浦上天主堂:70年前の8・9をCGで再現…長崎

毎日新聞 2015年08月06日 22時15分(最終更新 08月07日 01時13分)

浦上天主堂の正面に映し出されたきのこ雲の映像=長崎市で2015年8月6日午後8時33分、山下恭二撮影
浦上天主堂の正面に映し出されたきのこ雲の映像=長崎市で2015年8月6日午後8時33分、山下恭二撮影

 長崎原爆で倒壊し戦後再建された長崎市の浦上天主堂で6日夜、被爆前後の建物の様子をコンピューターグラフィックス(CG)で再現するイベントがあった。映像を外壁に投影し立体的にみせる「プロジェクションマッピング」という手法を使った。

 長崎市の戦後70年事業の一つ。長崎県諫早市出身の芸術家、酒井一吉さん(30)=東京都=ら被爆3世で作る「浦上天主堂再現プロジェクト」実行委員会が実施した。

 1回約10分間上映。キリスト教徒の受難や原爆の投下、きのこ雲が上がり天主堂が炎に包まれる様子などが映し出された。酒井さんは「被爆をどう伝えるか試行錯誤した。被爆地に来てもらい、議論するきっかけになれば」と話した。

 映像は8日夜にも4回上映予定。定員は各回600人で、午後6時から近くの天主公園で整理券を配布する。【竹内麻子】

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