もしかして家電って、技術を駆使して10年前後で壊れるように設計されている?
と、疑いたくなるくらい毎年次々と壊れていく。
一番早くに壊れたのは7年目で冷蔵庫。
11年目にはリビングの電気の基盤。
14年目に給湯器。
15年目にはエアコン2台が同じ日に壊れた。
17年目の今年はガスコンロ。
10年目頃にテレビがブラウン管から液晶になったため、買い換えざるを得なくなった。ついでに洗濯機をドラム式に、ビデオデッキをDVDに買い換えた。
その他、掃除機や炊飯器、細かいものだとドライヤーやヘアアイロンも2代目だ。
修理すればまだまだ使えると思われるが、決まって「廃盤で部品がない」とか「修理代の方が高くつく」とか「新しい物の方が電気代が安い」と言われ、仕方なく買い換えることになる。
確かに次々と性能の良い物が開発され、より便利に、より快適に、それなのに電気代が抑えられることはわかっている。
買い換えにかかるお金が惜しい訳ではない(いや、惜しい)。
いつかは壊れて買換えが必要なこともわかっている。
どこが壊れてしまったのか原因を探ったり、何とか修理しようと手を尽くすこともなく簡単に買換えを迫られるという状況がイヤなのだ。
例えるなら、体調が悪くて病院に行ったのに、カルテ(今はパソコンかな?)ばかり見て、聴診器すら当ててもらえなかった…という状況。
修理することで新しい物が売れなくなるとか、経済が回らなくなるとかの事情もあるのだろうが…。
しかし、買い換えたことでより便利で快適さを手に入れていることも事実。
そう考えると納得せざるを得ないのかもしれない。