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最終更新:2015年8月22日(土) 10時56分

天津爆発現場にウサギ・ニワトリ、不安和らげる意図か

 中国・天津で起きた化学工場の爆発で、現地メディアは、現場近くに檻に入れたウサギやニワトリが置かれている写真を掲載しました。汚染への不安を和らげようとの意図があるとみられます。

 廃墟の前に置かれた檻の中で窮屈そうにしているウサギ。こちらの写真には鳩やニワトリも映っています。一連の写真は、先週、中国・天津で起きた爆発現場付近で撮影されたもので、現地メディアは「2時間放置しても問題なかった」と報じています。

 ロイター通信は、爆発による化学物質汚染への不安が拡大する中、これを抑えようとする意図があるものとみられるとしています。ただ、同時に公開された写真ではガスマスク姿の作業員が映っていて、住民らの不安は簡単には払拭されそうにありません。(22日08:30)

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