広島原爆の日:カープ、全員が背番号「86」

毎日新聞 2015年08月06日 19時33分(最終更新 08月06日 19時59分)

「86」の背番号がついたユニホームを着て黙とうをする広島の選手ら=広島市南区のマツダスタジアムで2015年8月6日午後5時52分、大西岳彦撮影
「86」の背番号がついたユニホームを着て黙とうをする広島の選手ら=広島市南区のマツダスタジアムで2015年8月6日午後5時52分、大西岳彦撮影
【広島−阪神】広島の先発・藪田=マツダスタジアムで2015年8月6日、大西岳彦撮影
【広島−阪神】広島の先発・藪田=マツダスタジアムで2015年8月6日、大西岳彦撮影

 原爆が投下された記憶を次世代に継承しようと、プロ野球・広島東洋カープは6日、マツダスタジアムで行われた阪神タイガース戦で、選手・監督ら全員が背番号「86」のユニホームを着用して試合に臨んだ。セ・リーグの公式戦でチーム全員が統一ユニホームを着用したのは初めて。

 8月6日に原爆が投下されたことを知らない子供たちが地元でも増えていることから企画。選手らは、胸に「PEACE(平和)」、背中には「HIROSHIMA(ヒロシマ)」と記されたユニホームと、平和の象徴である白いハトが描かれた帽子を着用してプレーした。【細谷拓海】

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