ああ出来上がりましたね。
おお糸引いてる糸引いてるほらほらほらほらねえ。
お味はいかがですか?おいしい。
自分で作るんだもん。
ヘヘへ…まあそりゃそうだ。
治さんはご自宅の果樹園で10種類ほどの果実を農薬を使わずに育てています。
治さんなんでまた果実ばっかり育ててるんですか?なるほどハハハ…。
採りたてうまいもんね。
うまいね。
ねえうまいよね。
そういうあれもあるし加工出来る果実の中で治さんが最も多く育てているのが南高梅です。
この時期30本の梅の木が実をつけます。
ああこれがあの梅干しになるんですね。
梅干しを漬けるのは治さんです。
毎年80キロの梅を梅干しにします、ねえ治さん作り方はどなたに教わったんですか?梅干しの。
それ見て覚えているだけで。
こうして塩漬けにして1か月。
その後シソを足し天日干しなどを経ておいしい梅干しになります。
治さんの梅干しはすっぱすぎず優しい味です。
酸味をねある程度抑えていわゆる甘みいうか…。
普通やとこんな食べられないですね。
すっぱーなります。
うまいですね。
うまいんだ。
昭和の町に夕暮れが訪れます。
作務衣姿の治さんが向かったのはお寺。
豊後高田市の光嚴寺です。
治さんはこちらで茶道を学んでいます。
指導してくださるのは住職の奥様秋吉道子さんです。
豊後高田市にはこうした茶道や絵画陶芸など市が主催する趣味のサークルが120以上もあります。
治さんは移住してから趣味をたくさん持つようになりました。
色々参加して…やってますけどね。
その度に多くの人に色々助けてもらったり教えてもらったり…。
この前も新しい商売をね70を過ぎてから始めるなんて我々信じられないよね。
こういう方々が移り住んでくれるとですね町とかね元気になりますし…。
学ぶ姿勢っていうんですかそれがとてもやっぱり…。
新しい事をなさって真摯に学ぶっていう姿勢は皆さんも…。
ありがとうございます。
いやいやハハハ…嬉しいお言葉いただきました。
昭和の町にゆったりとした時間が流れます。
開店から半年経ったすまや竹八。
来店するお客様の数は一日平均4〜5人なんです。
趣味でやってるって言われるんですけれどもね決して趣味じゃないんですけどもね。
この日は定休日。
光世さんはご自宅で新たなチャレンジを始めました。
73歳で初めてお店を開いた光世さんです。
その時その時ひらめいた事を大切にしてここまでやってきました。
(光世さん)失敗したらまたそれで次頑張らないかんと思うし出来るまでやるから面白いん違うかなあ。
それはそうですよねえ。
でこれは何を作ってるんだろう?西田さん出来上がりましたよ。
おお…あっ甘食だ。
昭和の町でいかがですか?いやあ…グーじゃないですか。
成功いう事にしましょう。
はい。
この日すまや竹八に用意されたのは前日に光世さんが焼いた甘食です。
アハハ…昭和の香りがしますねうまそう。
何か増やしたほうがいいかな思いまして。
昔よく食べました。
おいしくて好きで。
食べました。
観光客の方が歩きながらちょっとつまめるものをと思って。
なるほどなるほど。
今日は常連さんに試食していただきます。
光世さんが焼いた甘食ですよ。
フフ…どうですか?あっさりしてておいしい感じ。
年取ったからかな?
(笑い声)香りがすごくいいですね。
昭和の町の中の昔懐かしい味っていう事で…。
そうよ昭和の町だからいいのよ。
さあ治さん甘食だよ。
懐かしい。
ねえ。
おいしいですね。
(女性)そうおいしいおいしい。
納豆に梅干しバッグに陶芸。
今度は甘食。
まだまだ何か始まりそうですね。
私すまや竹八から目が離せません。
またちょっとこれ始めますからこれがちょっと落ち着いてくるとまたなんか始めますので…。
やあいつまでも好奇心いっぱいの光世さんです。
こんな楽しい幸せな人生があるとは思ってなかったです。
素晴らしい!初めての田舎暮らしに挑んだ60代。
初めてのお店作りに挑んだ70代。
初めてづくしの毎日にはいくつもの素敵な出会いがありました。
お二人のチャレンジ精神に年齢なんか関係ありません。
すまや竹八はなんのお店?と聞かれたら私は迷わずお答えしましょう。
2人の手作りの夢を売るお店だと。
治さん光世さんこれからもたくさんのチャレンジ続けていってください。
そして昭和の町を豊後高田市を皆さんと一緒に盛り上げていってください。
応援してま〜す!さあ楽園通信です。
桃ちゃん昭和の町楽しそうですね〜。
はい皆さんも時間をさかのぼってあの時代へ行ってみませんか?昭和の町のお店には当時の面影が残る品々が飾られています。
米蔵を改造した昭和ロマン蔵では当時をしのぶ貴重なコレクションの数々が展示されていますよ。
子供の頃に戻れますよ。
町を巡った後はすまや竹八へ。
光世さんと治さんが作った納豆と梅干しをはじめ素敵な手作りの品が並んでいます。
はい納豆買いに行かネバネバ!2015/08/20(木) 10:55〜11:25
ABCテレビ1
人生の楽園[再][字]
『夢いっぱい!70代 初めての店』 移住人気地として知られる大分県豊後高田市に60代で移住し、70代で「手づくり納豆と梅干しの店」を始めた夫婦を紹介。
詳細情報
◇番組内容
豊後高田市の中心部には、昔懐かしい商店街を再現した「昭和の町」がある。その一角で、70歳を過ぎてからお店を始めた夫婦が主人公。定年退職後、60代で田舎への移住の夢を実現した夫婦は、本格的に農業を開始。様々な果実を育てたが、中でも南高梅を使って大量の梅干しができたため、「梅干しと納豆の店」を開くことを思いついた。納豆づくりは本を読んで独学で習得。夢を追い続け、充実した田舎暮らしを満喫する夫婦を紹介。
◇出演者
【楽園の案内人】西田敏行、菊池桃子
◇おしらせ1
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/rakuen/
◇おしらせ2
この番組は、朝日放送の『青少年に見てもらいたい番組』に指定されています。
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
福祉 – 高齢者
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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日本語
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