最初で(多分)最後のYAPC:Asia Tokyo 2015に参加してきました。ブログを書くところまでがYAPCとの事なのでちゃんと役目を果たそうと思います。
初参加だったのですがYAPC::Asiaは今年で最後とのことで、私にとっては文字通り最初で最後のYAPC::Asiaになりました。2日間どのトラックも楽しく有意義な話が聞けてモチベーション上がりました。
1日目の初めから行きたかったんですが、不覚にも前日飲み過ぎて遅刻しちゃいました。LarryWallさんの話聞きたかったな。。。というわけでそれ以降で聞いたトラックをつらつらと書いてきます。
1日目
Effective ES6
http://www.slideshare.net/teppeis/effective-es6
まずは出たことだけ知っていたES6のお話。部屋が満員で立ち見も出ているところに到着し見るの諦めようかと思いましたがどうにかスペースを確保出来て後ろのほうで人の合間から覗いてました。
6月に公開されたES6で導入された新しい機能や5との違い、今までカオスを薄めてきた数々のベストプラクティスとのお別れ等センセーショナルな内容でした。
TBD
Matz「Rubyの一番悪い点はPerlの影響」!? 次世代の言語の話も盛りだくさん #yapcasia #yapcasiaA - Togetterまとめ
ご存知Rubyの生みの親であるまつもと ゆきひろさんのお話。TBDは「To Be Defined」ではなく「Toward Brain-aware Design」だとのことでしたw現在作っている新しい言語であるStreemの紹介をしてて興味深かった。ちょっと自分でもやってみようかな。
Perlで学ぼう!文系プログラマのための、知識ゼロからのデータ構造と計算量
Perlで学ぼう!文系プログラマのための、知識ゼロからのデータ構造と計算量 // Speaker Deck
次はデータ構造のお話。文系プログラマではないはずなんですが、私は計算とか弱い系なので非常に分かりやすくてよかったです。
Electron: Building desktop apps with web technologies
Github社の作ったエディタで有名なAtomの基盤になっているElectronという技術についての説明とDemo。これもなかなか興味深いので今度なんか作ってみよう。
大規模でも小中規模サービスでも捗る microservices な Web サービスのつくりかた
最近何かと話題になるmicroserviceのお話。考え方やハマりどころなど具体的な話を沢山聞けてなんとなくイメージ出来るようになったつもりになりました。
2日目
ISUCONの勝ち方
ISUCONというWebアプリケーションのパフォーマンス改善コンテストの歴史と参加したときに役立つコツを色々と紹介していただきました。
我々はどのように冗長化を失敗したのか
冗長化への挑戦と失敗の話。まだまだ自分はこの辺弱いので世のインフラ系エンジニアの苦労を垣間見た気がします。
Docker3兄弟について
DockerMachine、DockerCompse、DockerSwarmのDocker3兄弟の紹介。Docker3兄弟という言葉はアルパカ大明神さんが作った言葉なので他では通じないのでご注意をとのことです。
ランチセッションA
社内システムを自分たちで作るのっていいですね。勉強にもなるし、試してみたい技術使えるし。 運良く豪華弁当にありつけました。ごちそうさまでした。
Adventures in Refactoring
Github社でのリファクタリングの話。正しいことをキチンとやろうってことなんですが実際はそれがすごく難しいんですよね。それが出来ているGithub社は凄いなぁと思いました。
HTTP2 時代の Web
HTTP2の登場でHTTP1.1からどう変わるのか、必ず移行しなくてはいけないのか等のお話。まだまだHTTP2が浸透するには時間がかかるだろうけどこのビッグウェーブに乗らない手はないと個人的には思いました。Webエンジニアなら少なくとも知らないふりして置いておくのはマズイ気がしましたね。
おわりに
本当にどの話も面白かったです。あとで動画が上がるらしいので見たかった他のトラックも見ようと思います。
そんなYAPC::Asiaが今年で終了なんて本当に惜しいですが、どうやら次なるイベントが画策されているようで今後はこちらが盛り上がることを期待します。