【世界陸上】競歩世界記録保持者の鈴木が途中棄権「ふがいない」
2015年8月23日10時42分 スポーツ報知
◆世界陸上第2日(23日、中国・北京)
男子20キロ競歩は世界記録保持者で金メダルが期待された鈴木雄介(富士通)が、11キロ付近で途中棄権した。鈴木は股関節に痛みを抱えていた。
藤沢勇(ALSOK)は1時間21分51秒の14位にとどまり、日本勢は3大会連続の8位入賞はならなかった。高橋英輝(富士通)は48位に沈んだ。ミゲルアンヘル・ロペス(スペイン)が1時間19分14秒で初優勝した。
男子400メートル予選3組で金丸祐三(大塚製薬)は45秒65の6着で準決勝に進めなかった。
鈴木雄介「悔しい。期待してもらっていた中、こういう結果でふがいない。6キロすぎで結構な痛みがあった。(リオデジャネイロ五輪がある)来年が本番なので、やめた方がいいと思った」
藤沢勇「やり切ったけれど、もったいないことをしたなと思う。(五輪代表争いは)ハイレベルな戦いになる。また挑戦していく」
高橋英輝「動きがばらばらになった。(鈴木)雄介さんの状態が良くなくて、自分がと思ったが…。次は日本の力を見せたい」
今村文男コーチ「(鈴木は)このままレースを続けていくことは難しいとのことだった。最低でも入賞と思っていた。想定外」