水樹奈々のYouTube公式チャンネルに、10月15日発売の30thシングル「禁断のレジスタンス」のビデオクリップがフルサイズでアップされた。
このPVのロケ地となったのは、水樹の地元である愛媛県新居浜市にある歴史遺産「マイントピア別子」と「端出場水力発電所」の2カ所。アンティークの白いドレスで黒いバラを抱えて歌う幻想的なシーンは、マイントピア別子内で“東洋のマチュピチュ”と呼ばれる東平エリアで撮影されたもの。地上8.5m、幅1mの危険な足場に水樹は命綱なしで挑んだ。なお撮影場所には車で入ることができないため、水樹は220段の階段を衣装のハイヒールで何度も往復したという。
またスチームパンク風の衣装で熱唱するバンドセッションのシーンは、1912年に建てられた端出場水力発電所にて撮影。産業遺産として普段は見学も許されない立ち入り禁止の場所だが、水樹が地元愛媛の観光大使を務めていることから特例としてPV撮影が許可されたとのこと。赤レンガで組まれたクラシカルな建物の中には古いドイツ製の発電機が残されており、国内撮影とは思えない迫力ある映像を作り上げている。