【BOX】八重樫、再起戦3回KO勝ち!年末の世界戦実現へ動く
2015年8月20日22時10分 スポーツ報知
◆プロボクシング▽フライ級(50・8キロ以下)契約10回戦 ○八重樫東(3回KO)サイド・サイド●(20日、東京・後楽園ホール)
元WBA世界ミニマム級、前WBC世界フライ級王者の八重樫東(32)=大橋=が、インドネシア・ライトフライ級6位のサイド・サイド(32)を3回1分10秒、KOで下した。
右カウンターを見舞っての完勝に、八重樫は「出だしはもたついたけど、しっかり倒せて勝ててよかった」と再起戦2連勝を振り返った。
昨年12月に3階級制覇を狙ったWBC世界ライトフライ級王座決定戦で、ボディー一撃でKOされる屈辱の敗戦を経験した。世界再挑戦はライトフライからスーパーフライの3階級を視野に入れており、「ぜいたくは言ってられない。チャンスがあるところも行きます」と話した。
陣営の大橋秀行会長は「八重樫はジムの功労者。本人はライトフライ級を希望しており、好きなようにやらせたい」と語り、年末の世界戦実現に向け、本格交渉に動くことを明かした。