【BOX】金子「力が入りすぎた」再起戦飾れず判定負け
2015年8月21日23時22分 スポーツ報知
◆プロボクシング ▽スーパーフェザー級(58・9キロ以下)契約10回戦 ○仲村正男(10回判定)金子大樹●(21日、東京・後楽園ホール)
元東洋太平洋スーパーフェザー級王者でIBF世界同級15位の仲村正男(27)=渥美=がノンタイトル10回戦で、元日本スーパーフェザー級王者で日本同級2位の金子大樹(27)=横浜光=を2-1の判定(97-93、96-95、94-96)で下した。
今年1月に東洋太平洋王者ジョムトーン・チューワッタナ(タイ)に判定で敗れている金子は、あえて実力者の仲村を迎えて再起戦に臨んだが、「これから復活しようという気持ちが強く、力が入りすぎた。パンチを狙いすぎて、リズムに乗れなかった」と気負っていたことを明かした。
2013年大みそかにWBA世界同級王者・内山高志(ワタナベ)に挑戦し、ダウンを奪いながらも大差判定負け。仲村に勝って、世界再挑戦を探りたかったが、「今の僕の力はこんなもんです」と潔く負けを認め、今後については「会長やスタッフと話し合って決めたい」と語った。